朝ドラ エール 6話 あらすじ ネタバレ 藤堂先生の名刺の意味は?

 

ドラマ「エール」第6話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

家が貧しく昼間も学校に行かず家業を手伝っている鉄男(込江大牙)は、学校もやめるという噂。鉄男が父親からひどく叱られているのを目撃した裕一(石田星空)は
鉄男のことを心配していた。翌日、鉄男が裕一の前に現れるのだが…。一方、源蔵(森山周一郎)は茂兵衛(風間杜夫)に跡取りを急げとプレッシャーをかける。三郎(唐沢寿明)は、
茂兵衛(風間杜夫)からの融資を受けざるを得ないことになるのだが…。

[ネタバレ]

第一次世界大戦が終わり、各国が国力を取り戻すに伴い、日本の景気は陰りを見せていました。

もちろん、裕一(石田星空)の家である呉服屋・喜多一にとっても、他人事ではありません。

父・三郎(唐沢寿明)は、借金など恥ずかしくてできないと言いますが

番頭の大河原(菅原大吉)は、もっと冷静です。借金が恥ずかしいどころか、貸してくれるところがありませんでした。

困った三郎は、母・まさ(菊池桃子)の兄で銀行を運営している茂兵衛(風間杜夫)に融資をお願いすると言いました。しかし、三郎はまさから困った話を聞かされます。

茂兵衛の家は、子宝に恵まれず、息子が2人いるのなら、どちらかを養子に出せと言われていたのです。三郎は、またも頭を抱えてしまいました。

同じ頃、裕一は以前拾ったものの、渡しそびれていた同級生の鉄男(込江大牙)の本を、助けてもらったことをきっかけに意を決して届けにいくことにしました。

寂れた長屋が並ぶ道を、恐る恐る歩く裕一の耳に、突然怒声が聴こえてきました。

それは、三郎と優しく話してくれる魚治でした。

息子の鉄男を殴り飛ばし、「稼いでくるまで帰ってくるな!」と…優しいと思っていた魚治の見たこともない姿でした。

「おめぇは魚屋だ!色気だすんでねぇ!」そういって、鉄男が書いたであろう紙を投げつけます。

鉄男の母は、暴力は何とか辞めさせるものの、鉄男に優しい言葉をかけるわけではありませんでした。

降り出した雨に濡れながら、その紙を拾う鉄男は、裕一の姿に気が付きました。

「何見てんだ?」「あ…あのこれ…。」裕一は、焦って笑顔を浮かべながら本を出そうとしますが、手が覚束ません。

それに苛立った鉄男は、思わずカバンを振り払ってしまいます。

裕一は、それ以上、何も言えずカバンも拾えず逃げるように走り出しました。鉄男は一応、カバンを拾うと、その衝撃で壊れてしまったハーモニカを見つけるのでした。

家では、まさが裕一が傘を持って出たかと心配していました。

そこへびしょぬれの裕一が駆け込んできます。「何だおめぇ!びしょ濡れでねぇか!」しかし、裕一は、何があったか、何も語ることはありませんでした。

翌朝になってもそれは変わらず、裕一は普通に学校へと出かけていきます。

三郎とまさは、心配していましたが…、そればかり心配しているわけにもいきません。

「今日は…郡山に行ってくる。」

それは、創業時から付き合いのある銀行に融資をお願いに行くということでした。

ここに断られれば、ついに茂兵衛の川俣銀行以外に頼るところは無くなります。つまり、裕一か浩二のどちらかを養子に出さなくてはいけないことを意味していました。

さて、小学校の前では、鉄男が座っていました。裕一のカバンを持って。

裕一が登校してくるのを見つけると、声をかけました。「古山!」裕一は、思わずびくついてしまいます。「や…やめて…。」

「俺は筋を通す男だ。…悪かった。」

突然、頭を下げられ困惑する裕一です。

「これ。」鉄男は、昨日裕一が忘れていったカバンと何とか修理してみたハーモニカを差し出しました。「あ…ありがとう。」

「吹け。」「え?」「吹かなきゃ、直ってるかわからねぇべ。吹け。」

残念ながら、ハーモニカの音はとんちきでした。

「すまねぇ…。」でも、裕一は、鉄男の優しさに取り繕うものではない笑顔を浮かべ、鉄男も微笑むのでした。

裕一が、そんな新しい友情を芽生えさせようとしている頃、険しい顔の三郎が帰宅しました。

結果はもちろん…。「先代なら無担保で貸すが、俺には…だと。」

「旦那さん。もう川俣銀行しか残ってません。…旦那さん!ご決断を!」

さぁ…三郎が出した決断とは…。

「旦那様、まさお嬢様からお電話です。」

茂兵衛の家に電話がかかってきました。

養子の件の返事だと思った茂兵衛はそそくさと電話に出ます。

しかし、まさの電話の向こうでは、それは、それは、騒がしい音が。

「旦那様が、うちにある骨董品を全部売りに出すって。」

そう、三郎は川俣銀行を頼る前に、自宅にある骨董品を売りに出すことで、何とか当座のお金をひねり出せないかと考えたのです。

三郎は、どうしても息子を養子に出したくなかったのです。

売りに出したものの中には、裕一が産まれた日に衝動買いした全く使っていないレジスターも含まれていました。

茂兵衛は焦りました。

養子が来なければ、妻を捨てろ、別の女性と再婚しろと言われているからです。

「当座を凌いだだけです!すぐ行き詰ります!」

茂兵衛は、何とか自分の父・源蔵(森山周一郎)を説得します。

「はよせぇ!跡取りが決まらなくては、死んでも死に切れん!」

「わかってます。」

さて、その頃、学校の教室では、裕一の状況を担任の藤堂(森山直太朗)に報告する久志(山口太幹)の姿がありました。

「あ~…それで、古山、ハーモニカを持ってなかったのか…。」

「村野も最近学校に来てないし、古山も何か良くないことに巻き込まれないといいんだけど…。」「お前も、優しい所があ…え?」

久志は伝えたいことだけ伝え、藤堂が振り返るころには、その場にいないのでした。

一方、少し心を開き合ったらしい裕一と鉄男は、2人で話をしていました。

鉄男は、詩が大好きで、万葉集も古今和歌集も全部読んだと言います。

「すごい!しょ…将来は詩人だね!あの詩もすごかったもん!!」

「あの詩?」「『空にかかれし、満月の』ってやつ。」「親父が許さねぇ。」「でも、詩を書くのは得意なんでしょ?」

黙ってしまった鉄男に裕一は言いました。「人よりほんの少し努力することが辛くなくて、ほんの少し簡単なこと。それが得意なことだって、藤堂先生が言ってた。しがみつけば、必ず道は開くって。大将、詩人になれるよ!」

「バカ言うな。」「いや、絶対なれる!」

「うるせぇ!…母ちゃんや弟の面倒も見なきゃなんねぇ。おめぇとは違うんだ。」

「でも!」「おめぇ、明日食うもんの心配したことあっか?明日食うものがねぇ。弟に食わせるもんがねぇ。そんな心配したことあっか?おれは、毎日だ。毎日、毎日、明日食うもんの心配だ。」

「それならうちの…。」「バカにすんな!俺は、乞食でねぇ!」

「ごめん。」「俺は、詩を書くことが好きだ。でも、それじゃ、飯は食えねぇ。」吐き捨てるように言うと、鉄男は帰ろうとします。

そんな鉄男を裕一は引き留めました。

「あの詩…。あの詩に曲をつけるから…。いい?つけたら持ってくね。」鉄男は何も言いませんでした。日曜日の昼下がり。穏やかな日差しと音楽に包まれ、幸せな2人でしたが…。

「起きて!大変!」

まさが、駆け込んできました。「善治が夜逃げ!?」鉄男の一家が、方々から金を借りて、姿をくらましたと言うのです。

裕一は、すぐに鉄男を案じて、家に向かいますが、すでにもぬけの殻、人相の悪い金貸し達が、善治(山本浩司)たちを探していました。

裕一は、小高い山を駆け、見晴らしのいいところまで来ました。鉄男と約束したあの詩に曲をつけたのです。「できたよ。」そういって、どこにいるともわからぬ鉄男に歌いました。鉄男は懐から1枚の紙を出しました。

それは、夜逃げる前に、訪ねてきた藤堂から渡されたものでした。

「頼ることは恥ずかしいことじゃない。才能を無駄にするな。一生後悔するぞ。」

「先生も逃げたの?」「俺は、無いものを追ったんだ。」

そういって藤堂は帰っていきました。藤堂が渡してくれたのは、福島市にある新聞社の記者の名刺でした。藤堂先生が鉄男に渡した名刺「福島日民新聞 記者 沖 隆」

(これは文章がうまいから新聞記者にいったら?という意味?それだったら出版社のほうが・・・

もしかしたら作った詩を新聞記者におくってみろという意味・・・)

ちょっと不明です・・・

鉄男に向けて歌い、何とか直したハーモニカでその曲を吹きました。

裕一は、鉄男との別れに涙がこぼれてきました。

この2人の組み合わせがヒット曲の数々を生むのは、もっとずっと先の話で…。その頃、裕一の運命の人も波瀾万丈な人生を歩き出していました。

以上、ドラマ「エール」第6話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!(^^)!

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