朝ドラ エール 第31話 新婚生活はじまる。裕一の作曲づくりが前途多難 あらすじ ネタバレ

 

ドラマ「エール」第31話のあらすじ・ネタバレついて紹介します!

[あらすじ]

福島の家族に反対されながらも東京に出てきた裕一(窪田正孝)は、家探しの折にたまたま入った
喫茶店「バンブー」で紹介してもらった家で、音(二階堂ふみ)との新婚生活をスタートさせる。
また、裕一のコロンブスレコードの専属作曲家としての仕事もはじまる。ディレクターの廿日市誉(古田新太)に、
同期の作曲家・木枯正人(野田洋次郎)と一緒に職場を案内された裕一は、さっそく作曲を依頼される。

[ネタバレ]

ある朝の事です、先日決めた新居の表札には、『古山裕一 音』の文字が並んでいました。

目を覚ました裕一(窪田正孝)は、隣に音(二階堂ふみ)がいないことに気が付きます。

寝ぼけ眼のまま、台所へ向かうと音が朝ごはんを作っていました。

「おはよう。」「おはよう!裕一さん!」「うまそ~!」新婚生活が始まりました。

今日も音は、サイコーに素敵な様子。

初めての二人での暮らし、福島育ちの裕一と、豊橋育ちの音では、食生活もやはり違いがあるようです。ひとまず裕一が、びっくりしたのは、お味噌汁。

豊橋では一般的な八丁味噌の色や、具が入らず味噌の風味を楽しむというのも、裕一には未知の体験でした。

「お料理の品数が少なくてごめんね。もっと勉強するから。」

「うん。ありがとう!でも、僕、ご飯と納豆があれば大丈夫だから。」

「納豆!?」ここでも食の違いが顕著に。西育ちの音は、納豆が苦手でした。

「音さん、納豆苦手?」

「…でも、裕一さんが好きなら、今度買っとくね!」

さて、気を使いつつも、ラブラブなこの2人。音は、裕一に尋ねました。「ねぇ、裕一さん、これから何て呼べばいい?」
「僕は、何でもいいけど…。」「私の事は、『音』でいいよ♡呼んでみて♪」

「え?今ぁ?」大いに照れる裕一を急かす音。

裕一は、渾身の勇気を振り絞り、呼びかけます。
「………音………。」

「きゃ~!!!な~に?あなた」

「わ~!!!」

一方、コロンブスレコードでは…。裕一がこの秋から、専属の作曲家として働くことになったレコード会社です。
廿日市(古田新太)に出迎えられ、同期の木枯(野田洋次郎)とも出会いました。「木枯って本名ですか?」「うん。」「小説の主人公みたいですね。」「ふふ…君の名前は?」

「あ…古山裕一です。」そんな…ちょっと何か遊びを感じるようなやり取りで簡単な自己紹介を済ませた2人は、廿日市の手招きで録音室を見学しました。

コロンブスレコードには、西洋音楽を扱う青レーベルと、流行歌を扱う赤レーベルがあります。裕一が契約したのは、この赤レーベル。会社の主な収益です。

裕一は、レコーディングしている歌手が、もともと西洋音楽の声楽家であることを聞き、頑張るぞという気合でいっぱいでした。さて、その頃、家には音を尋ねて吟(松井玲奈)が遊びに来ていました。

音の主婦ぶりを心配する吟。実は、掃除は裕一が知っていると聞き、少々呆れ気味。「まぁ…四角い所を丸どころか、三角に掃く人だもんね…。」「そんなことないもん。あ!鏑木さんとは順調なの?」

「うん…まぁね。私も早く落ち着きたいわ…。」先日、コロンブスレコードを紹介してくれた吟のお見合い相手・鏑木(奥野瑛太)とのお見合いは、ひとまず進んでいるようです。

「結婚はいいわよ…」そういって、不思議な表情で近づいてくる音。

「幸せそうやもんね。」「…うん…幸せ」「その顔…むかつくぅ!!!」そんな仲良し姉妹の一方で、裕一と木枯は、作曲家の集まる部屋を案内されていました。

「じゃ~早速で悪いけど、これに曲つけといて!」突然、渡された詩に曲をつけろという廿日市。さっと読んだだけで、裕一には意味不明な詩が出てきて、尋ねますが…。

「え~!知らないよ!僕が作ったんじゃないんだから!じゃ!よろしく!」呆然としたまま、椅子に座っていると、木枯が後ろから覗き込みます。「ちょいちょいってなんだ?」

「だよね…2番なんて、ぽいぽいだよ!」そうこうしていると、突然、怒鳴りつ

けられる2人。「そこの新人!そこは、牛島先生の席だぞ!」

大御所作曲家のお付きに怒鳴られ、裕一はすぐに席を空けようとしますが、木枯は中々のマイペースぶりで…。

「え~聞いてないよ。なぁ?」「まぁまぁ、こっちも空いてるからさ。」

何だかどっと疲れた裕一が帰宅すると、笑顔の音が出迎えてくれました。今日の出来事をひとしきり話すと音は言います。
「牛島ゆたかって作曲家聞いたことあるわ。『海の喫茶店』って曲書いてた人でしょ?」

「そうかぁ。流行歌のことも勉強しないとなぁ…。」

「裕一さんは、裕一さんらしい曲を書けばいいじゃない。西洋音楽の素養があるって強みだと思う。裕一さんにしか書けない曲を書いてほしいなぁ…。」

「そうだね。がんばるよ。」

家でも、懸命に作曲活動に励む裕一に、音は夜食を差し入れます。「ありがとう!ちょうど小腹がすいてたんだ!」そういって、部屋を出る音の背中を見送りおぼんを近づけると驚きました。

「え…また、八丁味噌?」

どうやら、裕一は、八丁味噌の濃さに、まだ馴染めていないようでした。翌日、書き上げた曲を持って、廿日市の所に行くと…。「これじゃ~ダメだな。」

即ボツを食らう裕一は、どこがダメなのか尋ねます。廿日市は、秘書の杉山(加弥乃)に楽譜を見せます。「ダメだよな。」「はい。」結局、何がダメなのかわからぬままやり直しを命じられた裕一です。

何を直したらいいのかわからぬまま、何度も何度もやり直しを命じられる裕一。

その後も裕一の曲は、全く採用されませんでした。

それから、半年後…。

「音…おはよう!あ…あのさ、味噌なくなりそうって言ってたよね…白みそがあってさ…。」

「あ~大変!もうこんな時間!」大慌てで学校へと向かう音に、今日も味噌のことを言いだせぬまま…。そして…。

「ダメだ~…。もう21曲連続不採用…。」

「こっちも…19曲連続…。」
同期の木枯も一向に採用される気配はありませんでした。

「こりゃまずい。」「まずいねぇ…。」

「そっちは、世帯持ちだもんな…。金、どうすんの?」

「まぁ、契約金は一杯残ってるから、当面はそれで…。」
「は?あの契約金印税の前払い金だぞ?」

「どういうこと?」「レコードが売れる前提の前払い金。まだ自分の金じゃないってこと。まぁ、借金みたいなもんだ。」

「しゃ…借金??」

「売れなかったら、全額返さなきゃいけない。もし、返済要求されたら、家族養えなくなるぞ。」

裕一のお尻に火が付きました。そんなことを聞かされた日は、音の入学式でした。

「嘘だろ…。」裕一は、大いに焦るのでした。

以上、ドラマ「エール」第31話のあらすじ・ネタバレついての紹介でした!

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