グッド・ドクター 第2話 女子高生の妊娠 母親になりたい高校生の願い あらすじ ネタバレ

 

ドラマ「グッドドクター」第2話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ・ネタバレ]

墓参りをする小児外科医・高山誠司(藤木直人)。

高山はある墓の前で、手を合わせた。16歳の女子高校生・菅原唯菜(山田杏奈)が破水し、東郷記念病院にて緊急出産した。

妊娠25週で、赤ちゃんは724グラム。低出生体重児となる。赤ちゃんの腸のほとんどが壊死していた。

『今手術しても成功率は10%以下だな…』小児外科長・間宮啓介(戸次重幸)は
術中死のリスクが非常に高いため、このまま手術はせずに温存療法でいくことを決める。

手術をしなければ、死んでしまうだけだと小児外科医・瀬戸夏美(上野樹里)は反論するが、医局のガイドラインに従わざるを得ない。

『このまま死んでしまうんですか?』NICU。

唯菜は研修医・新堂湊(山崎賢人)に尋ねる。『はい!死んでしまいます!』と包み隠さずに答える湊。

湊は『助かる方法はあります!』と言い、高山なら手術ができると勝手に言ってしまった。

しかしその後、湊は『医者は神様じゃない!根拠のないことを伝えるな!』と高山に怒られてしまった。

高山は湊の勝手な見解のせいで、期待させてしまったことを謝罪し、改めて赤ちゃんの手術はできないと唯菜に説明するのだった。

今日もまた湊がNICUに赤ちゃんの様子を見に行こうとしていると、スタッフから湊は『いい加減にしろよ!これ以上仕事増やすな!』と詰め寄られる。

夏美が止めに入り、病院のルールであることを説明するが、湊は納得できない様子。

『NICUにはもう行かない。わかった?』夏美はそう念を押し、去っていくのだった。

『僕にはわかりません!僕は赤ちゃんを助けたいです』

院長・司賀明(榎本明)にそう打ち明けた湊。

『でもね、1人の力だけじゃ命は救えないよ?』

そう司賀は湊に言い聞かせ、『湊にはここで学ぶことがたくさんある。頑張れ!』と去っていった。

NICUの赤ちゃんのそばへは、今日も唯菜の姿があった。

夏美が話しかけると、唯菜は赤ちゃんの手術をしてくれと迫る。

『赤ちゃんの体力が持たないし、それに同意書もない』

夏美は唯菜がまだ未成年であるため、保護者の同意書がないと手術はできないと答えるのだった。

病院に唯菜の母親がやってきた。

『何やってるの?!ずっと家にも帰ってこないで!久しぶりに連絡があったと思ったら、子供を産んだ?どいうことよ!?』

唯菜は母親には迷惑をかけないため、手術の同意書にサインをして欲しいと依頼する。

夏美からも説明するが、母親は『サインはしません。手術は結構です』と帰っていくのだった。

たくさんの宅配便を抱えている湊に、湊が落とした荷物を拾ってあげた理事長・東郷美智(中村ゆり)。『高山先生と同じ匂いがします!』という湊。

『そんなに怖い?高山先生』と美智が尋ねると、湊は怖いが高山のようにたくさんの子供を笑顔にできる小児科医になりたいと答えるのだった。

夏美が唯菜の病室を訪れると、唯菜が出ない母乳を必死に絞ろうとしていた。

『無理しないで』と伝える夏美に、
『他にお母さんらしいこと、何もできないから…』と唯菜は答えた。

『…あの人、なんて言ってましたか?』夏美は母親がサインをしないといったことを告げた。

『どうしてあの人のサインが必要なんですか?!赤ちゃんの母親は私なのに!!』

と声を荒げる唯菜に、一度話をしてみたほうがいいという夏美。

『あの人、私の話なんか聞かないんです…』

唯菜は離婚以来、母親が父親が残した借金に追われて、昼夜問わずい働きづめだったこと、しかし足を悪くして以来変わっていまったことを明かす。

唯菜が受験勉強をしていると、母親は『高校行くつもり?行くなら全部自分でやって。うちはお金ないんだから』と言った。

アルバイトしたお金で高校へ進学した唯菜。

やがて、年上の彼氏ができるが、妊娠を告げた途端、連絡が取れなくなる。

どうしようかと迷っているうちに時間があっという間に経過した。

『赤ちゃんがね、ポンってお腹蹴ったの。生きたいよって言われた気がした。だから、どうしても助けたい!助けたいのに…』唯菜は涙を流した。

赤ちゃんの病状が明らかに悪化した。

『こちらを見てください』

夏美はここ5年で低出生体重児の手術が成功した例を資料として配布した。

しかし、間宮は資料を突っぱねる。

『病院としても、手術をしても良いのではないかと…』とすがる夏美に、

間宮は病院のガイドラインは変えないことを告げた。

着替えを持ってきた母親に、改めてサインを頼んだ唯菜。

しかし、母親は赤ちゃんが手術ができなくて死ぬのならば、それはそれで仕方ないと答える。

『あんたそれでも親なの?!』唯菜は母親にすがるが、

母親は唯菜を突き飛ばし、帰っていった。

小児外科のプレイルームにて、子供たちが泣いているのを聞きつけた看護師・橋口太郎(浜野謙太)が飛んでいくと、湊が子供達から『おもちゃがいります!』とおもちゃを奪い取っていた。

母親たちは湊への不信感をあらわにする。

『こんなことが続くようなら、病院変えますので』と橋口は言われ、頭を下げた。

騒ぎを聞きつけた夏美が、湊を探すと、湊はNICUの赤ちゃんの前にたくさんのおもちゃを並べていた。

『赤ちゃんを助けたいです!』という湊に、夏美は『いい加減にして!これ以上面倒かけないで!』と怒鳴ってしまう。

『また新堂先生が問題を起こしたようですね?これで最終判断を下せるのでは?』

美智は副院長・猪口隆之助(板尾創路)からそう言われ、
迷った挙句に高山に、湊の件で臨時審問会を開くと告げた。

赤ちゃんの診断画像を見ていた湊があることに気づいた。

『腸のガスが動いています!』』赤ちゃんの壊死したはずの腸が動いている。

今手術を行えば、助けられる可能性が出てきた。

しかし、赤ちゃんは同時に小腸の破裂を起こしていて、一刻も早い手術が必要となる。

臨時審問会。

『責任なら、私がとります』と司賀が申し出た。

そこへ、湊が入ってくる。『腸が蠕動してます!高山先生なら助けられます!赤ちゃんは生きたがってます!』

しかし、もし失敗した場合、責任の所存が問われることから、美智は反対する。

夏美は母親に事情を説明。

『赤ちゃんは生きたがってます!助けるには、お母さんのサインが必要です!お願いします!本当は唯菜さんのこと心配なんですよね?』と迫る。

母親は唯菜と2人で話がしたいと切り出し、その話し合いが終了したのち、母親は同意書にサインをし、手術が行われることになった。

低出生体重児は皮膚が薄いため、移動しながらの体温確保が難しい。

高山はNICU内での手術をすると決定した。

しかし、間宮が『手術は停止だ!』と入ってくる。

スタッフたちもオペ室以外での手術経験がないため、できないと言い始めた。

そこへ、司賀が入ってくる。『責任は私がとります。手術を進めてください』

こうして手術が始めるが、NICUから高山に追い出された湊が、再度赤ちゃんの診断画像から何かを見つけた。

『肝臓の下に何かあります!』高山が確認した結果、胆汁が漏れていることがわかる。

しかし、赤ちゃんのバイタルが悪化し、これ以上手術を続けることが困難な状況となった。

すると、湊が胆管を縫合後、チューブで廃液し、成功したという症例を話し始めた。

湊の言葉を聞いて、高山は『新堂が正しい』と言い、湊が言う通り、一旦手術を終え、その後チューブを通し、胆汁を排出することに決める。

やがて、手術が無事に終わった。

『もうこれで大丈夫よ』夏美は唯菜を赤ちゃんのもとへ案内し、『ほら、手触ってあげて?』と促す。唯菜はためらった挙句、突然泣き始めた。

『待ってください!』帰ろうとしている唯菜の母親を夏美が引き止めた。

『どういうことですか!?赤ちゃん里子に出すって!』

それが手術の同意への条件だったと母親は答えた。

『うちじゃあとっても育てられない。あの子、まだ16よ?私だってこんな体でろくに働くことはできない』そう言う母親は、唯菜が中学時代、
上履きが買えず、ずっと同じ上履きを履いていたことを明かし、母子ともに惨めな思いをしてきたことを明かす。『あなたにそんな気持ちわかるの?!こっちだって生きるのに精一杯なのよ!』夏美は何も言えなかった。

屋上で、夏美は事情を湊に話して聞かせた。

『どれだけ遠くに離れても、赤ちゃんを産んだのは唯菜さんです。赤ちゃんにとってのお母さんは唯菜さんです』という湊。

唯菜の退院の日。赤ちゃんとのお別れの日でもある。

『唯菜さん、これ』夏美が養育里親制度の資料を差し出した。養育里親制度とは、赤ちゃんと養子縁組をせずに、ある程度の期間赤ちゃんを預かってもらう制度。

『今すぐでなくてもいい。
学校を卒業して、就職が決まって、お母さんになれる準備が整ったら、迎えに行ってあげればいいと思う』そういう夏美に、唯菜は目を潤ませながら、『先生、ありがとうございます!』とお礼を言う。

唯菜と夏美は赤ちゃんの元へ。そこには湊が描いた唯菜の似顔絵が、赤ちゃんからちょうど見える位置に飾られていた。

『新堂先生のプレゼントね。赤ちゃんがいつでもお母さんと一緒に居られるように』と笑う夏美。唯菜も笑顔になった。

誰かと話している副院長・猪口。

『お伝えした通り、近く私が東郷記念病院の院長となります。その際は例の件、ぜひともよろしくお願いします』

理事長室。『命さえ助かれば、ガイドラインに従わなくてもいいという風潮が蔓延しても困りますよね?』と司賀に語る猪口は、今回の件の責任が、湊にないとは限らないと言う。

そこへ、高山が入ってきた。『責任なら、この私にあります』という高山。

その頃。夏美の行きつけの焼肉屋で、夏美は肝臓の下の影を見落としていたことを明かし、知識の点では湊に負けると認めた。その後、2人は焼きおにぎりを一緒に焼いて、笑顔でほうばったのだった。

以上、ドラマ「グッドドクター」第2話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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