死役所 6話 あらすじ ネタバレ

死役所 6話

あらすじ

芸人の高関一文(重岡大毅)が

 参照 tv-tokyo.co.jp

神妙な顔つきで出番前にあるものを読んでいました。

読み終えた後、

「皆さん信じられないかもしれませんが私はある男の感情です」

「あの男は私を残して死んでしまいました」

とネタを開始していきます。

時は少し遡り死役所の病死課に

病院着姿の佐尾高茲(中島歩)がやってきて

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職員のシ村(松岡昌宏)に成仏申請書を渡されます。

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佐尾は生前、高関とお笑いコンビ

「カニすべからく」を組んでいました。

佐尾と高関は学生時代からの同級生で

コンビを組んで10年、

中々芽がでなかったが大きな賞レース

「デッドオアコント」の決勝戦出場が決まりました。

早速、2人は決勝に向けてネタ合わせをするのでした。

「男の感情」が鉄板のネタだったが、

佐尾がずっと黙り高関が代わりにしゃべり続けるというもので

生放送には向いていなかったのです。

大きな舞台が決まり高関は大はしゃぎだったが

佐尾はどこか浮かない顔をしていました。

ネタ合わせを終えて2人は別れようとするが

佐尾が倒れてしまいます。

高関が心配するも佐尾は

「転んだだけ」と答えました。

本番に向けて必死にネタを考え、稽古に励む2人に、

ある夜高関が先輩芸人と飲んでいると佐尾からメールが届くのでした。

「カニ漁へ行ってきます。」

高関は悪ふざけと思いつつメールを返すが、

佐尾は部屋で倒れてしまっていたのです。

ネタバレ

「デッドオアコント」の本番が迫っていたが佐尾は現れませんでした。

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高関はアパートやネタを作っていた公園などの

心当たりのある場所を必死になって探すも見つかりません。

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出番の時間が迫っていたので一先ずテレビ局に戻る高関でした。

「野垂れ死んでんじゃねーの」

という先輩芸人の冗談に高関は

「死んでなんかいません」と反発するも

以前佐尾が倒れた様子が脳裏に浮かんでいました。

「俺はあいつが書くネタが好きだった」

と高関は棄権を決断しました。

棄権してしまえば芸人生命は終わりだが

「また2人で頑張ります」と前向きな感情でした。

そんな中、出番の直前になって佐尾は病院着姿、

車椅子で現れました。

2人は急いで舞台に向かい、

佐尾がこんな状態でも出来る

「男の感情」で勝負に出ることにしたのです。

そして、「後で読んでいてくれ」と

佐尾は高関に遺書を渡すのでした。

「ネタ中には死ぬなよ」と

2人はネタを披露するが残念ながら優勝は逃してしまいました。

本番を終えて夜の川辺を歩く2人。

佐尾は父親から遺伝して難病が発症してしまっていたのです。

佐尾の病気のことを黙っていたことに

高関は苦言を呈するが佐尾は

「病名が長いから覚えられないと思った」と芸人らしく返します。

そんな佐尾に対して高関は

「俺が好きな佐尾だ。ネタを書け、死ぬまで芸人でいろ」

と思いをぶつけるのでした。

その後、佐尾は亡くなりました。

「残念ですが君にはネタを書く才能がありません。」

と書かれた遺書を本番直前に読む高関は、

遺書を読み終えた後「男の感情」のネタを披露しました。

「皆さん信じられないかもしれませんが私はある男の感情です。」

「あの男は私を残して死んでしまいました」

「孤独になった私を私は受け入れられない、だが、あの男は全てを受け入れていました」

「私は…ダメです。あの男が死んで覚悟していたとはいえ…一人の舞台がこんなにも苦しいとは….」

「あの男のことが好きでした……佐尾の死はいつか笑いに変えて皆さんに届けます」

「それまで….どうか皆さん見守ってください」

と高関は涙ながらに自分の感情を訴えるのでした。

さらに佐尾の遺書の最後にはこう記されていたのです。

「君には人に愛される才能があります。だから何とかなるでしょう」

「ごきげんよう。私は逝きます」…と。

同じ頃、死役所では佐尾が成仏しました。

あまりに速い成仏に職員のハヤシ(清原翔)が

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疑問に思うがシ村は

「振り返る必要もないほど満足していたのではないでしょうか」と返します。

一方、ニシ川(松本まりか)は

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死刑課でシ村のファイルを読んでいました。

冤罪なのに成仏しないシ村の理由を探っていたのです。

その中に「加護の会」という宗教法人の名前を見つけ、

どこかで聞き覚えのある名前だったが、

ニシ川は「シ村さんの過去って……めんどくさそう」と

ファイルを閉じてしまうのでした。