初めて恋をした日に読む話 5話 山下くんと過ごした一夜 あらすじ ネタバレ

 

ドラマ「初めて恋をした日に読む話」5話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!

[あらすじ]

怒涛の塾の強化合宿を終え、美和(安達祐実)ともんちゃん(真凛)に合宿後の現況を伝えている順子(深田恭子)。

自分と匡平(横浜流星)のインフルエンザがうつり、
自宅で臥せっている雅志(永山絢斗)に元気を出してもらおうと写真を送ったりしているが、雅志がなぜ隔離部屋にわざわざ泊まりに来たのか考えもつかない。

そんな順子は、合宿中突然王子さまキャラになった匡平の行動は、全て美和のいたずらだと思い込んでいて、匡平の本心には全く気づいてはいないが、教師と生徒としての師弟愛は感じると言う。
「塾講師は自分の天職だったのかもしれない」と嬉しそうに語る順子に、美和たちは唖然となるばかりだった。

匡平の真剣な気持ちをいたずらだと順子に誤解させてしまった美和は、

お詫びとして順子が20代の頃に撮ったハロウィン仮装パーティーの写真を匡平に送る。

それを見たエンドー(永田崇人)たちから、「魔除け?」「罰ゲーム?」といじられる匡平。

一方、模擬試験が近づき、匡平の勉強法を模索する中、順子は理系を強化すべく雅志に協力を求め雅志のマンションを訪ねる。

順子からの連絡に心を躍らせる雅志だったが、部屋の扉を開けると
順子と一緒に匡平の姿があり…。

複雑な気持ちの雅志は、多少腹を立てながらも今の勉強法の問題点を指摘しつつ二人を応援することを決意。

雅志のアドバイスで、テスト時間に目が冴えるよう朝型生活に
変更した匡平は、順子とともに一層勉強に励んでいく。

そんなある日、妻から届いた離婚届を提出するか悩んでいた山下(中村倫也)は、偶然にも順子と出くわし半強制的に飲みに連れていく。
そして、すっかり泥酔した順子を家まで送った山下だったが…!?

[ネタバレ]

ある朝、順子(深田恭子)のベッドでなぜか毛布とガムテープでぐるぐる巻きにされた山下(中村倫也)の姿が。

何故、こんなことになっているのか…山下は、やけに冷静でした。

そう、この2か月、山下には色んな事が起きていました。

初恋の相手・順子と再会したこと。

若気の至りでした結婚が幸せと思えなくなっていたこと。

そして、なぜか、現在好きな相手に簀巻きにされているのに、結構元気であるということ。

さて、時は1か月前に戻ります。

怒涛の塾の強化合宿を終え、美和(安達祐実)ともんちゃん(真凛)に合宿後の現況を伝えている順子です。

自分と匡平(横浜流星)のインフルエンザがうつり、自宅で臥せっている雅志(永山絢斗)に元気を出してもらおうと写真を送ったりしているが、雅志がなぜ隔離部屋にわざわざ泊まりに来たのか考えもつきません。

そんな順子は、合宿中に突然王子さまキャラになった匡平の行動は、全て美和のいたずらだと思い込んでいて、匡平の本心には全く気づいてはいませんが、教師と生徒としての師弟愛は感じると言います。

「塾講師は自分の天職だったのかもしれない」と嬉しそうに語る順子に、美和たちは唖然となるばかりでした。

匡平の真剣な気持ちをいたずらだと順子に誤解させてしまった美和は、お詫びとして順子が20代の頃に撮ったハロウィン仮装パーティーの写真を匡平に送ります。

それを見たエンドー(永田崇人)たちから、「魔除け?」「罰ゲーム?」といじられる匡平…。

一方、模擬試験が近づき、匡平の勉強法を模索する中、順子は理系を強化すべく雅志に協力を求め雅志のマンションを訪ねます。

順子からの連絡に心を躍らせる雅志でしたが、部屋の扉を開けると順子と一緒に匡平の姿があり…。

複雑な気持ちの雅志は、多少腹を立てながらも今の勉強法の問題点を指摘しつつ二人を応援することを決意します。

雅志のマンションからの帰り道、匡平は順子から参考書を借りるという口実で、順子を家まで送っていきます。

しかし、順子の家につくと、たまたましのぶ(檀ふみ)と出くわしてしまいます。

 

頭がピンクの匡平を見て、驚くと同時に、しのぶは、まくしたてて言いました。

「あなたのチャンスはもう終わっている。自分の人生を立て直しなさい。あんなに頑張ったのに、あなたは落ちたんだから。あんな子が、簡単に東大に受かるわけないじゃない!」

そんな物言いのしのぶに、順子は堪忍袋の緒が切れます。

「お母さん、口を謹んで!あの子は、私じゃないの!私は、この年まで逃げ回っていて、お母さんの望みは何一つかなえてあげられなかった。だから、お母さんが文句を言いたくなるのはわかるよ!でも、これは、あの子の挑戦なの。私の生徒を否定することは許さない!」

順子の剣幕に、しのぶは、何も言えずに家にはいりました。

そして、順子が東大に落ちて帰ってきた日の事を思い出していました。

本当は辛く悲しかったはずの順子は、暗くするまいと、しのぶに対して、無理に笑顔を見せました。

そんな、順子を、しのぶは、平手ではたきました。

「馬鹿ね。あの時の私の気持ちまで味わうことないのに。」

しのぶに大きな声をあげてしまった順子もまた、落ち込んでいました。

しのぶの気持ちは、痛いほど理解していましたが、それに対して解答できないこともわかっていたからです。

部屋に戻った順子の携帯電話に、知らない番号から着信がありました。

相手は、匡平でした。番号を教えた覚えのない順子でしたが、以前、山下に教えているのを聞いたという匡平の暗記力に感心してしまいました。

匡平は、家の前でのしのぶとのやり取りを心配して、電話をかけてきたのでした。

しのぶに、あんな大きな声をあげたのは、初めてだという順子に、匡平は言いました。

「俺は嬉しかった。元気?」

「今、元気になった。ゆりゆりは?」

「元気。それだけ。おやすみ。」

それだけを伝えると、匡平は電話を切りました。

そして、雅志のアドバイスで、テスト時間に目が冴えるよう朝型生活に変更した匡平は、順子とともに一層勉強に励んでいきます。

自分の力だけでは足りないと痛感した順子は、匡平を勅使河原(高橋洋)の授業にも参加させてもらえるようにお願いしました。

最初は、渋る勅使河原でしたが、塾長・梅岡(生瀬勝久)の鶴の一声で、許可されました。

匡平は、自分の力不足を痛感、素直に様々なアドバイスを実践していきます。

そして、毎朝の自習のために早朝から学校へ向かうルートに順子の家の前を含めました。

順子の部屋の窓を見つめ、自分を奮い立たせていたのです。

学校では、山下も協力してくれました。

そして、迎えた模試の日の朝、会場で匡平を待っていました。

順子は、もし直前のアドバイスを匡平にします。

でも、むしろ落ち着いていないのは、順子の方でした。

匡平は、順子が持ってきたおやつを、1つ手に取ると、会場へと向かいます。

「頑張れ!ゆりこ!」

そんな順子の応援に、振り向き舌を出す匡平。

順子は考えていました。もし、匡平が東大に落ちた時のことを。

自分が落ちた時より、辛くなるとわかっていました。

それでも、辞めたいとは全然思わないのでした。

模試明けに、塾で答え合わせをしていました。

初めての模試は、燦々たる結果になりそうです。

試験会場という空気にのまれ、実力が発揮できなかったこと、ペース配分が上手くつかめなかったことを、悔しがる匡平です。

順子は、これから頑張ればいいと励まし、エンドーたちが待っているからと、食事に行こうと言います。

「息抜きも勉強の一つ。受験生にとって、追い詰められている時間が一番もったいない!!」匡平は、落ち込んではいましたが、順子の言葉に、少しだけ笑顔が戻るのでした。

いつものお好み焼き屋「ハングリージャングル」で盛り上がる、面々ですが、匡平はいつもより元気がありません。

そして、本当は順子も落ち込んでいました。

恐らく、今回の模試はE判定が確実です。

自信がつきはじめたこのタイミングでの模試はかえって、良くなかったかもしれないと、自分の指導方法に不安を抱いていたのです。

そんな順子の暗い表情に、匡平はすぐ気が付きました。

楽しい食事も早々に切り上げ、帰宅する匡平に、順子も同行しました。

バスの中で、匡平は模試が振るわなかったことを謝りました。

そして、「他の先生じゃなくてよかった。」と、順子に伝えました。

自分よりも凹んで落ち込んでくれる順子が先生でよかったと。

「先生みたいな大人になれますかね?」

「ユリユリ、塾講師になりたいの?」

匡平の気持ちは、大きなカーブを描き、思った風には伝わりませんでした。

匡平は、少し呆れたように窓の外に、視線を向けるのでした。

その夜、妻から届いた離婚届を提出するか悩んでいた山下(中村倫也)は、偶然にも順子と出くわし半強制的に飲みに連れていきます。

実は、離婚したことを明かされた順子は、山下を励ます順子です。

ところが、すっかり泥酔した順子です。そんな順子を家まで送った山下ですが…。

なんとかこっそり、部屋まで運び、少しだけ話す2人です。

山下は、何となく匡平の気持ちは感づいていました。

さりげないブレーキとして、「1人の生徒にあまり入れ込むのは、いい先生とは言えない。」とくぎを刺しました。

しかし、順子は言います。

「私、いい先生じゃないもん。…でも、幸せな先生かな。」

そういって、ぐっすりと眠ってしまった順子が、目を覚ますと、横には山下の姿が!?慌てた順子は、何をどう思ったのか、山下を毛布で簀巻きにし始めます。

目を覚ました山下と、親に気づかれぬうちに外へ出た順子は、さりげなく昨日の夜のことを聞き出します。

「別にやってね~よ。」泥酔したことを、深く後悔する順子に山下は告げます。

「気が強くて、隙だらけで、男なんか興味ないって顔で、夢中で勉強して。高校の頃、俺が好きだったころのまんまだ。」

そこに、何の運命のいたずらか、匡平が自転車で通りがかってしまいました。

匡平は、山下と順子の姿を見て、硬直します。

順子は、匡平の誤解を解こうとしますが、振り払うように匡平は自転車で走りだしてしまいました。

山下は、順子を止め、尋ねました。

「高3男子が、毎日毎日、担当講師の写真を持ち歩いて勉強をしています。その心情をわかりやすく説明しなさい。」

「極めて…。極めて信頼関係のある教師と生徒の関係。」

「作者の主観はいらないんだろ?」

山下は、匡平の気持ちがわかっていました。あの頃の自分とそっくりだったからです。山下は、順子に今の気持ちをぶつけようとしますが、順子の心はそれどころではありませんでした。

またもや、山下の話を曲解してしまったのです。

『匡平が順子を好き!』ではなく、順子の行動が…つまり32歳のおばさんが18歳の高校生をたぶらかしているように見えていたと思ってしまったのです。

「全部、0点じゃ~ん!!!」
まるで、鈍感な順子に、山下は呆れて帰っていくのでした。

以上、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」5話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!

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