特捜9 シーズン3 第3話 3人にかくされた秘密 あらすじ ネタバレ

ドラマ「特捜9 シーズン3」第3話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第3話

[あらすじ・ネタバレ]

フレンチレストランのオーナー・栗原俊也(斉藤悠)が店内で撲殺されるという事件が発生、特捜班は現場に臨終して捜査を開始する。

凶器は見つかっておらずレジからは売上金が盗まれていた。

矢沢(田口浩正)は店の食材が冷凍焼けしているのを不審に思い、念のため鑑識の佐久間(宮近海斗)に冷蔵庫の中身を全て写真に写してもらう。

直樹(井ノ原快彦)は第一発見者で従業員の青山香織(佐藤玲)から話を聞く。

先代オーナーが亡くなって留学していた息子・俊也が店を継いだ、しかし、俊也は店を強引に洋食からフレンチに変えた、さらに先代オーナー自慢のオムライスもメニューから消そうとしていた

一緒に働いていた従業員の佐々木は「付いていけない」と店を辞めた、犯行推定時刻にはヘッドスパに行っていてアリバイがある、直樹は棚の下にどこか風景の写っている写真の切れ端を見つけ、これも佐久間に場所の特定を頼む。

その後、直樹と新藤(山田裕貴)は香織のアリバイの裏取りのために店に向かい、ヘッドスパリストの江藤ゆり子(真飛聖)から話を聞く。

香織は確かにその時間店に来ていて記録も取ってある、料金は高額だが、悩み相談も受けており顧客も多い
さらに2人にゆり子「警察は人を疑うのが商売」

「心の中にドロドロしたものがあるが、人に見られたくないから蓋をする」「まるで暗渠(あんきょ)のように」と意味深なことを囁く。

小宮山(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は店を辞めた佐々木から話を聞く。

俊也は食材を冷凍焼けさせるほど実力が無いのに高い理想だけを振りかざしていた、何かあると人のせいにして自分や香織は暴力も受けていた
自分は早々と見切りをつけたが、10以上前から先代に世話になっていた香織はなんとか耐えていた。

特捜班は一度集合して情報を整理する。

監察医の早瀬川(原沙知絵)によると死因はバールのような金属で殴られたことによるものと判明する。

さらにヘッドスパの監視カメラに香織が映っていたことも判明する。

香織には先代の店を守る為には俊也が邪魔で動機があるが、同時に完璧なアリバイがあった。

その後、直樹はゆり子が言っていた暗渠(あんきょ)が気になり、妻の倫子(中越典子)働く店で本を読み調べていた。

東京にも多くの川がったが、高度経済成長で汚染が進んだ。

その川を埋め立ててその上の土地の開発を進めたという歴史があった。

都合が悪いものように地下に埋められた川が暗渠(あんきょ)と呼ばれている。

倫子によると先代オーナーのオムライスのことは良く知っていて直樹に味を再現したものを食べさせる。

確かに絶品で直樹も満足、さらに倫子から隠し味も含めたレシピメモを貰う。

さらに直樹は佐久間に特定してもらった写真の場所を訪れる。

すると近くの民家から女性の悲鳴が聞こえてきた!!

直樹が民家に入ると会社役員をしている篠田浩一(緋田康人)が頭から血を流し死亡しているのを発見する。

直樹は応援を呼び、第一発見者で妻の絵美子(山口香緒里)から話を聞く。

帰宅したら夫が血を流して倒れていた、夫は朝食の後に仮眠を取るのが日課になっていた、家の現金が盗まれていた、自分は犯行時間にスポーツクラブに行っていた、捜査を担当した8係りは強盗に遭遇して殺されてしまったと結論付ける。

だが、直樹はゆり子が働くヘッドスパの紙袋があることを発見、

さらに凶器がバールのような金属で見つかっていないことが引っかかる。

再び集まって情報を整理するメンバー。

小宮山と村瀬:香織が幼いころ虐待を受けていたこと、俊也が進めていたフレンチレストランへの改装を白紙に戻したこと

直樹:もう一つの事件のこと、それがフレンチレストランとの共通点が多いことと話す。

そこに班長の国木田(中村梅雀)が鑑識から受け取った大量の冷蔵庫の写真を持ってくる。

国木田「あまり鑑識に大量の指示を出さないように、それと8係の案件に首を突っ込まないように」

「それと定時になったので帰りますので」それだけ言い残しさっさと帰ってしまった。

小宮山が直樹が落としたオムライスのレシピメモを拾い、話題が移る。

どうやら生のマダラのすり身が卵に入れてありそれが隠し味だ。

すると矢沢は冷蔵庫の写真にマダラは無いことに気付く。

事件のあった日にはディナーの予約がありオムライスは必要にもかかわらずだ。

香織は店が営業できなくなることを知っていて足の速い生のマダラを用意していなかったのだろうか?

その後、矢沢と青柳(吹越満)は絵美子から話を聞くが何も答えない。

すると絵美子が書いたと思われるイラストを発見、尋ねようとするが「ごめんなさい、ごめんなさい」と急に怯えてしまった。

さらにその後、隣人から絵美子は夫の浩一から酷いDVを受けていたと話を聞く。

直樹は再びゆり子の元を訪れて絵美子のことも揺さぶりを掛ける。

ゆり子「世の中には生きる価値の無い人間もいる」

「実力が無く理想だけが高い料理人、妻に暴力を振るう夫、自分の正義にようおめでたい警察」

「みんな人の痛みが好物」明らかに2つの事件を指していたが、

「冗談ですよ」と続けるゆり子。

日常的な暴力、それに伴う殺意、現場から消えた金属と思われる凶器、完璧なアリバイ、ヘッドスパ、悩みを聞いていたゆり子。

2つの事件の共通点が増えていくばかりだった。

特捜班は手分けして2つの事件を調べ直すことにする。

直樹と新藤はある暗渠(あんきょ)で年老いた元警察官から過去に起きた事件を聞く。

まだ川が流れていたころこの場所で1人の男がバールのような金属で殴られて殺されたが、凶器は見つかっていない、その男は娘に酷い暴力を振るっていた、娘は若い警官に誰にも言わないことを条件に暴力のことを話したが、警官は約束を破り父親に注意をした。

そして、暴力はますますエスカレートしていった、その娘はゆり子のことで、他の二人と同様酷い暴力を受けた経験があったのだった。

直樹と新藤はゆり子に過去の事件をぶつける。ゆり子「その後に待っていたのは絶望じゃない、地獄よ。」「終わらせるには自分で何とかするしかなかった。」「自分で自分を救ったの…偉いでしょう?」

ゆり子は過去に父親を殺したことを認めるのだった。

だが、当然時効を迎えていて今更罪には問えなかった。

それを聞いた新藤は我慢ならず「ゆり子に2人を唆して殺人を実行させた」と言い切る。

ゆり子「人が怒ると本性を現す。だから怒るのを見るのは大好き」

「証拠は無いわ!!」と高笑いをする。

直樹「必ず暴きますよ。私たちの仲間が!!」とゆり子に啖呵を切るのだった。

小宮山と村瀬は香織に、矢沢と青柳は絵美子に追求していく。

2人とももう一つの事件の被害者の写真を見せられる動揺、そちらのアリバイは無かった。

矢沢は「自分も過去に苛められていたこと、誰にも話せずに自分でキャラクターを描いて慰めていた。あなたと同じように」と絵美子に話しかける。

村瀬は香織に「殺人が起きた店には誰も来るはずが無い」と言い放ち、SNSが炎上している事実を突きつける。

さらに小宮山は香織が作ったマダラのすり身が入ったオムライスを食べながら、「とっても美味しい。あなたが守りたいのは店じゃなくて本当はこのこのオムライスじゃないの?」と問いかける。

これらの言葉を受けて香織と絵美子は全てのことを自白するのだった。

香織と絵美子はそれぞれのターゲットを交換して殺人を実行、アリバイを確保したのだった。

お互いのことは知らなかったがその裏にいたのはゆり子だった。

絵美子は自殺をしようとしていたときにゆり子に遭遇、自分と同じ過去を持っていたことに心酔して持ち掛けられた殺人計画を実行することにした。

ゆり子から凶器のバールを受け取り、俊也を殺害した。

その時、自宅付近が写った写真を落とし棚と床の僅かの隙間に入り込んだ。

それを慌てて引っ張り出したので切れ端が残ってしまったのだった。香織はゆり子経由で凶器のバールと手がかりとなる絵美子の自宅付近の写真を受け取とった。

その情報を元に自宅に向かい浩一を殺害した。

香織は「こうすることが店を守ることになる」と思ったが、実際は炎上、間逆の結果となってしまい殺人を後悔する。

凶器のバールはゆり子に返したという。

直樹と新藤は2人が自白したことと後悔していることを告げる。

ゆり子「嘘よ。救ってあげたのに…」かつて自分がやったことを思い出す。

過去にはバールで暴力を振るう父親を殺した。

そして、現在では父親を殺した同じバールで香織と絵美子に殺人を実行させた。

そんなゆり子に直樹は「同じ罪を犯した仲間が欲しかっただけだ」「今も苦しんでいる。あの暗渠(あんきょ)の下にあなたの心は傷ついたまま残っている」とぶつける。

ゆり子「何が分かるの?何をしてくれたの!」
「正義の自己満足をしていただけ!」「私は自分の力で生き残った!!」と戸棚に閉まっていた3人もの命を奪ったバールを持ち、抱きしながら泣き崩れてしまう。直樹「もう大丈夫だよ…」
直樹はゆり子のことをそっと抱きしめるのだった。

以上、ドラマ「特捜9 シーズン3」第3話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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