魔女の宅急便 原作は主人公の半生を描いたものだった

『魔女の宅急便』(角野栄子/福音館書店)

原作ネタバレ

児童文学作品で、宮崎駿によって1989年にアニメ化されました。

このアニメですが、実は原作があって細かい部分のアレンジをされて作られているのです。

ここからは原作のネタバレになるので注意して読んでもらいたいのですが

最終巻(6巻)ではキキの年齢が一気に30代となっていて、双子の男女のトトとニニという子供が生まれ彼らは11歳になっているのです。

キキはすっかりお母さんになっていて、魔女猫のジジもヌヌという白い猫と結婚して18匹の子供をもうけていたのです。

 

自分も同じ母親に

小さい頃に嫌っていうほど受けてきた説教を

キキは子供たちにするのです。

特に女の子は、魔女の後継になるかもしれないのですが

『物事の向こうには見えるものと見えないものがある』

『魔女は、よくばりと自惚れを絶対持ってはいけない。』

と伝えるのです。

 

同じくニニは、かつてのキキと同じように鬱陶しがるのですが・・・。

一人の人間の長い年月における成長と、親子間の伝承を描く

原作となっていたのがわかります。

 

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