ドラマ「トリック2」エピソード9 天罰を下す子~解決編 あらすじ・ネタバレ

 

ドラマ「トリック2」第9話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第9話 天罰を下す子~解決編

[あらすじ・ネタバレ]

御告者に天罰を依頼し、天罰に来たところを引っ捕らえることにした上田次郎(阿部寛)。

計画は順調に進み、天罰代行家・倉岡から顧客情報が記載された手帳を入手。

それを証拠に御告者の
ところへ向かった。

その頃、インチキセミナー主催者・大道寺(野添義弘)のトリックを暴いた奈緒子(仲間由紀恵)は、大道寺たちによって捕らえられてしまう。

なんとかその場を脱出した
奈緒子だったが、部屋を出る際、何かに躓いて転げてしまう。

奈緒子が躓いた物。それは大道寺の刺殺体だった。大道寺を訪ねてきた人たちが、部屋の外から扉を叩いている。絶体絶命の
ピンチに陥った奈緒子が選んだ手段とは……。

その後、警察が捜査に訪れる。到着した矢部謙三(生瀬勝久)と石原達也(前原一輝)。

底の浅い奈緒子の考えをサクッと読み取った矢部。

そして
石原と共に犯人がわかったと声を揃えて言う。

矢部と石原は同時に奈緒子を指さした。

「おまえが犯人や(じゃ)」そうして犯人にされてしまう奈緒子だった。

その頃、上田次郎と恵美(小橋めぐみ)は、
何故か通りすがりの人たちの注目を浴びながら、警察署へ向かう。

矢部に頼んで奈緒子との面会を求める。

面会後、帰ろうとすると、上田次郎の車が消えてなくなっていた。

レッカー移動
されたようだった。なんとか車を取り返したものの、今度はガソリンが無くなった。

さらに帰り道、ゴミ箱に躓き木に頭をぶつけてしまう。

そうして小学生の笑いの的。加えて落とし穴に落ちてしまう。
散々な目に遭う上田次郎。

恵美が、自分のせいかもしれないと落ち込む。

そんな彼女をこれは単なる偶然だと言い切って元気づける。尚も不運がつづく中、鍵をしっかり掛けた家の中へ何者かが入り込み、
手紙を置いていくという不気味な現象が発生する。

手紙には「逃げても無駄です。これは誰にも防ぐことができません。天罰は明日中に下ります」と書いてあった。誰が書いたのか。

どうやって入ったのか。
そんな謎に包まれている上田次郎は、手紙にとある痕跡が残っていることを見抜く。そうして犯人が倉岡(見栄晴)だと見抜いた後、矢部たちに報告する上田次郎。

手帳を証拠に倉岡の犯行だと指摘する。
だが、矢部は取り合わない。

それどころか、手帳は盗難届が出ていると言った。

さらには御告者が天罰を下した、としても警察が動くことはできない。

それに対して、倉岡が直接天罰を下したのだと
主張する。しかし証拠がない。

上田次郎は手帳に書かれた者たちがどうなったか調べてみろと言う。そのときだ。矢部の携帯電話に着信が入る。そして倉岡が死んだということが判明。

死亡推定時刻は
およそ2時間前。

果たしてこれは事故か、それとも他殺なのか。

上田次郎の天才的な頭脳を恐れて、針生屋敷の中の誰かが手を下したに違いないと読み取る。だが針生屋敷の3人にはアリバイがあった。
近所の人があの3人と会っていたらしい。

針生屋敷の3人には、他の殺人のときのアリバイもあるという。あの3人以外だとすれば、いったい誰が倉岡を殺したのか。それとも本当に天罰だと言うのだろうか。

再び奈緒子の知恵を借りようと、面会に訪れる上田次郎。

奈緒子は上田次郎に、真実だけを見るようにと助言する。

余計なものに惑わされすぎていると指摘。そんなとき突然、恵美から電話がある。

彼女は慌てた様子でこう言った。

「部屋に誰かがいる!」それをきいた上田次郎は、急ぎ足で自宅に帰る。部屋の中で倒れていた恵美。ひとまずベッドの上に寝かせた上田次郎は、現像に出した写真をみていた。

そこでとあることに気がつく。

再び奈緒子の下を訪れる上田次郎。

奈緒子の貧乏くさい意地汚さが、思わぬモノを映し出していたという。写真の中に、何故か映り込んでいる針生かず。針生屋敷の婆さんである。

針生かずはセミナーの会員の中にも、大道寺の部下の中にもいなかった。

大道寺はいろんな人物から恨まれていた。

誰かが大道寺に天罰を下すように依頼した、と奈緒子は予測する。だが、針生かずには
アリバイがある上に、犯人だと決めつける根拠がない。

すると奈緒子も、犯人が自分だという証拠がないと主張。

矢部はそんな奈緒子にこう言った「ほな、もう帰れや」何だったんだ一体。
上田次郎が自宅に戻ってみると、真っ青な顔色の恵美がグッタリとしていた。すぐに医者へ連れていくと、毒を飲んだようだと診断される。

解毒剤を処方してもらい、一命はとりとめた。
だが、普通は口に入るものではないということだ。

一体誰が、何の毒を……。その帰り道、看板の下敷きになりそうだったところを、恵美に助けられる。家に戻った上田次郎は、家中にある食品に毒が
入っていないかを調べる。

もしかすると食べ物ではないのだろうか。

上田次郎は恵美に、天罰の中止を提案する。そのためだったら2倍の金をも払うという。だが恵美は、どうしても敵を討ちたいと拒む。
自分はどうなっても構わない。

そう口にするのだった。またしても奈緒子の知恵を借りるべく、今度はアパートを訪れる。やはり天罰か、と考える上田次郎を食い気味に遮る奈緒子。

もし本当に天罰が下せるなら、
針生かず(秋山拓也)がセミナー会場に行く必要がない。

帰り際の御告者、針生光太(秋山拓也)にターゲットを絞る。そして光太の力を試してみることにした。天罰の対象となる者の所有物「腹巻き」を渡す。

そして祈祷を行う光太。そして彼はこう言った。「この持ち主は今日中に消えちゃうよ」と。それを見た針生かずは、むやみに力を使うなと咎める。そこへ上田次郎が言った。その腹巻きは自分のではない。
君のお婆さま…針生かずのものなんだよ、と。光太は実の祖母に天罰を下してしまったわけだ。さっさとインチキを認めろと詰め寄る上田次郎。だが貴子(深浦加奈子)は、本当に力があるのだと言い張る。
帰れと言われるが、ちゃんと天罰が下るか見届けると言い返す。貴子に頼み、光太に席を外させる。針生かずに、セミナーで撮影された写真を見せる。

部屋に戻ろうとする針生かず。「逃げるんですか?」と
問い詰めると、しばらくひとりにしてくれと言うのだった。

「心配しなくても逃げたりしないよ」と。

しばらく部屋の外で待っていた上田次郎。その後、貴子が現れる。そして部屋の中を見せてもらうように頼む。
そして部屋の扉を開けると……針生かずの姿は忽然と消えていた。

またしても奈緒子を頼る上田次郎だった。真実は単純なところにあるものだ、と奈緒子は言うのだった。

以上、ドラマ「トリック2」第9話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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