トリック1 エピソード1 奈緒子と上田のコンビ 始動 あらすじ・ネタバレ

 

ドラマ「トリック」第1話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第1話 透視

[あらすじ・ネタバレ]

1922年。アメリカの科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」は、本物と認められる心霊現象を見せてくれた霊媒師に対して、2500ドルの賞金を払うと公表。

審査委員会には大学教授など、
想像たるメンバーが顔を連ねた。

そしてひとりのスペイン人がこの審査を受けにやってくる。

そのスペイン人は、X線を感じる目を持っていると言う。

そして、その目を使って、金属の箱を透視
することができると説明した。

科学者たちは、男に見えないよう字を書いた紙を、金属の箱に入れた。

男は箱に額を当て、中の字を読み取ろうとする。

そして男は見事、字を読み取った。

何かの
トリックに違いない。

科学者たちは、何度もそれを見破ろうと実験を繰り返した。

だが、実験は上手くいかず、認めざるを得ないという結果になった。

そのとき、ひとりの男が賞金の支払いに
待ったをかけた。

男の名は、ハリー・フーディーニ。

当時、アメリカでもっとも名を馳せたマジシャンだった。

フーディーニは超能力の存在を信じられず、再度の実験を行うよう求める。

フーディーニ立ち会いの下、再び実験は行われた。

終わった後、フーディーニは科学者たちに、単純なトリックだと説明。

何度繰り返しても、科学者にはこのトリックを見破ることはできないだろう
と付け加える。

フーディーニの種明かしをきいたとき、科学者たちは、あまりの単純さに唖然とした。

ある日、突然、男が「殺される」と言って警視庁公安部の矢部謙三(生瀬勝久)の下を訪れた。

男が言うには、
人里離れた「母之泉」と呼ばれる集団から逃げてきたということだ。

逃げ出すと、ビッグマザーの呪いを受けて不幸になる、と言われたらしい。

男は逃げ出したものの、恐ろしくなって警察に駆け込んだ
ということだった。

男は、さらに話す。

ビッグマザーが宙に浮遊しているのをハッキリと見てしまった。

戻らねば、おまえは死ぬことになると言われたそうだ。

いま注目の若手物理学者・上田次郎(阿部寛)。

日本科学技術大学出身の超エリートだ。

上田次郎は全国の霊能力者に挑戦状を叩きつけた。

上田次郎は、常日頃から超能力や霊能力という存在を否定してきた。

もし自分の目の前で、この世に確かに
超常現象が存在することを証明できたなら、賞金を支払うという。

奇術師としてステージに上がっていた山田奈緒子(仲間由紀恵)は、霊能力者のフリをして、この男の挑戦を受けろとステージの支配人に勧められる。

そうして奈緒子は、花がないという理由でステージをクビになってしまう。

奈緒子は生まれたときから、笑ったり冗談を言ったりするのが苦手だった。

父は偉大なマジシャンだった。

奈緒子にとって
父は手の届かない存在で、幼い頃は本当に人にはない魔力を持っていると思っていた。

いつか父をあっと言わせる。

それだけを考えて生きていた。

そんな矢先、奈緒子の父は手品の訓練中に事故死してしまう。

家賃の支払いも滞っており、生活が窮している奈緒子は、上田次郎の挑戦を受けることに決めた。

しかし、奈緒子は奇術師であり、霊媒師や超能力者ではない。また彼女自身超常現象などは信じていない。
さらに上田次郎はものすごい自信で、つまらないトリックやペテンの類いは通用しないと公言していた。上田次郎の研究所に足を運ぶ奈緒子。

ガッカリさせないでほしいと話す上田次郎に向かって、
奈緒子は「私は本物です」と言い切った。

奈緒子が見せた奇術に対して、上田次郎は30万の小切手を出す。

そしてこう言った。

「本当のテストはこれからだ」10年前、母之泉という教団を開いた女性、
霧島澄子(菅井きん)。

通称ビッグマザー。彼女は人前で様々な奇跡を引き起こし、信者を増やしていった。

読心術、未来予知、空中浮遊。

そして上田次郎の依頼は、霧島澄子がインチキだという証拠を見つけて
きてほしいということだった。

その理由は、上田次郎の所属する、日本科学技術大学事務長の娘・大森美和子(伊藤裕子)が、霧島澄子に心酔してしまったらしい。

母之泉に行ったきり帰ってきていないそうだ。

それだけではなく、父親に財産の生前分与を申し出た。

霧島澄子に寄進でもするつもりだろう、ということだ。

美和子をそこから連れ戻してきてほしい、というのが本当の依頼だった。

もし奈緒子が
本当の霊能力者だとしたら、霧島澄子を打ち負かすことができるはずだと説明する。

それが今回の本当のテストとのことだ。

それに対し奈緒子が、上田次郎が自分でやればいいと突き返す。

だが
上田次郎は、そんな雑事にかまけている暇はないと答える。

奈緒子はその話を断り、くわえて上田次郎に「霧島澄子のインチキを見破る自信がないのでは」と言い放った。

帰ろうとする奈緒子を
引き留める上田次郎。

さらに、自分はあと4日で死ぬかもしれないと言い始めた。

お金で人の心を掴もうとする上田次郎を捨て置く奈緒子。

警視庁公安部・矢部謙三は上田次郎の下を訪れる。

地震を人為的に起こすことは可能かときいた。

昨夜の地震で、落下してきた物が頭に当たり、死亡した者がいた。

その者は母之泉から逃げてきた信者だったそうだ。

怖くなった上田次郎は、
奈緒子の家を訪れる。

一悶着あった後、共に母之泉へ行くことになり、霧島澄子と対決することになる。

上田次郎の命はあと三日。

村の中を探し回った上田次郎は美和子を連れ戻そうと説得する。

しかし、美和子は帰らないと突っ撥ねる。ついに霧島澄子と対面する奈緒子と上田次郎。

次々と悩みを読み取り、儀式を進めていく霧島澄子。

奈緒子は霧島澄子のトリックを見破り、それを上田次郎と
美和子にきかせる。

信じられないという美和子に大して、奈緒子はインチキを証明してみせると、自信満々に言い切るのだった。

以上、ドラマ「トリック」第1話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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