１．志村けんさんのご冥福をお祈り申し上げます
志村けんさんが3月29日に新型コロナウィルスによる肺炎のため亡くなりました。
3/17に呼吸障害や全身の倦怠感を訴え、23日に新型コロナウィルスの陽性反応がでました。
翌24日には、人工心肺装置が必要と判断され、集中治療室で治療が進められていました。
70歳になる志村さんは、免疫力などが低下していることに加え、長年の飲酒や喫煙によってダメージが蓄積されていたと考えられています。
１）追悼の投稿が相次いでいます
志村さんの訃報を受けて、Twitterなどでは追悼の投稿が相次いでいます。
志村けんさん！！エイプリルフールは明後日だよ！！
天国でいかりや長介さんと再会していることでしょう…。 志村けんさんの御冥福を御祈り申し上げます。
「さよならするのは、辛いけど仕方がない」すごい胸に込み上げるものがあった。志村さん天国でもお幸せに。ご冥福をお祈りします。
志村けんさん、心からご冥福をお祈り申し上げます。 私たちを沢山笑わしてくれてありがとうございました。天国でも笑顔を絶やさないでくださいね。お疲れ様でした。
2）和田アキ子さんの追悼コメントが公表されました
芸能界で親交のあった和田アキ子さんは事務所を通じてコメントを公表しました。
とにかく残念です。
本当に回復を願っていました。（中略）
音楽も詳しくてお笑いの才能はズバ抜けていて、すごいなぁと尊敬してました。
最後に会ったのは正月の番組です。
『お互い歳だから、仕事に感謝して頑張って行こうな』って話していたんですよね。
また１人、才能あふれる人が亡くなってしまいました。
本当に残念でならないです。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
2.志村けんさんのプロフィール・経歴
志村けん（本名：志村康徳）
1950年（昭25）2月20日に東京都東村山市に生まれる
ザ・ドリフターズの付き人を経て、74年、正式メンバーに
ＴＢＳ系「8時だヨ ！ 全員集合」で「東村山音頭」のギャグでブレーク
加藤茶との「ひげダンス」、「カラスの勝手でしょ」「アイーン」など次々にギャグを生む
主なキャラクターは「バカ殿様」「変なおじさん」「ひとみばあさん」など
趣味はゴルフ
166センチ
血液型A
３.朝ドラ『エール』は撮影済みシーンをそのまま放送決定！
3月30日から放送が開始された朝ドラ『エール』には、主人公裕一（窪田正孝）が尊敬する作曲家として出演が決まっていました。
志村さんが亡くなったことを受け、代役をたてるか、出番を減らすかの対応するか話題になっていましたが、すでに3シーンが撮影済みということもあり、収録済みのシーンはそのまま放送するとTwitterを通して発表されました。
4.志村けんさんの名言
志村さんは長年多くの方に愛されてきたコメディアンということで数多くの言葉を遺してくれました
一部ですが、紹介させてもらいます。
「お金は利を得るために使うもの」という意識をいつも持っている
「見たいけど、たまにしかやっていない」という、放送回数を腹八分目ぐらいの満腹感に抑えてきたこと。それがロングセラーになった要因だ
「飽きられず、忘れられず」、これがキャラクター・ブランドを長期にわたって維持していくための戦略
おいしいところをゲストに。それは僕のいつもの考えだ
オレはいつでも「個性は変人、常識は凡人」でいたいと思っている
お笑いって基本的にあったかいものだと思うんですよね
グループの笑いというのは、全員の仲がよくないとうまくいかない
ゲストがからむコントは、最初にシチュエーションを考えるのではなく、まず誰がゲストかを考え、この人ならこんなキャラクターということでコントをつくっていった
ずっと恵まれてみえる人はみな必ず努力していることだ。例外なくね
ただ脱げばいいというのではない。それじゃあ単に下品になって、つまらない。
だから、裸にならなきゃいけない理由をはっきりさせるように心がけている
ドリフターズって言ったら家族みたいなもの
なんの仕事にしてもそうだと思うけど、本当に嫌だったら辞めればいい。でも、辞めないってことは、自分が好きで選んだ道だということだし、やり遂げる責任も負うことになる。だから、少々嫌なことやつらいことがあっても、それは自分が我慢すればいいことじゃないかな
みんなと同じだったら、一番楽だろう。不安もなくなる。でも、その代わり個性もないってことになる。あいつは変わってる、と言われるのは光栄なことだ。１回きりしかない人生なんだから、自分の好きなように、自分に正直に生きようよ
ムダなことでもなんでも知ってた方がいい。知らないと損をすることはあっても、知ってて損することはないから
モテる秘訣は、子供の心に大人の財布
らしく見せるコツは何か。僕の場合はその人を徹底的に好きになることだ
古今東西、いつの時代も、自分が楽しいと思わない仕事からよい結果は生まれない
私は、こう見えてもバカですよ。アイ～ン
笑いというのは、切羽詰まった時に生まれるものだ
誰もが思いつきそうなことを、人より鼻の差ぐらい先を見越して、現実化すればいいんだ。「鼻の差ぐらい」がポイント。それ以上先でも、それ以下でもダメ
非常識なことをするためにはまず常識を知らなきゃいけないんだよ
僕は共演者に対しては、あまり演出とかはしない。本人に任せる
本当に笑いをとるのはリアクションだ
学校の休校や外出自粛要請、在宅ワークの推進など、国や自治体はさまざまな新型コロナウィルスの対策を行っています。
一方で
「自分は大丈夫だろう」
「マスクしているし感染させないだろう」
「致死率は低いし、万が一感染しても大丈夫だろう」
と考えている人が多くいると思います。
正直言って、私も少なからず考えていました。
しかし、志村さんが亡くなったことで新型コロナウィルスの危険性がより実感され、今まで以上の注意が必要であると認識しました。
志村さんは生き返ることはできませんが、志村さんの死を受けて私のように認識を改めて、今以上に感染が広がらないことを祈ります。
コメントを残す