『東京ラブストーリー・リメイク版 第8話のあらすじ・ネタバレについて』

『東京ラブストーリー・リメイク版 第8話のあらすじ・ネタバレについて』

【あらすじ】

完治は、リカに「ニューヨークに行く」と突然伝えられ、困惑しました。

だが、完治は行かないでほしいという気持ちを抑え、リカの意志を尊重するべく、送り出すことにしたのです。

会社を辞めたリカは出発までの間、完治の家で一緒に暮らすことになりました。

そんな折、完治は責任ある仕事を任され、チャンスを手にします。

一方、三上は父親の訃報を聞き、葬儀に出席するため実家の愛媛に帰りまし。

母親から父親の本当の気持ちを伝えられた三上は医師になる決心をします。

そして、そんな三上を心配したさとみは完治に三上を飲みにでも誘ってあげてほしいとお願いするのだが…。

【ネタバレ】

ニューヨークに行くと決めたリカは、離れてしまうことを心配する完治に「人を愛することにおいて、物理的な距離や時間なんてどうでもいいこと。一番重要なのはお互いの心がくっつてい離れないこと。でないと、愛がこぼれていっちゃうから。私は一滴もこぼさない」とリカは真っ直ぐに見つめて言います。

完治の家で、三上とリカと餃子パーティーをしました。

三上は二人の仲を仲直りさせようとしての気づかいでもあるが、ひとりで部屋に居るのが辛いからでした。

やがてリカは眠ってしまいます。

三上は「俺なら止める」というが完治は、自由奔放で突拍子もないけど強くてブレないリカを好きになったから、そういうリカの味方でいたいと伝えます。

三上は完治に「無理してないか?」と聞くと、さらに「そんなに愛してるならつかまえておいた方がいい」とも言いました。

完治は三上にさとみとやり直せるかも、と言うが、三上は「完全に無理」だと悟っていたのです。

三上が帰り、リカが目覚めて言いました。

「出発のときまで、カンチの部屋で一緒に過ごしたい」との事をカンチもOKするのでした。

完治は、会社で大きな仕事を担当することになり、家に戻りリカに伝えるとリカも大喜びでした。

三上は尚子 に「また飯でも行こうよ」と誘うが「自分の失恋くらい自分で直したら」と断られてしまいます。

その時、電話が鳴り三上の父が亡くなったとの報せがありました。

完治は仕事で行けず、さとみは香典だけ、と言います。

三上と連絡をとっていないというさとみは、三上を心配して「飲みにでも誘ってあげて」と完治に頼むのでした。

三上は愛媛に帰り、「立派な医者になれ」が父からの伝言ですが、そこで母は語ります。

「本気で反対なんかしてたら私立の医大なんかやらない。そういう不器用な人だったのよ」と母から聞くのでした。

そして、リカの退職が決まり、退職の挨拶をしています。

完治は和賀とクライアントと打ち合わせをする事になっています。

その帰り、さとみからのラインがあり、三上に連絡しました。

完治は「三上を励ます会」をするからと、さとみを誘いますが、さとみはトキコに、会わないほうがいいと言われるのでした。

完治が帰宅すると、リカが待っていて「土日を空けておいて」というリカは、海の見える神社のお祭りに一泊二日で行こうと、言いました。

わたあめのジンクスがあるお祭りで「わたあめ一緒に食べよう」と約束するのでした。

リカにアルヴィンから出発を2週間早めてほしいと連絡がありましたが、リカは完治との約束があり断ります。

大学では、尚子の婚約が話題になっているが三上は気にとめません。

かなり熱心に勉強している三上に尚子は「素直におめでとうって言えないの?」と言ってきました。

三上は「君には幸せになってほしいと思ってるよ。おめでとう」と言い、更に「もうちょっかい出したりしない」と言われた尚子はどことなく寂し気でした。

三上と完治が飲み始めているとさとみが来た。さとみは「最後に、おじさんには会えた?」と聞くと「いや」と三上は返します。

そして「お前らもたまには親に会いに帰ったほうがいい。もうちょっと飯食べたりしたかったと思うよ」更に「おじさん、会社継ぐの諦めて上京させてくれたんだよ。高い学費払って、生前贈与までしてくれたんだよ」と言いますが「愛情に鈍感だ」と三上に言い、二人は口論になり、三上は帰ってしまいました。

残された完治とさとみは三上と父がそっくりだと言うのです。

さとみは「三上くん、本当はお父さんのことが大好きで愛されたかったんだよ。なのにああいう性格だから意地はって」と言います。

完治はさとみに対してもそうなんだと言う意味で「あいつはこの世で一番関口のことを必要としている」と言い、戻れないのか?と促す完治に、さとみは無言でした。

完治は三上に電話し、留守電に伝言を入れました。

そして三上に「関口、まだお前のこと好きだ。意地はってないで、今すぐ会いに行けよ。今ならまだ取り戻せる!」と言いました。

それを聞いて三上はさとみのところへ行こうとしましたがその時、玄関のチャイムが鳴りました。

ドアを開けると尚子がいたのです。

尚子は「泊めてほしいの」と言い「全然わかんないの」と尚子は三上に泣いてすがったのです。

完治の方も、任せられていた仕事がやり直しになってしまったようです。

完治は帰宅してリカに、打ち合わせになり「愛媛に行けなくなった」と伝えます。

リカは「わかった」と言い、浴衣をしまいました。

完治は、仕事のトラブルを話し始め、リカはクライアントの気持ちを完治に話すが、完治はそこが納得できない模様です。

自分のやりたいことを妥協せずにいるのは認めるが、それだと成り立たないとの言い分です。

リカが反論しようとすると、完治は思いを爆発させました。

完治は「リカは我慢させる側の人間だから、わからないよ。少なくとも俺は我慢してる。リカが好きなことをできるように俺は我慢してきた。リカはいつも自分のやりたいことをやる」と言いました。

しかし、リカは「そんなこと言われなきゃわかんない」と言うが、完治は思わず「それはリカが自分のことしか考えてないからだよ」
と言ってしまうのです。

リカはニューヨークに行くと家を出て行ってしまいます。(続く)