死役所 5話 あらすじ ネタバレ

死役所 5話

あらすじ

「お姉さんのことも後悔してないの?殺人犯の弟、持っちゃったんだよ」

と成仏の直前、ミチル(黒島結菜)に

 参照 tv-tokyo.co.jp

生前の罪について言い放たれてしまったハヤシ(清原翔)。

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その言葉に動揺しつつも

自身の過去に向き合うことにして、

シ村(松岡昌宏)に話を聞いてもらいます。

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生前、高校2年生だったハヤシこと林晴也は

祖父・清三(伊藤洋三郎)から剣道を習っており、彼に懐いていました。

幼馴染で恋人ののまりあ(岡野真也)がいて、

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姉の理花(土居志央梨)がいて仲も良かったのです。

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多くの信頼できる人物が周りにいたが

父・雄作(草野康太)だけは3年もまともに口をきいていませんでした。

祖父・清三は病で倒れてしまい、

まりあに「突っ走ってしまったら方向転換をし欲しい」と

晴也のことを頼んで帰らぬ人となってしまいました。

葬儀を終えて祖父の位牌の前で呆然とする晴也の元へ、

酒に酔った父親が晴也の驚くべき出生の秘密を暴露するのだった。

ネタバレ

「死んだなお前の親父」

晴也は実は母親が祖父と不倫をした際に出来た子供で

雄作とは親子ではなく、兄弟だったと言われました。

その後、姉を通じて全てを知ることになった晴也は、

母親が元から映画スターだった祖父にあこがれており、

3年前に母親が死亡した際に事実を手紙に残していたのです。

事実を知った雄作は

晴也に辛く当たるようになり疎遠になってしまったのでした。

そして、晴也は祖父の遺灰を窓から捨ててしまいます。

そんな晴也に姉は

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「ねぇちゃんだけはずっと味方だからね」と寄り添うのでした。

晴也は持ち前の真っ直ぐさで人前では明るく振舞っており、

イケメンでもありクラスの女子達からはモテモテだったが

晴也はまりあ一筋でした。

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ある日、まりあに嫉妬した女子生徒たちがいじめを開始してしまいます。

その現場を抑えた晴也は

リーダー格の女生徒・墨谷(黒木ひかり)を締め上げ、

問答無用で窓から投げ落としてしまうのでした。

怪我は大したことは無かったが

退学処分となり晴也は姉の元からも離れて暮らすことになりました。

「あの女が悪いし」

あくまでも相手が悪いとする晴也に対して姉は

大金が入った預金通帳を渡しました。

これは祖父の遺産で父親経由で渡されたもの、

父もずっと辛かったとの事でした。

その後、晴也は子供たちに剣道を教え、

まりあは介護福祉の仕事に就き、そして2人は結婚をしました。

晴也はまりあに自身の出生の秘密を話し、

まりあと結婚してから晴也は

出生について悩むことはなくなっていました。

そして、娘・あや美を設けます。

晴也は立派な父親になることを決意し、うまくいくと思っていました。

この時はまだ

今度は本当の殺人を犯してしまうことになるとは思ってもみませんでした。

あや美が誕生して1年は経とうとしていたが

なぜか晴也には懐こうとしませんでした。

ある日、晴也は帰宅するとまりあと共に見知らぬ男がいました。

彼の名前は浅井、そして突然

「お願いします。彼女と別れてください。」、

「苦しんでいる、開放してください」と頭を下げだすのです。

何のことことかわからない晴也に浅井は衝撃の真実を告げます。

あや美はまりあと浅井の間に出来た子供だったのでした。

まりあは晴也に出生の秘密を打ち明けられた後に悩み、

浅井と一夜を共にしてしまっていました。

ショックを受ける晴也の問いかけにまりあは何も答えません。

さらにあや美も「パパ」と浅井に寄り添ってしまいます。

「俺のこと気持ち悪かったんだ…」

晴也はそういいながら竹刀を手に取るのです。

浅井「林さん、落ち着いてください…」

まりあ「晴くん、ごめんなさい…」

2人の言い訳を聞くことも無く、竹刀を振り下ろしました。

晴也が今までの人生を思い起こす中、

鈍い音が何度も何度も響いていました。

姉から電話が掛かってきました。

晴也「俺、気持ち悪いかな」

姉「そんなこと無いよ。弟だから無条件に。」、

「何があったか知らないけれど、くだらないこと考えるんじゃない。」

晴也「ありがとう…ごめん….」

そう言いながら電話を切り泣き崩れる晴也でしたが、

その後ろには3人の無残な遺体が転がっていました。

林晴也は、乳児を含む男女3人を殺害により、

最高裁で死刑が確定しました。

場面は死役所に戻り、ハヤシは

「ミチルの言葉がグッサリと突き刺さったが、過去は変えられないし、殺したことは後悔をしていない」

と言います。

「それでは反省はできないでしょうね。」

と返すシ村は

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さらに「今できることは反省では無く自分の感情に向き合うことでしょう。」

「なぜ憎しみを抱いたのか?なぜ自分を支えてくれた人の命を無残に奪ったのか?」

「自分を理解し、他人の気持ちを考えることができれば反省することが出来るかも」

「彼らも死役所に来たはず。殺された後、ここで何を思っていたのか」

とシ村は続けるのでした。

「俺にはまだそこまで考えられません。」と返すハヤシに

シ村は「ええ、今はまだそれでいいのだと思います。」とだけ言います。

話したことで何かスッキリしたのかハヤシはシ村にお礼を述べ、

今後も話を聞いて欲しいし、シ村の話を聞きくと告げるのでした。

それを受けたシ村は

「ありがとうございます」と

いつもの張り付いたような笑顔ではない笑みを浮かべるのでした。(続く)