朝ドラ エール 7話 あらすじ ネタバレ 音にとって生涯忘れられない女性 吹き替えなしの歌声に称賛

ドラマ「エール」第7話のあらすじ・ネタバレを紹介します!(^^)!

[あらすじ]

大正12年。のちに裕一の運命の人になる音(清水香帆)は、まだ11歳。

元陸軍の獣医で、今は馬具を卸す仕事をしている父・安隆
(光石研)と母・光子(薬師丸ひろ子)のもとで、姉の吟(本間叶愛)と妹の梅(新津ちせ)とともに、豊橋ですくすくと自由に
育っていた。

ある日、音のクラスで最高学年恒例の学芸会の演目を決めることになる。音の提案がきっかけで、演目は「竹取物語」
に決まるが、翌日の役決めで…。

 

[ネタバレ]

大正9年の福島は川俣です。

今日からのお話は、関内音(清水香帆)の物語です。お父さんの仕事について、福島の川俣にやってきました。

大好きなお団子を楽しむ前に、教会で、「あたしも歌いたい!」「え?あそこでか?」教会の祭壇で歌いたいと言い出した音に父・関内安隆(光石研)は言いました。

「行っておいで。」まさかのGOサイン。その言葉に背中を押された音は、父の手を取り、祭壇へ向かおうとしますが、安隆は、そっとその手を離します。

「自分で行っておいで。大丈夫。どうにかなるから。」その言葉に頷いた音は、まるで花嫁のように教会の真ん中を堂々と祭壇へと進みます。

「はじめは恥ずかしかったけど、やってよかった!」「うん。お父さん思うんだ!やらずに後悔するより、やって後悔する方がいい!ってな!あの時、教会のみんなが元気になっただら!」

「じゃ~そのご褒美にもう1本!」

「う~ん…。今日は特別だ!」安隆と音は笑い合うのでした。
そして、それから少し月日が流れた大正12年の愛知県・豊橋。関内家では、長女・吟(本間叶愛)と音が姉妹喧嘩中です。1冊のおしゃれ雑誌をめぐって、取り合いになっていました。

「いいじゃん!減るもんじゃないし!」「嫌よ!まだ私だって読んでないんだから!自分で買えばいいじゃない!」「同じのが2冊あったってしょうがないじゃん!」

「そらそうだ。」横では末っ子の梅(新津ちせ)が、1人冷静に本を読んでいました。「大体、この本はおしゃれ雑誌!あんたみたいな子どもには、まだ早い!」

「もう11歳だもん!」「100年早い!」「100年たったら、111歳だもん!」「確かに。」その時、台所の方から、母・光子(薬師丸ひろ子)の食事を知らせる声が聞こえてきました。

その声に、読んでいた本にしおりを挟み、姉2人の間を通り抜ける梅は言いました。「あのね、2人とも…。少しは、こういうのも読んだら?」そういって、芥川龍之介の短編集『鼻』の表紙を見せます。

冷静に降りてくる梅を両親はあんぐりと見つめ…上ではケンカの止まぬ長女と次女にため息、光子は止めに上がるのでした。「主よ。このこの食卓を祝したまえ。アーメン。」

「アーメン。」安隆は、元陸軍の獣医です。馬を診る医者だったせいか、馬のように優しい人でした。今は、職人を抱え、陸軍に馬具…つまり、乗馬の道具を卸す仕事をしています。

穏やかな父の影響か、音は生意気に…もといすくすくと自由に育ちました。そっと父の職場に入ろうとすると…。「こら!!!!ここは女子どもの入っていい場所じゃないぞ!」

職人頭の岩城(吉原光夫)は、音の天敵です。「はい!!」音は、『女子ども』という言葉が大嫌いでした。「男子どもとは、誰も言わんのに。」大正デモクラシー、華やかなりし頃とは言え、まだまだ封建的な風土が残っていたのです。

さて学校では、学芸会についての話がなされていました。最高学年の各組が演劇を発表し、父兄も見に来る大事な行事でした。担任の熊谷が演目は『浦島太郎』だと告げるも、音は大きく挙手をして、発言します。

いつも、この調子で突っかかってくる音に、げんなりしたような担任は言います。「またお前か…。」「私たちの演目、多数決で決めるのはどうですか?我が組はただ一つ女子の組です!女子が輝ける出し物をやった方がいいと思います!」

「いや…もうほいだがな、もう職員会議で『浦島太郎』と決まったで?」その瞬間、クラス中から落胆する声が響き渡りました。

「私、過去の女子組の過去の出し物をちょっと調べたんです!『かさじぞう』『はなさかじいさん』『おむすびころりん』『したきりすずめ』『こぶとりじいさん』…。ほとんどおじいさんの話です!ひどくないですか?」

「『浦島太郎』は、若い男が主人公だぞ?」「最後はおじいさんですよ!」「竜宮の娘が一杯出るぞ~。」「先生!出し物ををするのは、私ら!私たちに、決めさせてもらえませんか!?」

すると、周りの女子児童たちがわらわらと「賛成!」と挙手をし始めます。「わかった。わかった。ほいじゃ~…何がいいだ?」「先生!とっておきのがあります!女性が主役の物語!」

さて、音の勢いに押され、本当に多数決となった音の組。「デモクラシーというやつかや…。最近の子どもは変に知恵があって…いけませんなぁ。」

「すいません。教頭。」「誰が言いだしたんですか?これ。」そう問う声は、それはそれは恐ろしいものなのでした。

そんなこととは露知らず、言い出しっぺの音は、鼻高々に
「投票結果が出た時の熊谷先生の顔、見せてやりたかったわ~!」と今日の学校での出来事を家族みんなに自慢していました。

関内家では、毎週木曜日に銭湯に行き、お団子やさんに立ち寄るのが、習わしでした。
音の家族は、みんな大笑い。

吟に至っては、自分も散々な思いをしてきたのか、すっきりとした表情です。「お父さんもお母さんも学芸会見に来てくれるでしょ?」
「何の役やるの?」「多分、かぐや姫?」「え~本当?」「だって、友達みんな、音しかおらん!って。選ばれると思う。」「あんた、あんなおしとやかな役ができるわけないじゃん!」

「できるもん!みたらしもう1本!」お団子をもう1本請求する音に、梅は冷静に言いました。「かぐや姫が太っとったらまずいんじゃない?」

「…は…やめた。」みんなで大笑いするのでした。さて、すっかりその気になっている音は、家の窓から満月を見つめ、うっとりしています。そこに梅が『竹取物語』を差し出します。

「読んどいたほうがいいよ!主役やるなら。」「ありがとう!」さて、それから数日が経った日の事です。残念ながら、音はかぐや姫には選ばれませんでした。それも担任の熊谷が勝手に決めたと言うのです。

「で、音は何の役をやるんだい?」「おじいさん…その2」「ふふ」「ひどい!」「ごめんごめん」「梅から借りた『竹取物語』…一生懸命読んだのに…。」「おじいさんの役は嫌か?」
「嫌だよ!」「『これは何と可愛い子じゃ』って…それだけだよ?セリフ。それ、かぐや姫関係ないじゃん!桃太郎でも使えるよ!」「そうだな…ほいでも、音がかぐや姫だったら、おじいさん役は、誰か他の人がやるんだよな?」

「うん。」「その人が、嫌々演じとったら、どう思う?」「『ちゃんとして』って思う。」「だろ?人には、みんな役割がある。誰もが主役をやれるわけじゃない。だけど、主役だけでもお芝居はできん。必ず、それを支える人がいるんだよ?」

「ほんでも…私は…」「今回は残念だった。だけど、何の役だろうと、お父さん楽しみだよ。」「嘘ばっか!」「ほんと!…あ~もうこんな時間!」「…あ!!!」

音は教会で琴の演奏を披露する予定でした。そして、大慌てで駆け込んだその時でした。そこにいたのは、世界的なオペラ歌手・双浦環(柴咲コウ)でした。

 

それは、生涯忘れることのできない瞬間でした。

 

 

以上、ドラマ「エール」第7話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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