ドラマ「エール」第70話 梅ちゃんと五郎の結末は???あらすじ・ネタバレ

 

ドラマ「エール」第70話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!

[あらすじ]

梅(森七菜)は、文芸ノ友新人賞の授賞式で再会した、幼なじみでもある先輩作家の幸文子(森田想)との対談にのぞむ。

梅にライバル心を燃やして冷たい態度をとる文子だったが、梅は
ふるさとの豊橋への思い、そして作曲家をあきらめて古山家を出ていった五郎(岡部大)への思いを素直に語る。

梅の気持ちを知って喜ぶ裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)。

対談後、
梅は五郎を必死であちこち探しまわり…。

[ネタバレ]

五郎(岡部大)の短い弟子生活に幕を閉じました。

梅(森七菜)の『好き』という言葉を残したまま。

そして、梅と幸文子(森田想)の対談の日を迎えました。

今日は、音(二階堂ふみ)が
付き添いです。

梅は、文子にとって、目の上のたんこぶみたいなもの。

終始冷たい態度を取り続けます。そんな中、梅は記者か2作目の展望を尋ねられました。

すると、まさかの一言が…。

「私は、豊橋に帰ります。」

その言葉に、その場にいた全員が驚きました。

受賞して、これからという時に、東京を離れるというのですから…。

「豊橋は、私の全てが詰まっている場所です。

家族や友人との思い出、潮騒、馬の足音。

豊橋がいかに大切な場所か…離れて初めて気づかされました。

それから…私には、かけがえのない人ができました。

彼は居場所を探しています。
私が、その居場所になりたい。

自分らしくいられる豊橋に、その人と帰ります。」

素直な梅の思いに、音は胸がいっぱいになりました。

「ばかばかしい。私、帰ります。」文子は席を立ちました。

「結ちゃん!」二度と呼ぶなと呼ばれたその名で、梅は文子に呼びかけました。

「結ちゃんは、どうして本を書くの?」

「くだらない。本当にくだらない。何なの?あんた。やっと勝てたと
思ったのに、また追いついてきて。今度は、勝手に逃げる。何なの?私の人生に付きまとわないでよ!目障りなのよ!…っていう…怒りかな。書く理由は。」

「うん。わかった。ありがとう。」

「あのさ。この世には、何もしなくても注目される人間がいるの。それがあなた。あなたは、最初から何でも持ってる。不公平だと思わない?」

「私は、ずっとあなたに嫉妬してきた。」

文子は、そんな梅の言葉に驚きました。

「私に?」「うん。あなたに。」さて、対談は中止。

家に帰った音は、裕一(窪田正孝)に、梅の思い人を告げました。

「五郎くんなの?」「そう!」
「そうそう!」音はもとより、最初から2人の気持ちを知っていた華(田中乃愛)も大きく頷きます。

「久志、五郎くんに負けたの?信じられないことが起きるもんだね~…。」

「梅はね、
五郎ちゃんを豊橋に連れて帰りたいらしいの。裕一さん、五郎ちゃんがどこにいったかわかる?」「う~ん…それは…」

「お父さん…頼りにならないね~。」

「ご…ごめんなさい。」

辛辣な愛娘の一言に、裕一はぐうの音も出ないのでした。

一方、梅は、五郎がいそうな心当たりを懸命に探しました。

中々見つからない五郎。

梅は、大きな声で呼びかけました。

「五郎さ~ん!」
その時、物音が…。五郎は、道端で寝起きをしていました。

自分を呼びかける声に、顔を出したものの、まさかの相手で驚き、また身を隠してしまいます。

しかし、大きな五郎の体はその程度では隠れませんでした。

「五郎!」梅の再度の呼びかけに観念した五郎は立ち上がりました。

「あなたは、私の事が好きですか?」

それは、漢らしい梅の問いかけでした。

「好きです。」「だったら、なしてあなたは逃げたんですか?」

「僕は…先生や梅さんのような才能がありません。何もない人間なんです。梅さんにふさわしくない。」

「私は、あなたを必要としています!」

「信じられません。」

「信じろ!…豊橋…私と行こう?ね?」

「はい。」

こうして、五郎と梅は一緒に豊橋に帰ることとなりました。

「でも、あれだね。僕が言うのもなんだけど、仕事見つけなきゃね…。」

「その事なんだけど…帰ったらお母さんに言うつもりなんだけどね…。」

その夜、裕一と音は2人で乾杯をしました。

梅は、五郎を関内家の跡継ぎとして連れて帰るつもりであることを話しました。

まさかの結婚相手の条件まで考えていたとは…さすがの音も思いつきませんでした。

豊橋に帰って、岩城(吉原光夫)の弟子となり、1人前の職人と認めてもらえたら、結婚すると言います。

「五郎ちゃん…。知ってる?うちの職人の岩城さん………かなり、怖いよ?」

「うん。怖いよ。」

「えー?ええ?」梅は、笑いをこらえて素知らぬふりをしていました。

「何だかんだ、あの子が一番しっかりしとるわ…。五郎ちゃん…梅、結婚おめでとう!」

「おめでとう!」裕一と音は、もう一度
乾杯しましたが…、ちょっと気が早いんじゃ…。

まぁ、色々ありましたが、梅と五郎は、2人で新たな道を歩んでいくこととなりました。

そして、ここに…未練がましい男が一人。

鉄男(中村蒼)の屋台で、
なぜか利き酒勝負をする久志(山崎育三郎)と五郎の姿がありました。

勝負は五郎の勝ち!五郎を抱きしめた久志は…。

「梅ちゃんは、君に任した。必ず幸せにしろよ!」「はい!」

「がんばれよ!」「ありがとうございました!」

久志と鉄男のエールを胸に五郎は意気揚々と帰っていきました。久志は、コップの酒を煽り…。「沁みるなぁ…。」「まぁ、今日はとことん飲むぞ!」

失恋のやけ酒と相成りました。

さて、五郎というよき理解者を得て、梅の執筆活動は順調に進みました。

そして、5日後…梅と五郎は豊橋へと旅立ちました。

五郎がいなくなり、少しだけ広く…静かに
感じる作業部屋で、裕一と音は少しだけ寂しそうです。

裕一は、手に持っていた五線譜を音に見せました。

五郎が、最後に書き上げた1曲でした。「へ~…いい曲だね。」

「うん。よ~くかけてるよ。誰の真似でもない。」

「才能って何だろうね。」「ね。」「あ…お母さんに言ってるんだよね?」「うん。手紙書いた。」「よかった。」ところが、配達が遅れて、音の手紙は、まだ届いていませんでした。

「いいんですか?梅さんまで、東京にやってしまって。」

「せっかく夢が叶ったんですもの…。応援してやるのが、親の務めよ。」

何も知らない光子と岩城はそんな会話をしていました。

その時です。「郵便です!」届いた郵便を開いて、光子(薬師丸ひろ子)は驚きました。

「梅が帰ってくる!?」「え!?」そして、タイミングよく。「ただいまぁ!」梅と…どこの馬の骨とも
知れぬ五郎が帰ってきました。

「はじめまして!婚約者の田ノ上五郎です!」「男連れですかん…。」「ま…まぁ、上がって!」まだ、事情はよく飲み込めていない光子でしたが、快く五郎も受け入れます。

こうして、関内家の新しい生活が始まりました。

梅の2作目は、無事に出版され、全国で販売されました。そして、五郎はというと、岩城のもとで懸命に修行をしていました。

でも、まさかこの後、五郎が1人前と認められるまでに、う~ん年かかるとは…誰も思っていないのでした…。

以上、ドラマ「エール」第70話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!

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