「教場」1 キムタクの冷酷役 生徒役が豪華 あらすじ・ネタバレ

[教場]

ドラマ「教場」第1話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!

[あらすじ]

警察学校では規則は厳しく体罰は当たり前。

劣等生がいれば教官たちは「お前には無理だ」と追い詰める。

平田(林遣都)は職務質問の実習で下手だった。

実は平田は何もやっても下手で、
これまで職を転々として警察学校を最後のチャンスと決めていた。

宮坂は平田よりもっと下手で、2人は落ちこぼれ同士の仲良しだがどっち先に退校するか学校中の噂だった。

すでに4人が
成績不良で依願退職していた。

平田の父親は駐在所の警官で、宮坂(工藤阿須加)は大学生で免許とりたての冬に車が崖から落ちて死にそうなときに命を助けてもらった恩があった。

その縁で
平田と宮坂はつるんでる。

しかし宮坂が本当は優秀なのにわざと下手なフリをしてることを見抜いていた風間教官(木村拓哉)は、その日に気付いたことを何でもいいから毎日報告させた。

そんな中、平田が手錠をかける練習だと偽って、部屋で宮坂に手錠をかけベッドにくくりつけ監禁した。

出来の悪いフリをする宮坂が自分を憐れんで見下してるようで嫌いだった。

自信を
失くしたのでおしまいにする。

硫黄入りの入浴剤と酸性のトイレ洗剤を混ぜて、有毒ガス「硫化水素」を作って2人で無理心中をはかる。

そのとき風間教官が部屋の外から「お前の度胸を
見せてみろ。やれ平田」とあおり、平田は入浴剤と洗剤を混ぜた。

しかし有毒ガスは発生せず無事だった。

生徒が入浴剤をこっそり持ち込んでること、トイレ洗剤が盗まれていたこと、を
宮坂から報告うけた風間教官は、誰かが硫化水素を作ろうとしていると睨み、平田が隠し持っていたトイレ洗剤の中身を事前に水に変えていたからだった…。

[ネタバレ]

宮坂定(工藤阿須加)と平田和道(林遣都)は、共に落ちこぼれで「職質」が苦手だ。

次に警察学校を辞めさせられるのは、この2人のうちのどちらかだと予想されていた。

教官・風間公親(木村拓哉)は、宮坂に2つの質問をした。

警察学校とはどんなところだ?宮坂の答え:篩(ふるい)警察官を目指した動機は?宮坂の答え:命の恩人に憧れたから。風間は「少し残念だよ。警察官に文句があるから警察官になった、そんな学生の方がここには向いている」と言った。

風間は、宮坂が「職質」が下手なフリをしていることを見抜いていた。

宮坂に理由を尋ねるが、宮坂は答えない。

実は宮坂は、警察官である平田の父親に助けてもらった過去を持っていた。

だから自分も出来が悪いフリをして、劣等生の
平田を助けた。

あの平田巡査部長の息子なら、今は出来が悪くてもきっといい警察官になると信じて。

風間は、宮坂に「答えないかわりに、その日に気付いた点をどんなにつまらないことでもいいから報告にこい」と命令した。

宮坂は言われた通り毎日報告を行った。

一週間後、宮坂は硫黄の入浴剤が持ち込まれたことと、トイレの洗剤が一本なくなったことを報告。

宮坂:「誰かが持ち出したものと思われます」

風間:「だろうな。無くなったのはいつからだ」
宮坂:「気づいたのは今日ですが、もっと前から持ち出されていた可能性もあります」

風間:「何のために」

宮坂:「寮の裏手にある門の錆落としではないでしょうか。塩酸が入っていて強力ですから錆落としにも使えます」

風間:「もうその錆はおちているのか」

宮坂:「いいえ、まだ」

突然、風間の口調が厳しくなり、全員にランニング25周するように命令した。

宮坂は、自分がなぜ風間を怒らせたのか理解できなかった。

その後、宮坂は平田から「逮捕術」のわっぱをかける練習相手になってくれと頼まれて、引き受けた。うつ伏せの状態でベッドの上に押し倒されると、右手首に手錠がかかった。

その姿勢からぐるりと横向きにされ、両手首が
ステンレスの冷たい感触に捉えれた。

宮坂は、ほとんど身動きが出来ない状態に!!!

驚くべきことに、平田は宮坂と心中しようとしていた。

盗んだトイレの洗剤を硫黄入りの入浴剤に混ぜて、有毒ガスを発生させることによって。

平田は、もはや自信と気力を完全に喪失していた。

しかし家に逃げ帰っても、優秀な警察官である父親に恥をかかせられないし、近所に顔向けもできない。

そして…平田が警察学校で一番嫌いなのは、宮坂だった!!!

その理由は、宮坂が平田を見下して憐みをかけていたから。

平田:「他のみんなは大丈夫だよ。さっき寮の入り口に『有毒ガス発生中』の張り紙をしてきたから」宮坂は必死で弁明しようとするが、平田は洗剤のキャップを外しにかかる。

そこへ「平田、風呂の時間だぞ。宮坂もだ」と、ドアの外で風間の声が聞こえた。

平田の目が左右に動いて「巻き添えを食らいますよ」と言った。

風間は「かまわん。平田、君の度胸を試してやる。やれ」と平田を挑発。

宮坂はもがき、手首からおかしな音がして同時に眩暈もした。

平田は、顔を奇妙な形に歪ませながら、トイレの洗剤を入浴剤に混ぜた。

しかし実は、風間がトイレの洗剤の中身を水に変えていた(生徒たちがグラウンド25周している間にガサ入れ)。
この状況を予期していたのだ。

後日、平田は退校。

宮坂は、その後トイレの洗剤の容器で水を飲むようになる。

宮坂曰く、これが“お守り”。

この時のことを思い出せば、どんなことでも乗り越えて行ける!

そして風間公親のスパイとなる。
宮坂が風間を恨むことはなかった。

以上、ドラマ「教場」1のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!