適性多面評価の安定性と妥当性に関する一考察

関本 昌秀 (著)

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価格: ¥630 (税込)
発行日: 1983/1/1
ページ数: 17ページ
サイズ: B5
本の種類: 中綴じ

本調査は,昭和53年と昭和56年の2回にわたって実施された某化学工業会社の技術系課長に対する適性多面評価の結果を比較分析することによって,次の3点を検討することを狙いとしておこなわれた。(1)前後2回の適性多面評価デ二タに対する因子分析の結果がどの程度似かよったものであるか。いいかえるならば,両者の因子構造の間に変化がみられるか。(2)前回の適性多面評価によって測定された技術系課長の能力・性格が3年の間にどの程度変化するものか。(3)適性多面評価によって測定された技術系課長の能力・性格と彼らに対する人事評価とが,どの程度一致するものか。すなわち,適性多面評価の妥当性はどの程度のものか。調査対象者は,某化学工業会社の技術系課長119名である。データ分析の結果,つぎの点が明らかになった。(1)昭和53年と昭和56年の適性多面評価値の全調査対象者に対する平均値および標準偏差値は,質問項目別にみても,能力・性格カテゴリー別にみても,ほとんど変りない。(2)両者の因子構造は非常によく似た姿を示していた。(3)調査対象者に対する両年次の適性多面評価値はほとんど変っていない。調査対象者の83.1%~96.6%の者は,十0.2~一0.2の範囲内のわずかな変化に留っていた。(4)適性多面評価値と人事評価との間には強い相関がみられた。すなわち,適性多面評価のAdministrative Ski11,Human Skill,Emotional Variablesの得点は,「計画・管理の能力」や「対人関係の能力」に関する人事評価点と強い相関を示し,適性多面評価のTechnical Skillの得点は,「専門能力」に関する人事評価点と強い相関を示していた。以上の結果から,適性多面評価結果の安定性と妥当性が検証された。
... 年の適性多面評価値の全調査対象者...
... 対する両年次の適性多面評価値はほとんど変っていない。調査対象者の...
... 適性多面評価値と人事評価との間...
...まず,調査対象者全員に対する適性多面評価値の平均値および標準偏差値が,どの程度変化するもの...
... 評価項目別適性多面評価値の平均および標準偏差...
... 能力・性格カテゴリー別適性多面評価値の平均および標準偏差実施年次...
...年間に適性多面評価値がどのような変化を示...
... 適性多面評価値の変化の方向と変化値の平均...
...このことからも,適性多面評価値が,全体として...
... 評価項目別適性多面評価値の変化絶対値の平均と標準偏差...
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