グッド・ドクター 第8話 思い出の花火大会 あらすじ ネタバレ

 

ドラマ「グッドドクター」第8話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ・ネタバレ]

早見家の冷蔵庫。

そこには、病を患う陽翔(鳥越壮真)の通院スケジュールなどの書類がたくさん貼られている。

兄・翔太(池田優斗)は、その冷蔵庫から、母・香織(酒井若菜)のメモがついた食事を取り出す。

東郷記念病院。

片思い中の滝川亮平(萩原利久)のことを追う森下伊代(松風理咲)と担当医の研修医・新堂湊(山崎賢人)。

しかし、伊代は恥ずかしさから今日も亮平に話しかけることはできなかった。

陽翔のお見舞いを終え、香織は車に乗り込んだ。

香織は小児がんを患っている陽翔のために、夫を長野に残し、兄・翔太と共に東京に一時的に越してきた。

小児外科医・高山誠司(藤木直人)のもとで、
治療を受けるためだ。

翔太はそのため、転校までしている。(今から一度帰ります。雨降るみたいだから、洗濯物取り込んでおいてくれる?)

香織からメールをもらった翔太は、寂しく1人で食事中。

洗濯物を取り込んだ翔太の目に、
前通っていた学校の友達からもらった寄せ書きが目に入り、翔太はため息をつくのだった。

伊代が患う恋煩いをなんとか直そうとする湊。

直す必要がない病だと言われるが、湊にはさっぱり意味がわからない。

帰宅した香織が、看病疲れからか自宅アパートの階段で気を失った。

香織はそのまま、階段から転落した。

『外出させて!今度の日曜!』今度の日曜にある花火大会に行きたい陽翔は、小児外科医・瀬戸夏美(上野樹里)におねだりする。

外出は高山の許可がいると湊が説明する。

かつて家族で出かけた花火大会の思い出が忘れられない陽翔は、家族で花火大会に行きたいようだ。

階段から転落した香織が東郷記念病院に運ばれ、夏美と湊が駆けつけた。

陽翔には心配をかけたくないため、今日は用事で見舞いに行けないと伝えておいて欲しいと言う香織。突然、翔太が病室を出て行った。

翔太を追いかけた湊は翔太を陽翔の病室へ案内しようと声を掛ける。

『陽翔くんのお兄さん!陽翔くんはきっとお母さんがいなくなって心配してます。陽翔くんのお兄さんがいれば、安心します』

しかし、翔太は『うるさいんだよ!』と悪態をつき、去って行った。

その日の晩、湊は屋台で酔いつぶれている小児外科長・間宮啓介(戸次重幸)に偶然出会う。

『俺はな、騙されたんだよ!』副院長・猪口隆之助(板尾創路)に協力すれば、部長以上のポストを用意すると言われた間宮だったが、猪口は部長に他の人物を据えたのだ。

所詮、高山には敵わないと拗ねる間宮の手を湊が取った。

『間宮科長の手は豆だらけです!たくさんの子供たちを救って来た手です。僕も早く間宮科長みたいな手になりたいです!』湊からそう素直に言われ、間宮はまじまじと自分の手を見つめるのだった。
その頃、医局の夏美は浮かない表情を浮かべていた。

治療を頑張っている陽翔に外出許可を出してあげたかった夏美だったが、今は投薬治療の影響で感染症にかかりやすいことから、高山の許可が降りなかったのだ。

病院を訪れた翔太は、帽子で頭部の怪我を隠しながら、陽翔の病室へ入っていく香織を目撃した。『安静にしてろって言われたろ?!』と声を荒げる翔太。

しかし、香織は大丈夫だと病室へ入っていく。ちょうど陽翔が、夏美と湊から外出許可が降りなかったことを説明されているところだった。

『ママは嘘つきだ!頑張ったらいいことあるって言ったのに!嫌だ!お出かけしたい!』駄々をこねる陽翔。すると、翔太がキレた。

『お前いい加減にしろよ!お前のせいで周りがどれだけ迷惑してるかわかってるのか?!』翔太は香織の帽子を取り去る。怪我が露わになり、驚く陽翔。

『お前のせいで母さん大怪我したんだよ!お前のせいだよ!お前の病気のせいでこっちは散々だよ!』翔太は病室を出て行った。

翔太を追いかけた香織に、翔太は声を荒げる。『病気の人間がそんなに偉いのかよ?父さんも母さんも、陽翔、陽翔って陽翔ばっかり!都合のいい時だけこっち使って!俺だって好きであいつの兄貴やってるわけじゃないんだよ!!』

病室の陽翔はショックから涙が止まらない。

『いっぱい泣きましょう。いっぱい泣いた分、心を癒してくれます』優しく背中をさする湊。『どうしてそんなにお出かけしたいんですか?』と湊は尋ねた。

鼻をかんだ陽翔は、ティッシュに血が付いていることに気づく。

すると、そこへ香織が入ってきた。陽翔はとっさにティッシュをベッドのシーツの下に隠した。『お友達のところ、行ってくるね』陽翔は病室から出て行った。

陽翔の造影CTから、腫瘍からの出血が見られることがわかった。

『これだったら、自覚症状が現れててもおかしくないはずだ。再検査を急げ』高山は夏美に指示を出した。

友達のところに行くと病室を出た陽翔は、トイレで吐血していた。

そこへ湊が駆けつける。『腫瘍から出血しています!陽翔くん!?陽翔くん!?』湊は苦しむ陽翔を抱き上げ、走り始めた。

陽翔の病室を夏美が訪れ、おもむろにゴミ箱やベッドの近辺を探し始めた。すると、ベッドのシーツの下から血が付いたティッシュが見つかる。

驚く香織。

『陽翔くんは吐血などの自覚症状を隠してます。腫瘍から出血している可能性が高いです』

夏美が説明。すると、陽翔が倒れたという一報が入った。

陽翔に緊急手術が必要になる。しかし、担当医の高山は別の手術中。

湊は院内にもう1人、湊の手術ができる医者がいることに気づき、走っていく。湊が駆けつけたのは、間宮のもと。『助けられるのは、間宮科長しかいません!』とすがる湊。しかし、自分には経験がないと間宮は断る。

すると、湊は過去間宮が担当した手術を覚えていて、その手術と同じ術式で陽翔が助けられると言う。『できます!間宮科長ならできます!お願いします!』湊が頭を下げ、間宮は決意した。

友達とカラオケ中の翔太のもとに、湊から電話がかかってきた。

陽翔が重体に陥り、今から緊急手術をするため、今すぐ病院へきて欲しいという湊。しかし、翔太は電話を切り、カラオケルームに戻ってしまうのだった。

間宮による陽翔のオペが始まった。想像以上に腫瘍の湿潤が激しく、開腹部を広げるべきだという湊。しかし、間宮は開腹部を広げるのではなく、腹腔鏡を使うことを選択した。一方、カラオケルームの翔太は手を組み、震えている。翔太は突然立ち上がり、走り始めた。

陽翔のオペでは、不意な出血に見舞われ、湊が返り血を浴びてしまう。

腫瘍からの出血も増え続け、バイタルが低下し始める。湊は軽いパニック状態に陥るが、他のオペを終えた高山が、隣室からマイクで湊に呼びかけた。

『新堂、落ち着け!何があっても術野から目を離すな!』

湊は切り替え、止血を試みるのだった。
翔太が病院に駆けつけると、ちょうど手術が終わり、手術室から間宮たちが出てきたところだった。『先生、陽翔は?!』香織が尋ねる。『大丈夫です。無事成功しました』間宮の言葉を聞いた翔太は、物陰で涙を流す。

オペを無事終えた間宮に、高山は『ありがとうございました』と深々を頭をさげるのだった。

『どうして間宮科長は開腹部を広げるのではなく、腹腔鏡を使ったんですか?』夏美に質問した湊。

子供の時には3cmほどの手術痕が、成長すれば10cmほどのものになってしまうことを、夏美は説明。

夏美は、自分たち小児外科医は子供の未来ごと預かっているのだと、湊に語った。

『間宮科長はかっこいいです!さすがです!』『かっこいいよね〜!』湊と夏美の話を聞いていた間宮は嬉しそうな笑顔を浮かべるのだった。

まだ目が覚めない陽翔に付き添うの病室の翔太と、湊は対面した。

『こいつ死んじゃうのかと思ったよ。すげえ怖かった。足なんかガクガク震えちゃってさ』と語る翔太に、湊は『心配する相手がいるということは、とても幸せなことです。陽翔くんも心配していました。家族、みんなのことを心配していました』と語り始める。

自分が寂しいように、家族全員が寂しいのだと思うと湊に語った陽翔。

陽翔は毎年花火大会に家族で出かけると話し、花火を見て、家族を笑顔にさせたいと、陽翔は湊に語っていた。

陽翔の外出したかった理由を知り、翔太は涙が止まらない。

湊は『とっても家族思いな家族です。僕は健康でもお互いを考えない家族より、病気でもお互いを思いやれる家族の方が羨ましいです』と伝え、笑顔を見せるのだった。

しばらく経って、陽翔に特別に病院の屋上で花火をすることが許可された。

父親も駆けつけ、家族で花火をする陽翔に心からの笑顔が浮かぶ。翔太はこのあいだのひどい言葉を陽翔に詫びた。『サボテンみたいにトゲトゲしちゃう時なんでしょ?湊先生が言ってた!』湊流の反抗期の説明の仕方に、翔太は思わず笑ってしまう。

『陽翔、来年も絶対一緒にやろうな!』と翔太は陽翔に声をかけた。

今回の花火が、翔太の発案で、湊が病院で花火ができる許可を走り回って取ったのだということを、夏美が香織に説明した。

病気は医師だけが治すもの、家族だけが立ち向かうものではないことを語りかける夏美。

『だから安心して、もっと私たちを頼ってください。
陽翔くんの病気、一緒に治していきましょう』という夏美。香織は涙目で、『ありがとうございます!』と礼を言った。

花火を家族で楽しみ、幸せそうな笑顔を見せる陽翔とその家族たち、そしてその笑顔を受け、嬉しそうな小児外科スタッフの様子を、遠目で見ていた理事長・東郷美智(中村ゆり)は、複雑な表情を浮かべる。

直後、廊下で猪口とすれ違った美智は『いよいよですね?明日の理事会で、無事改革案が可決されることを祈ってますよ』と話しかけられる。
美智はその足で院長室を訪れ、複雑な思いを院長・司賀明(榎本明)に打ち明けた。

『明日の理事会で、おそらく改革案が可決されることになると思います。頭ではわかってるんです。こんなこと間違ってるって…私は病院を守りたいだけなのに』そう言葉を詰まらせる美智に、人生では時々どうしようもできないことが起こると優しく話す司賀。『あなただけのせいではありませんよ』と司賀は美智に伝えた。

その頃、病院の屋上に、残った花火を2人きりで楽しむ夏美と湊の姿があった。

花火に目を輝かせる夏美のことを、じっと見つめる湊。

伊代の病室にいる姉に戻ってきた伊代が嬉しそうに報告する。

『お姉ちゃん、聞いて!今食堂に亮平くんがいてね、話しかけられちゃった!それでね、めっちゃドキドキしてね…』
伊代はそういうなり、突然胸を押さえ、倒れてしまうのだった。

以上、ドラマ「グッドドクター」第8話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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