内容
1951年4月16日、ニューヨークのウォルドルフ・アストリア・ホテルで「アメリカ社会の半世紀を振り返る」ことを目的に討論会が開かれた。
そこでは、まずこの50年間における社会的発展について総括した後、「宗教的な社会」「自発的な協力」「政治の分権化」「変化の受容」「道徳的なリーダーシップ」「ねたみのない社会」「階級のない社会」「私有財産制度」「企業間競争」「経済の政治力からの独立」というアメリカ社会のダイナミズムを特徴づける10要素について議論された。
『経営者の役割』の著者、チェスター・バーナードなどの産業人をはじめ、人文科学や社会科学の権威、また教育界の重鎮などに交じり、ドラッカーが鋭い分析と洞察が提示する。本稿はその抄録であり、ドラッカーに関する記録として日本未発表のものの一つ。