魔女の宅急便 あらすじ モデルの街は?主題歌は?

魔女の宅急便 あらすじ

13歳になった主人公のキキは、ある日ラジオを聞いていました。ラジオの内容は天気予報で「今夜は素晴らしい満月の夜になる」ということを言います。キキはそれを聞いて今夜魔女修行の旅に出ることを決心します。というのも、この世界で魔女になる子は、13歳になると独り立ちをして1年間魔女の修行に出なければいけなかったのです。

キキの母親は元魔女で、今は薬の調合を仕事としていえて街の人たちから慕われている存在です。一方で、キキの父親は魔女とは無縁の普通の人間でした。ですが、魔女について理解がある方でキキの魔女修行を応援してくれていました。ラジオを聞いたその日、キキは母親に「今夜出発する」と言いますが、出発が1ヶ月以上先のことだと思っていた母はビックリしてしまいます。父親もビックリしますが、すぐに今夜キキが出発することを近所の人に連絡したりしました。

その後、キキと母親は急いで出発の準備をすることになります。修行用の黒服を用意し、父親は近所の人たちを集めます。そして、キキは黒猫のジジと一緒にほうきにまたがって出発をすることになります。

無事に出発を果たしたキキは、まず自分の住む街を決めなければなりません。今まで、山の田舎町に住んでいたキキにとって海の見える街は憧れでした。なので、住む街は海の見える大きな街がいいと決めていました。しかし、安定していた飛行も急な嵐に遭遇してしまいます。これ以上の飛行はできないと判断したキキは、近くにある貨物列車に潜り込みそのまま一晩を過ごします。

翌朝、目を覚まして外を見ると列車からが海が見えて、さらに奥には街が見えました。早速、その街に行ってみるとかなりの都会で街の真ん中には高い時計塔がありました。そのまま、探索すべくいろんな街の風景を見るために飛んでいくキキでしたが、突然ほうきが暴走してしまい、街の交通事故に巻き込まれてしまいそうになります。

キキは警察に見つかってしまい色々職務質問をされます。困ったキキでしたが、突然「泥棒!」という声が聞こえて、警察はすぐにそちらの方に駆けつけます。その後、キキはバレないようにそこから去っていきます。その後、街中を歩いていルト、トンボという人物が話しかけてきます。さっきの泥棒と叫んだ張本人でキキを助けてくれたのです。

そして、空を飛べるキキに興味津々で馴れ馴れしく話しかけますが、キキはそれを無視して逃げてしまいます。

慣れない都会でキキは少し落ち込んでしまいます。都会の風景を眺めていると、そこに突然パン屋の店員おソノさんはお客さんの忘れ物があったので、坂の下にいる客に叫びますが全然気づいてくれません。キキはそれを見て、自分が届けると言い出して空を飛びそのお客に届けます。

それを見て、感動したのかおソノさんはキキに興味をもち話を聞くことに。キキの話をしっかりと聞くと、キキの泊まる場所を用意してくれます。おソノさんの優しさに触れたキキはもう少しこの場所で頑張っていこうと決意します。

次の日、おソノさんの店を手伝いながらキキは「空飛ぶ宅急便」を開きたいと決めます。おソノさんも承諾します。そして、早速パン屋の常連からお届け物を頼まれます。内容は夕方までに甥のプレゼントとしてこの鳥籠に入っているジジそっくりを届けてくれというものでした。

早速、届けるために飛ぶキキでしたが、風に煽られ荷物を落としてしまいます。落ちた場所は最悪にもカラスの巣で、カラスの大群に襲われながらもどうにか鳥籠を取り戻します。しかし、よく見ると籠の中には人形がいません。取り戻そうとしますが、カラスに警戒され近づくことができなかったので、一旦ジジに影武者になってもらい時間稼ぎをすることに。

その後、再び森にいくとある小屋を見つけます。そこには落とした人形があって、そこに暮らすウルスラという女性が拾ってくれました。その後、再び配達先にいき無事ジジと人形を入れ替えることに成功します。

それから何日後、宅急便の注文は来ずに暇な日が続いていました。そこに電話で依頼が入ります。それと同時にトンボがやってきて今夜6時からパーティーに誘われます。渋々承諾したキキは、とりあえず先に依頼主のところに行きます。

そこにはセレブな老婦人とバーサという使用人がいました。依頼の内容は温かいパイ料理を届けてほしいということでしたが、それを役オーブンが故障していて完成していませんでした。老婦人はキキに断ろうとすると、キキは薪で焼いてみないかと提案します。キキは手際良く作業を行い5時40分に焼き上がります。

まだパーティまで平気と思っていましたが、時計が10分遅れているとしり、すぐに出発することに。しかし、雨が降ってきてしまいずぶ濡れの状態で配達することに。荷物はびしょ濡れになるは、パーティには間に合わないわで精神的に落ち込むキキ。そんな中、トンボはおソノさんの店の前でずっと待ってましたが、諦めて帰ってしまいます。

ネタバレ

キキはそのまま帰って寝てしまい、次の日熱を出してしまいます。おソノさんに看病してもらい熱は治りましたが、キキの心は晴れませんでした。その後、おソノさんからキキに配達を頼みます。受取人はなんとトンボでした。キキは素直に先日のパーティの件を謝ります。その後、トンボと自転車で海沿いにいき2人は仲良くなりました。

しかし、トンボの遊び仲間に会うとおしゃれをしている女の子を見て卑屈になってしまい再び険悪なムードに。その後帰ってきたキキは自分に自信を無くしてしまいます。それと比例して魔法の力も弱くなってしまい、ジジの言葉もわからなくなってしまいます。

その後はウルスラがキキの元に訪れ、キキを小屋に誘います。ウルスラは絵を描くことをしていてその絵にキキは感動します。そして、ウルスラと話していくと気持ちも落ち着いてきました。

その後、再び老婦人がきて欲しいと聞きました。老婦人の家にいくと、バーサが飛行船を見ていました。飛行船はゆっくり飛び立つ予定でしたが、ロープが突風で切れてしまいます。地上にいる人たちは必死で引っ張りますが、飛行船は上空に行ってしまいます。その中にロープを引っ張っていたトンボも一緒に飛んでいってしまう姿を目撃します。

それを見たキキは、掃除夫のおじさんにデッキブラシを借りて空高く舞い上がります。キキは間一髪でトンボを救い出すことに成功します。そして、キキは街の人気者になり友達もたくさん増えます。そのことを実家の両親に「落ち込むこともあるけれど、私、この街が好きです」という手紙を送りました。

主題歌 モデルになった街

魔女の宅急便で主題歌を担当するのは、荒井由美さんで「ルージュの伝言」という曲名です。そして、この海の見える街のモデルとなった場所は7つあります。

その7つとは、クロアチアのドブロヴニク、スウェーデンのヴィスビュー、ストックホルム、ポルトガルのポルト、リスボン、イタリアのシエナがモデルだと言われています。

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