ドラマホリック「死役所」 あらすじ
『死役所 第1話 出演者』
・松岡昌宏 / シ村(役:シ役所 総合案内係)
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・黒島結菜 / 三樹ミチル(役:急性アルコール中毒で亡くなった女子大生)
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・清原翔 / ハヤシ(役:シ役所 生活事故死課)
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・松本まりか / ニシ川(役:シ役所 自殺課)
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・でんでん / イシ間(役:シ役所 他殺課)
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・余 貴美子 / シン宮(役:シ役所 死産課)
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・織山尚大(少年忍者/ジャニーズJr.) / 鹿野太一
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【あらすじ】
20歳の誕生日を迎えたばかりの
女子大生・三樹ミチルが
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目を覚ますと知らない場所にいた。
役所のようだが雰囲気は暗く、
周りの人物は大怪我を負っているなど
明らかに普通ではなかった。
ここは死者があの世に旅立つための手続きをする場所
『死役所』。
総合案内係として働くシ村に
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声を掛けられたミチルは生前に起きたことを思い出し
「自分は殺された」と主張、
他殺課に案内してもらえることになる。
「ありがとうございます」
と礼を述べるミチルに対して
シ村は
「いいえ、お客様は仏様です。」
と屈託の無い笑顔で答えるのだった。
他殺課に到着したミチルは担当のイシ間に
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「どうすればあの女に復讐できるんですか」と訴える。
一方、シ村は自殺をして死役所を訪れていた
中学3年生の鹿野太一に声をかけていた。
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そして、自殺課のニシ川に連れて行く。
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しかし、「自殺が多すぎる」とニシ川は不満爆発、
太一のことはシ村が面倒を見ることになる。
成仏するには、成仏許可申請書に
具体的な自殺理由を書く必要があるが、
・同級生からの陰湿ないじめ
・マンションからの飛び降りという具体的な自殺方法
・いじめに無関心だった義理の父
と過去のつらい記憶を思い出し錯乱してしまう。
「自殺したら自分のせいだと気付く、そうすればあいつら殺人犯…」
と太一は言いかけるも
「いじめというのはやっている側は自覚が無い、もう忘れているでしょう」と
シ村は無常な現実を突きつけてしまうのだった。
そして、太一は死役所で思いもよらない”ある人物”と再会する。
ネタバレ
その人物はいじめの主犯格の牛尾祟でした。
「てめーが自殺なんかするから俺が殺されたんだ」
と掴みかかる牛尾でした。
牛尾は太一の義父に車でひき殺されたのでした。
そこにシ村がやってきて条例の一部を説明しました。
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死亡日から49以内に書類が受理されなければ
”冥土の道”という暗闇を永遠に彷徨うことになりますと。
それを聞いた牛尾は
「おもしれぇ、お前手続きするなよ。永遠にさまよっていろ。」
と吐き捨てました。
反省などしていないのは明確だったのです。
ミチルは自分の死を殺人として申請するも
受理されず不満を露にするのでした。
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そして、ウロウロしているうちに職員のハヤシと出会い、
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シ村の態度に文句をつけるのでした。
話題はハヤシが持っていた漫画に移ります。
死者が持っていた物は持ち込まれ
漫画などを読むのがハヤシの楽しみだったのです。
ただし血まみれでミチルはドン引きしてしまいます。
また、ハヤシのことはどこかで見たことがある気がしていました。
シ村と話をする太一は、
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生きている時は何もしてくれなかったのに
牛尾に復讐したこと疑問に思っていたのです。
「しなかったのではなく出来なかった。お父さんも思い悩んでいたのでは?」
そして、「後悔していたのかもしれませんね。」と答えるシ村でした。
それを聞いた太一は
「会いたい…会って謝りたい」と本音を口にします。
「ずっと待ち続ける」←「居られるのは49日が限度」
「冥土の道に行けば会えるかも」←「冥土の道は広く他者に会えるとも限らない」
「生まれ変われれば」←「生まれ変われるのは天国に行った者だけ」
それだけ死者と生きている者が再会するのは難しいのです。
一方、牛尾は手続きを終えて「成仏の扉」の前にいました。
「天国ってどういうところなのかな?」と考えていると突如、
禍々しい煙に掴まれ牛尾は引きずり込まれてしまうのでした。
脅迫、恐喝、傷害、そして間接的な殺人と地獄へ堕ちる要素は揃っていたのです。
一方、「もし父さんがここに来たら伝えて欲しい。迷惑かけてごめんなさい。」、
「今度生まれ変わったら良い親子に」とシ村に伝言を頼み泣き崩れる太一でした。
「いいですよ、お客様は仏様ですから。」
とシ村は答えるのでした。
いよいよ太一が成仏する時が来ました。
「死と向き合うには現世を受け入れるのです。後悔、懺悔、怒り、悲しみ、絶望、全ての気持ちを受け入れる。」
「そうしないといくら成仏しても生まれ変われませんから」
とシ村は告げるのでした。
そして、太一は成仏承諾書にこれで最後となる自分の名前を書き、
天国へと旅立っていくのでした。
太一と義父の今後を話すニシ川とハヤシは、
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義父が死役所に来ても牛尾を殺しているので
地獄へ堕ち生まれ変われない可能性が高かったと思っていました。
シ村は
「ニシ川さん、ハヤシさん、お二人よりは生まれ変われる可能性はあると思いますよ」
といつものように無意識の内に毒づくのです。
死役所をウロチョロするミチルは「死刑課」にたどり着き、
職員は誰もいなくファイルが保管しているだけでした。
「ニシ川」「ハヤシ」「イシ間」「シ村」、と職員達のファイルを発見します。
職員達は生前死刑になった者たちだったのです。
「ここはお客様が入る場所ではありませんよ」と
シ村がやってきていつものように笑顔を浮かべていました。(続く)
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