ドラマ「エール」第42話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
音楽学校の記念公演の最終選考に、千鶴子(小南満佑子)と残った音(二階堂ふみ)だったが、
環(柴咲コウ)から今のままでは千鶴子に勝つのは難しいのではと言われる。音が歌を通して
何を伝えたいのかが何も伝わってこなかったというのだ。どうせ自分には才能がないとやけに
なる音に、久志(山崎育三郎)は伝えたいことを明確にするためには、まずは「椿姫」の世界
を理解することだとアドバイスをする。そして…
[ネタバレ]
「正直言うと、あなたの歌には、惹かれるものがなかった。」
それは、憧れのオペラ歌手・双浦環(柴咲コウ)からの、厳しい指摘でした。
「自分だけが楽しんでいるようでは、プロとしては、通用しない。あなたは、何を伝えたいの?どこまで役を理解している?何も伝わらなかったの。あなたの歌からは。」
音(二階堂ふみ)は、とてつもないショックを受けました。
喫茶・バンブーで盛大なるやけ食いです。
「ちょっと食べ過ぎじゃない?」「この世の終わりみたいだ…。」
裕一(窪田正孝)と久志(山崎育三郎)は、そんな音を慰めます。
音は、千鶴子(小南満佑子)に技術では敵わぬから、せめて表現力でと思っていました。
しかし、それすら及びつかないと言われたのです。
「だったら、まずは伝えたいことを明確にすればいいんじゃないかい?手始めに、『椿姫』の世界観を、しっかり理解すること。」
久志の的確なアドバイスに、保(野間口徹)が尋ねました。
「『椿姫』って、どんな話なの?」久志は、さらっとあらすじを保と恵(仲里依紗)に見せます。
しかし、セリフを読んだだけでは、ぴんと来ませんし、音はうまく説明できません。
そこで、久志の登場です。ここから、久志による『椿姫』の物語寸劇が始まりました。
演…アルフレード【保】、ヴィオレッタ【恵】、アルフレードの父・ジェルモン【保】でお楽しみください。
舞台は、パリ。田舎の御曹司・アルフレードは、社交場の華であるヴィオレッタに恋をします。『ヴィオレッタ。僕以上に、君を愛する男はいない!』
『アルフレード。あなたは、ただの友人。他を当たって。』『ヴィオレッタ!』「もっと情熱的に!パッションぶつけて!」途中、久志の情熱的な演技指導が入りつつも、お話は続きます。
『ヴィオレッタ~!』しかし、ヴィオレッタもまた、本当はアルフレードを愛していたのです。こうして、愛を確認しあった2人。しかし、ある時、アルフレードの父親がヴィオレッタのところへやってきて…。
『うちの息子と別れてくれ!』『そんな!』『君と一緒にいる限り、息子は幸せになれない!』「で、細かい事情は割愛します。」『わかりました…。』
そして、ヴィオレッタは、心にもない言葉を手紙に残し、アルフレードの元を去ったんです。『あなたの事など、愛してないわ!私…他に好きな人がいるの!さようなら!』『なぜ、こんな…もういい!あんな女、最低だ!』
『アルフレード!愛してるわ!!』胸を患っていたヴィオレッタの余命は僅か。まもなく、命の灯が消えようとしたその時、再びアルフレードがやってきて!『僕が愚かだった!許してくれ!愛してる!』
しかし、時遅く、ヴィオレッタは天に召されたのでした。「カーット!」「はぁ~思い出すなぁ!旅芸人の一座にいた時のこと」またまた、恵の謎の過去がこぼれだします。
さて、当の音はというと…。「悲しい話だね…。」「全然わからん。」「ごめん。やっぱり、僕らの演技力が…。」「そういうことじゃなくて、わからんのはヴィオレッタの気持ち。好きなら好きって、いうべきよ!」
「あぁ…。」「あぁ…。」猪突猛進ガールの音には、愛の駆け引きが全く理解できなかったのです。
つまり、他の大人たちには、この愛の駆け引きとすれ違いによって生まれてしまった悲劇を悲しいお話だととらえることができるのですが、まだまだ子どもで、大した恋愛経験もないまま、両想いの裕一と結婚してしまった音には、
好きなら素直に好きと言わないヴィオレッタの心情が意味不明だったのです。とはいっても、これから多くの恋愛経験をするには、音は人妻です。
そこで、折衷案として、恵が出したのは、『恋愛小説』を片っ端から読んでみるのはどうかということでした。
ひとまず読み始めたのは、『真珠夫人』。
音には主人公が憎い男に嫁ぐという時点で、彼女の心情が全く理解できませんでした。
さて、その頃、福島の鉄男はというと、休暇の願いを出し、また東京へ行く準備をしていました。
近頃、何度も休みを取る鉄男を上司は心配する者の、いつもの頑張りに免じて許可していました。
そこへ、新聞社の社長・堂林(斉木しげる)と娘の仁美(春花)がやってきました。どうやら、仁美は鉄男にお熱のようですが…鉄男は…どうなのでしょうか。
一方、廿日市(古田新太)から、地方小唄の作曲を頼まれた裕一ですが、横浜に行ったことのない裕一には、ぴんと来ていませんでした。
「これ、な~に?」「地方小唄の歌詞。」
「ふ~ん。『横浜囃子』…」
そぞろ歩けば山下公園
食べて美味しい南京町
楽しく踊ろう伊勢佐木町で
明るく映える赤い靴
スッチョイ スッチョイ
スッチョイナ
「気持ちいいくらい、中身がないね(笑)」「何を伝えるのかってのは、本当に大事だ。」裕一は、この歌詞にどんな曲をつけていいのか、全くわかりませんでした。
音も、また、読み漁る恋愛小説たちが役に立ってるのか、全くわかりませんでした。「そうか!わかった!」突然、音が叫びました。「え?何?」
「裕一さん!この前、また、カフェーに行ったでしょう?お願いがあるの!」
木枯(野田洋次郎)に連れられて、カフェーに行った日、裕一はごまかせていたと思っていましたが…女の探偵力を舐めてはいけません。
すっかりばれていました。それにかこつけて、音は決めたのです。
カフェーで女給として働いてみようと。そして、その暴走列車よろしくとでも言わんばかりの行動力で、『音江』として1週間臨時雇いで働くことになったのです。
OKをしたものの、裕一は心配で心配で、心配で心配で…コーヒーには、砂糖が1つ、2つ、3つ、4つ、5つ。「あ~やっぱり止めるべきだったなぁ…。」そして、そのコーヒーをぐびり。
更に、砂糖が追加され合計6つの砂糖が入るのでした。さぁ、そんな勢いで働き始めた音はというと…、『女こども』なんて言葉が大嫌いな音に、男性をおだてる…なんてことが、うまくできるはずもありませんでした。
常連客のネクタイが毛虫みたいだと言ってしまい、ママ(黒沢あすか)にこっぴどく叱られた音。先輩・女給の希穂子(入山法子)は、優しく諭します。「ここは、夢を売る場所だからね。」
「はい。勉強になります!」「音江さんって、ユニークね!」ユニークといえば…『変わってる』を柔らかく遠回しに伝える言葉ですが、希穂子の柔らかい笑顔に、音は褒められたと思うのでした。
さて、心配過ぎて玄関の前で座り込んで、音の帰りを待っていた裕一に、帰ってくるなりもたれかかる音です。音が、お酒を飲んだとしり、もっと、も~っと心配になってしまった裕一です。
裕一は、お酒は喉に悪いからと、いい理由を見つけたとやめさせようと頑張りますが…もちろん音に、そんな言葉が通じるわけもありません。
「私、決めた!社交場に咲く華になる!」
以上、ドラマ「エール」第42話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
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