内容
マヒンドラ・アンド・マヒンドラ・グループ(M&M)はインドとパキスタンが分離独立する1947年の数年前、すなわち45年誕生したインドの有力財閥であり、その歴史は独立国としてのインドの歴史とほとんど重なる。2008年4月現在、8セクター98企業からなるM&Mを率いるのは、ハーバード・ビジネススクールでマネジメントを学んだ3代目である。ルノーとの合弁、自社開発の〈スコーピオ〉、ジャガー・ランドローバーの買収提案などで、企業のみならず、彼自身も自動車業界では一目置かれる存在になっている。M&Mは現在、「革新的で世界的な企業グループになる」というスローガンの下、絶えざる変革を続け、グローバル化とイノベーションに余念がない。またM&Mは、コングロマリットでも持ち株会社でもなく、「企業連合」、いわゆる連邦経営を実践している。第3代グループ総帥のアナンド・マヒンドラに、インド発のグローバル企業の戦略について聞く。