「鬼滅の刃」に出てくる音柱・宇髄天元の過去について紹介します!
[柱の剣士 音柱・宇髄天元]
那田蜘蛛山での戦いの後、鬼である禰豆子を連れている炭治郎を裁くための柱合会議で初登場した音柱・宇髄天元(うずいてんげん)。
鬼殺隊最高戦力である「柱」の1人に数えられ、音柱
として活躍しています。
大きな宝石をあしらった額当てにピアス、フェイスペイントにネイルと非常に派手な格好が特徴です。
シリアスな会議の中でも派手好きな一面があらわれ、派手な
処刑を提案していました。
彼の誕生日は10月31日で23歳。身長198cm、体重98kgと体格は長身かつ筋骨隆々としています。
嫁との温泉巡り・秘湯探しが趣味で、好物はふぐ刺しと大人ならでは
の好みですね。
普段はサラシの下にありますが、髪は虹色がかった銀髪で肩につかないくらいの長さ。
端正な顔立ちも相まって、まさしく美青年といえるでしょう。
[音柱・宇髄天元の戦闘スタイル]
元忍という変わった経歴を持つ彼が使うのは我流で習得した「音の呼吸」です。
雷の呼吸を自分流にアレンジしているため、雷の呼吸の派生といえます。
伊之助同様に二刀流の使い手で
苦無(クナイ)や火薬玉といった忍びならではの道具も使いつつ戦います。
善逸と同じく聴覚が優れており、音の反響から建物の構造や人・物の位置を正確に把握できるほど。
音で把握した
敵の攻撃の「リズム」を分析し、「譜面」という独自の戦略を組み立てるのにも聴力が活かされています。
譜面の作成には時間がかかってしまいますが、完成すればこちらの攻撃が通る
ように戦えるという優れものです。
忍としての生い立ちから素早さ・身軽さに長けているうえ、毒への耐性や体の並外れた頑丈さも備えています。
[宇髄天元の秘められた悲しい過去]
派手好きな天元を語るうえで外せないのが、忍としての過去です。
派手とはかけ離れた隠密機動隊での過去は、結果的に今の彼の人格を形成するきっかけとなります。
大正時代に入り、衰退しつつある忍一族に彼は生まれました。
9人姉弟の1人で次期頭領としての教育を受けていましたが、一族の衰退ぶりに焦った父は非常に過酷な訓練をさせていたようです。
結果、天元が15歳に
なる頃には彼と2つ下の弟の2人しか生き残っていませんでした…。
弟は人の意思を尊重せず、部下や妻を駒のように考える父親そっくりの人物になってしまいました。
一方、天元は理想とされる
父や弟に対し「あんな人間になりたくない」と違和感を抱き、その末に妻達とともに里を抜けたのです。
幼少期から教え込まれた忍としての考え方に違和感を持ち、妻達とともに里を抜けた天元。
しかし、父の「矛盾や葛藤を抱える者は愚かな弱者」という言葉が頭から離れません。
違和感をもったのは確かでも、抜け忍となることを選んだのは正しかったのかと迷っていました。
そんな彼の悩みに共感し、優しい言葉をかけたのが鬼殺隊の「お館様」、産屋敷輝哉(うぶやしきかがや)だったのです。
病がさほど進んでいない輝哉に「それでも人の為に戦ってくれるんだね
ありがとう」という感謝の言葉をかけられているので、入隊時か入隊して間もない頃でしょうか。
このやりとりは天元にとっての重要な転機となり、彼への感謝とともに忠誠を誓うきっかけ
となったようです。
[宇髄天元の3人の嫁]
天元の家系では一夫多妻制がとられており、15歳になると一族の長が選んだ3人の妻を娶る決まりがありました。
そうして結婚した妻達も天元と共に里を抜けており、諜報活動などのサポートをしています。
彼女らは須磨・まきを・雛鶴と言い、いずれも優秀な元くの一で、スタイル・美貌ともに一級品!
「遊郭編」では鬼の情報を得るため、遊女として遊郭に潜入しました。
妻同士の仲は良好で、天元は
「妻達の命を最優先・次に一般人・最後に自分」という優先順位をつけています。
須磨はやや気弱、まきをは強気で活発、雛鶴は上弦の鬼を前にしても臆さない女性です。
雛鶴はある理由から毒を飲んで
弱っていましたが、解毒剤をもらって間もなく大量の毒付き苦無を放って天元をサポートしていました。
長きにわたって遊郭の花魁として居座り、美しい遊女たちを手にかけてきた上弦の陸・堕姫(だき)。
気に食わない者を容赦なくいたぶる残酷な性格で、潜入していた天元の妻らも窮地に追いやっていました。
そして、狙っていた花魁を喰おうと本性を表したところへ炭治郎が駆けつけます!
堕姫は炭治郎の
ヒノカミ神楽をものともせず圧倒しますが…天元にあっさり首を落とされました。
「上弦にしては弱すぎる」天元の言葉に堕姫が泣き喚くと、本当の上弦の陸である兄・妓夫太郎(ぎゅうたろう)が姿を現します。
彼が使うのは猛毒の自分の血を鎌とする血鬼術。
片方の首を斬っただけではどちらも死なない厄介な性質を活かし、天元らを相手に全く引けをとりません!
しかし、譜面の完成が大きな転機となって妓夫太郎の
首は炭治郎に・堕姫の首は伊之助と善逸によって落とされたのでした。
辛くも勝利したものの、左目と左腕を失い、耐性を超える毒によって瀕死の状態となった天元。
妻らに遺言を遺そうとまでしていましたが…
禰豆子の血鬼術により毒は浄化され一命をとりとめました。
上弦の陸との激戦を勝ち抜き、生還した天元。
しかし、片腕・片目を失う重傷のため柱の座を退くことを戦闘後すぐに決めていました。
その後は
鬼殺隊隊員の指導係となり、柱稽古では基礎体力の強化を担当していましたね。
3人の妻たちはしごかれる隊員のために大量のおにぎりを作っていたことから、彼の引退後は共に隊のサポートをしているようです。
上弦の陸との激戦を共に戦った伊之助・善逸・炭治郎のことは「継子」と言っており、彼らの度胸を認めています。
稽古にやってきた炭治郎を見るなり「よくきたな!」と笑顔で歓迎していたことからも、他の
隊員以上に大切に思っている様子が見受けられます。
以上、「鬼滅の刃」に出てくる音柱・宇髄天元の過去についての紹介でした!
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