ちゃちゃ入れマンデー 5月5日特集 うどんと肉じゃがの発祥地はどこ?意外な事実が明らかに・・・

 

テレビ『チャチャ入れマンデー』特集のうどんと肉じゃがの発祥地について調べてみました!

[うどんの発祥地]

うどんの発祥地といえば「福岡」や「愛媛」いや「香川」など色々候補が上がってきますが、実際はどこ発祥が正しいのでしょうか??

まず「福岡」で調べてみると”福岡市博多区の承天寺には「饂飩(うどん)蕎麦発祥の地」という石碑があり、 承天寺に聖一国師という僧侶がいて、
宋時代の中国にわたって大陸の文化を学び1241年に帰国した際、うどんの製粉技術を持ち帰ったと伝えられています”とあります。

また「愛媛」や「香川」が発祥という噂は実は福岡で修業した職人が四国に渡り技術を伝承したことに始まるようです。

なので日本で
最初にうどんが伝わった発祥の地は「福岡」ということになります!

福岡のイメージとしては「ラーメン」のイメージが強かったですが
実は「うどん」だったのですね…。

しかし、さらに「うどん」について調べてみると「奈良県」が発祥という文献がありました。

その名も「はくたくうどん」というものです。

なんでも平安時代、一条天皇が春日大社を訪れた際に振る舞われた『はくたくうどん』が
起源とする説があるようです。

歴史が古い街なだけあり、奈良はいろんなモノの発祥地とされ、日本酒や饅頭(まんじゅう)、わらび餅
……挙げればキリがないほどあります。

うどん発祥地の根拠となるものは、藤原実資(さねすけ)の日記『小右記』の永祚元年(989年)の段で
それによると、遣唐使が伝えた唐菓子の中の餺飥(はくたく)は、うどんの原型と考えられているようです。(福岡じゃなかったのか…orz)

また、一条天皇が春日大社を訪れた際に “はくたく” が振る舞われたとの記述もあり、この “はくたくうどん” がうどんの基とする説があるとのこと…

では、平安時代のうどんはどんな味だったのでしょう?

材料は小麦に山芋粉、米粉と塩。

そして奈良の特産品である吉野葛が材料で
見た目は平べったく、群馬県の郷土料理とされる「ひもかわうどん」に似ています。

味はつるんとした喉ごしで食べやすいとのこと。
もちろん今風に食べやすいようアレンジされているのでしょうが、現代のうどんとあまり大きな差はなく、昔の人も私たちと同じようなものを
食べていたと考えるだけでワクワクする感じですね。

年代で比べても福岡に伝わったとされるのが1241年、一方奈良に伝わったとされるのが989年なので
奈良に伝わったのが発祥といえるかもしれません。

ちなみに7月2日は『うどんの日』とのことらしいです。

参照画像(ルーツ文)

 

[肉じゃがの発祥地]

家庭料理の定番メニューでもある「肉じゃが」ですが発祥の地としては2つあるようです。

1つめが「広島県の呉」で2つめが「京都府の舞鶴」といわれてます。

さらには共に「東郷平八郎が関係している」とのこと!?

まず呉のルーツについて調べてみると東郷平八郎は、明治4年から11年までイギリスに留学していました。

そのときビーフシチューを食べて、とても気に入ったそうです。

東郷さんが、そのビーフシチューを海軍の調理人に再現してほしいと頼み、調理人が苦心した結果
としてできあがったのが「甘煮」という料理。

この甘煮こそが「肉じゃが」のルーツだそうです。

その後、戦後の昭和40年代後半あたりに「肉じゃが」という名前で、

家庭料理として普及しました。

『家庭画報』(世界文化社)という雑誌が「肉じゃが」という名前を使い出したことが始まりのようです。

呉には港もあるので信憑性が
高そうですね!

一方、京都の舞鶴での説を調べてみると、 東郷平八郎が初めて司令長官として赴任したのが舞鶴鎮守府(現・舞鶴地方総監部)であり伝えた時期は
変わらねど「肉じゃが発祥の地」として名乗りを上げたのが舞鶴市が1995年(平成7年)10月に「肉じゃが発祥の地」を宣言し1998年(平成10年)3月に広島県呉市も
「肉じゃが発祥の地?」(最初に宣言した舞鶴市に配慮して「?」をつけた)として名乗りを上げてるようです。

現在ではどちらが正しいとかではなく共に町おこし
として「ご当地グルメの肉じゃが」となっているようです。

ただ同じ肉じゃがでも若干違うようです。

まいづる肉じゃが

京都府舞鶴市で提供されているご当地グルメである。

肉じゃがで街を活性化する目的で、市民有志によって「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」が結成され、市内の飲食店で販売されるようになった。

材料には【男爵いも】を用いている。

くれ肉じゃが

広島県呉市で提供されているご当地グルメである。

肉じゃが発祥の地として当市をアピールするために地元の市民団体を中心に「くれ肉じゃがの会」が結成され、会員店舗で販売されるようになった。材料には【メークイン】を用いている。

一般的な肉じゃがといえば呉の肉じゃがが近いような気もしますが、グリーンピースが入っている舞鶴肉じゃがも美味しそうですね!

結論としては「広島県の呉」「京都府の舞鶴」の両方が発祥の地といえそうです。

 

以上、テレビ『ちゃちゃ入れマンデー』特集のうどんと肉じゃがの発祥地についての紹介でした!