行列の女神~らーめん才遊記 第3話 美味しいだけでは繁盛しない?あらすじ ねたばれ

 

ドラマ「行列の女神~らーめん才遊記」第3話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

汐見ゆとり(黒島結菜)は「清流企画」にきた新たな依頼を勝手に引き受けてしまう。

不安げな河上堅吾(杉本哲太)をよそに、
芹沢達美(鈴木京香)は「そんなに行きたいなら行けば」と許可を出す。

担当者として早速、依頼人『つけ麺あんざい』店主・安西徳之(窪塚俊介)のもとへ。

安西の出すつけ麺はゆとりも納得のおいしさだが、客が全く入らず頭を抱えていた。

ところが時を同じくして、安西の妻・絵里(林田岬優)も
「味惑コーポレーション」という別のコンサル会社に立て直しを依頼。

店にフードコンサルタントの難波倫子(松井玲奈)を連れてくる。

互いに相談なく話を進めたことで喧嘩を始める2人。

一方倫子は表情を一変させ、「消え失せろ」とゆとりを威迫。

あまりの凄みに圧倒されてしまう。
一方、開店時間を迎えた『らあめん清流房』でも波乱が起きようとしていた。

ゆとりの母・橋爪ようこ(高畑淳子)が突如来店。

辛辣な言葉を
並べるラーメン否定主義者のようこVSようこの言動すべてにイラ立つ芹沢――睨み合う2人の間にかつてある事件があって……?

帰社したゆとりは、ようこと父・亮二(利重剛)の登場に慌てふためく。

就職先の様子を見に来たというようこだが、真の目的は跡継ぎ問題だと
踏んだゆとりは、「跡継ぎにならない!」と語気を荒げ頑なに拒否するが…。

そんな中、ゆとりは依頼がまだ保留中になっていることを報告する。

ライバルの倫子は、この地域がつけ麺専門店の超激戦区なのが繁盛しない理由だと睨み、

すでにプランニング済み。

実際、安西は激戦区と知りながら腕試しで出店していた。

一度は芹沢の会社に頼もうとしたものの、倫子の明確なプランを聞き、
どちらに頼むか迷い始めた安西夫妻は、「よく話し合って決めたい」と言い出したという。

状況を把握した芹沢は、「売られた喧嘩を買いに行く」と

「味惑コーポレーション」へ。そこで2社によるコンペを提案する。

[ネタバレ]

芹沢はゆとりに、河上は夏川彩(高橋メアリージュン)ら社員に芹沢とよう子との因縁について話しだす。

20代だったころ2人はテレビ番組「テレビチャレンジャー」の企画で料理対決を行った。結果は芹沢の圧勝で、よう子はラーメン嫌いにますます拍車が掛かったという。

さらに、よう子は芹沢のことを嫌っているが、芹沢の方はよう子を否定はせずに料理の腕は認めているという。

ゆとりはライバルになるであろう有名つけ麺店で味を研究する。

その後、さっそく新メニューの開発に取り掛かる。

芹沢はゆとりにコンサルの方針について尋ねる。

ゆとり「美味しいつけ麺を作って、店を激戦区でも一番にするんです」と答える。

芹沢「やっぱりそういうタイプなんだ」とだけ言い、芹沢は試作品の試食もせずに出て行ってしまう。

芹沢「手を打っておかないとまずいわね」

「けどあの子には言い経験になるわ」

一方で、倫子は自分の足で店の周囲を現地調査していた、そこに芹沢がやってくる。

芹沢「そのデータ見せて貰えるから?あなたに1つ提案があるの」と話を持ちかけるのだった。

つけ麺を完成させたゆとりは代わりに部長の河上に試食を依頼する。

だが、河上も試食はしないでゆとりと話をする。河上「味が美味しいとは何なのでしょうか?」

「味覚や好みは人によります。万人受けする味というのは尖りすぎていない」

「あなたの仕事はフードコンサルタントなんです。それを忘れないでいてください。」

と釘を刺すのだった。

コンペ当日、中立的な立場としてラーメン評論家の有栖(涼石塚英彦)も招いて対決が始まった。

先攻の倫子は豚骨ラーメンを提供する。

味は美味しいがありきたりの豚骨ラーメンだった。

そして、倫子はつけ麺店から豚骨ラーメン専門店に方針転換を提案する。

かなり大胆だが現地調査の結果、ラーメンへのニーズはあり、かつこの付近に豚骨ラーメン専門店は無いと考えてのことだった。

ゆとり「全然ワクワクしない。これなら楽勝楽勝。」とゆとりは新作のつけ麺を振舞う。

モツから取った辛味のあるスープに具は鴨の血を使った血豆腐とかなり尖った一杯だ。

だが、バランスは絶妙で芹沢達も納得の美味しさでこれなら有名店にも渡り合える。

いよいよ勝敗を決する時、店主の俊介が選んだのは…倫子の無難な豚骨ラーメンだった。

この結果に納得のいかないゆとりに俊介が説明していく。

俊介「ゆとりさんのつけ麺は確かに美味しかった。でも自分には作れない」

「店を選ぶ時に尖った味は求めないだろうし、血に抵抗のある人も多いでしょう。」

「勝負に出ることは出来ないので、倫子さんの方が現実的なんです。」

そこに河上が豚骨ラーメン屋の主人を連れてくる。

彼は豚骨ラーメン屋の激戦区に店を出してしまい、芹沢にコンサルを依頼していた。

そして、倫子が出した豚骨ラーメンはこの店主のメニューだった。

芹沢は俊介にメニューの交換を提案する。この方が現実的で勝負は痛み分けってことでと芹沢は自分とゆとりのコンサルを纏め上げてしまうのだった。

ゆとり「最初から負けると思っていたのですか?」とさすがに堪えたゆとりに芹沢は続ける。

芹沢「美味しいだけじゃダメなのよ。」

「大部分のお客は保守的で自分以外の情報を頼りにする。」

「つまり、情報を食べているの」とラーメン屋経営の本質を伝える。

さらに芹沢「思い通りにやりたいのなら他人の店でなくて、自分で店を持ってからにしなさい。」

と厳しく叱責するのだった。

 

その後先輩の夏川(メアリージュン)とラーメンを食べながら

ゆとりは『美味しいけど、悔しいです・・・』と涙を流すのでした。

一方、よう子は亮二と会食をしていた。

よう子「あの子はきっと帰ってくるわよ」「ラーメンの本質がいかにそこが浅いものか分るはずだから」
と不敵に微笑むのであった。

以上、ドラマ「行列の女神 ラーメン」第3話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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