ノーサイドゲーム 第9話 滝川失遂の裏に潜むのは?あらすじ・ネタバレ

 

ドラマ「ノーサイドゲーム」第9話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第9話

[あらすじ]

トキワ自動車本社では滝川常務(上川隆也)を中心としたカザマ商事買収に関する会議が行われていた。
経営戦略室長の脇坂(石川禅)は会議のメンバーではない君嶋(大泉洋)をこの会議に臨席させる。君嶋はある資料を用意していた。
一方、今年こそ優勝を目指すアストロズでは七尾(眞栄田郷敦)がレギュラー入りし、浜畑(廣瀬俊朗)は控えに回った。
しかし浜畑が控え組をまとめたおかげで控え組のレベルも上がり、全体的な戦力アップがなされていた。そんな中、柴門(大谷亮平)は
七尾の弱点を発見し…。

[ネタバレ]

イギリスで起きたタンカー座礁事故の原因はカザマ商事のオイルだった。カザマはその事実をオイルの調査を行なった森下教授に金を積んで隠蔽していた。
カザマ商事買収に関する会議にて、君嶋はカザマ社長が森下教授に支払った金の受領書と青野の証言の資料を準備し、会議に臨席。論破された滝川…。
君嶋は滝川がカザマの不正を知らなかったことに驚き、面食らう。滝川は本社役員を解任され、金融子会社への異動。
脇坂がカザマ商事買収阻止の立役者として、出世。常務となった。脇坂は来年度以降のアストロズの予算縮小を伝える。アストロズは勝ち続け、ホームページからのチケットは前年比230%、広告収入も得ている。
昨年よりも収益を上げていた。なのになぜ、予算縮小なのか…。これ以上の縮小は、プラチナリーグに存続できない。それなら辞めればいいと言う。
最終的には廃部も考えていると言う脇坂は、ラグビー部をお遊びでお荷物と見ていた。脇坂はラグビー部を潰そうとしていたのだ。
「俺は気に入らないものは全て切り捨ててきた。最終的にラグビー部は廃部だ。」ラグビー部に何がどう足りないのか理論的に攻めてきた滝川と違い、脇坂は「ラグビー部なんて潰せばいい」の一刀両断。
君嶋は唖然とする。
君嶋の様子がおかしいことに気づいた浜畑。君嶋は予算縮小のことや全てを話す。しかし、アストロズのみんなは、目の前の試合をやるだけだと言う。これ以上の縮小は、プラチナリーグに存続できない。それなら辞めればいいと言う。
最終的には廃部も考えていると言う脇坂は、ラグビー部をお遊びでお荷物と見ていた。リーグ戦が開幕。アストロズは連戦連勝。そんな中、アストロズでは柴門が、七尾の弱点を発見した。
七尾はの弱点はジャッカル。七尾はこのジャッカルの最中に足を怪我したため、苦手なようだ。そして勝負のブレイブス戦を迎える。ブレイブスはジャッカルが得意なチームだ。
浜畑はラック(=双方の一人またはそれ以上の選手が立ったまま、身体を密着させて、地上にあるボールの周囲に密集するプレーのこと)に怖がらずに入って行きボールを奪い返す。
七尾はニュージーランド時代、ラックに入った際に膝をケガしたため、ラックに入るのを怖がるようになっていた。スタメンはずっと七尾だったが、浜畑にチェンジした。ジャッカルへの対応は、七尾より浜畑の方が上だ。
しかし、試合中、浜畑は怪我をしてしまう。七尾は交替を申し出るが、浜畑はそのまま出場。「この試合勝たな優勝できん俺の足なんてどうだってええのや。俺は勝つ。逃げて負けるのは死ぬより嫌や。分かったら黙って見とけ。」
選手たちは、奮起して優勝を誓う。 後半に入っても両者一歩も譲らず、ブレイブスのわずかなリードで残り15分を迎えた。浜畑の頑張りでアストロズの勝利。
試合後、君嶋は滝川がアストロズの試合を見にきていることに気がついた。「値段以上のいい試合だった。」と滝川は自分で買ったチケットを見せた。「脇坂がラグビー部を潰そうとしているようだな。
新たな敵が現れたというわけだ」「正直、滝川さんの方がよほどよかったです。あなたにはラグビーの愛情があった。ラグビー部を本当に潰そうと思えばもっと早くできたはずです。
滝川さんの指摘はいつも厳しくはありましたが、正しかった。今思えば、滝川さんは全てに対してフェアだった」
滝川の父はラグビーをやっていた。実は滝川もラグビーをしてみたいと思っていた。しかし家業が傾きラグビーはできなかった。学生時代はバイトに明け暮れていた滝川…そしてカザマへの恨みにつながる。
「やはりどこかでカザマを見返してやりたいという思いがあったのだろう。奴から会社をなんとかして奪い取ってやりたいと」とカザマへの恨みを語りつつ、ラグビーは正々堂々戦う素晴らしいスポーツだと愛を語る。
「カザマのオイルの件、よく調べたな。感服した。」と負けを認める滝川。「カザマの銀行口座の明細まで用意しているとは、さすがだ。」カザマの銀行口座を君嶋は知らない…。
ハッとする君嶋。勘づいた滝川。さらに、滝川は府中工場に飛ばしたのは自分ではないと告げる。脇坂の仕業だ。その夜。試合から戻ってから、七尾はずっと本波を相手にタックル練習を続けていた。
「七尾はいま自分を乗り越えようとしている」と柴門は思う。浜畑は松葉杖をつきながら「乗り越えますよ、あいつは。俺もまだ戦えます、終わらせません」と告げる。
「一つだけ言っておく。君を府中工場に飛ばしたのは、私じゃない。君はいつも論的だったが、君のような人材こそ経営戦略室に必要だと私は常々思っていた。それは今もかわらない」
一番信じていた人が一番の敵だった。「俺もここで終わるわけにはいかない。みんなにはいつも勇気をもらってきた。今度は俺の番だ、彼らが全力で戦ってきたように、俺も彼らを全力で守る」

以上、ドラマ「ノーサイドゲーム」第9話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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