半沢直樹 6話 あらすじ ねたばれ 5億回収 さらなる問題が・・・

半沢に再び問題が・・

半沢直樹(堺雅人)が回収することがほぼ不可能だと言われていた5億円を見事回収することに成功します。そのおかげで、半沢は東京中央銀行の中枢でもある営業第二部次長に栄転することができました。栄転をしてからの半沢は営業第二部でも優秀な実績を収めてかなり上手くいっている様子でした。第6話はその栄転から1年後の物語として始まります。

そんなある日、部長である内藤寛(吉田鋼太郎)に半沢は呼び出されます。呼び出した理由はある調査の対策を行ってもらいたいというものでした。その調査と言うのは、今東京中央銀行は金融庁から金融庁検査を通告されています。金融庁調査と言うのは、銀行がしっかりと正しい業務を行なっているか、融資をする時に何か問題がないかを、金融庁の検査官がチェックするものです。

頭取である中野渡謙(北大路欣也)は重役会議を開いて、「引き等金を積むようなことになって仕舞えば、この銀行経営そのものが揺らいでしまう」と言って、各部門の責任者に金融庁検査の対策を命じたのです。

その対策を命じれた部長はその対策をなんとか半沢にお願いしたのです。半沢はその要請を断り続けます。ですが、内藤は「今回だけは俺の顔を立ててくれ」と頼まれます。そして、半沢は納得することなく、常務である大和田暁(香川照之)との会食に出席することになります。

因縁の相手である大和田とついに対面する半沢。そんなことは露知らず、大和田は酒を飲みながら、「酒は飛姫に限る。金沢の地酒だよ。金沢支店に居たことからこれが好きなんだ。」と話します。すると半沢は「実家は金沢で半沢ネジという工場をやっています。父は25年前に他界しました」と答えます。

しかし、それを知っているはずの大和田は何も知らないような顔で「君も苦労してきたんだね、私が力になれることがあればなんでも、言ってくれ。」と言います。それを聞いて、半沢は表情は穏やかなものの手は怒りに震えていました。

納得のいかない仕事を任せられる半沢

その翌日、営業第二部長の内藤は半沢に、伊勢島ホテルの120億円の損失の穴埋めと経営再建案の担当を命じます。伊勢島ホテルは長い間業績が伸び悩んでいるにもかかわらず、東京中央銀行が200億円の融資をしたばかりでした。そしてその直後に資金の運用失敗で120億円もの損失が世間に出回ったばかりの時でした。

その事実を知った半沢は「そういうことなら、審査部あたりが引き継ぐべきでしょ」と断ると、部長の内藤は「これは頭取の命令だ。もしかしたら、5億円を回収した実績を評価してのことだろう。」と告げます。

続けて内藤は「1週間後に金融庁検査が入ってくる。伊勢島ホテルをターゲットにしているのは確実だろう。伊勢島ホテルの融資に回収の懸念があるとすれば、この銀行は破綻することになる。頼んだ」と半沢に託します。こうして、半沢は金融庁検査までの2週間。伊勢島ホテルの経営再建案と120億円の損失の穴埋めを任されたのです。

伊勢島ホテルに向かうが・・

早速半沢は、伊勢島ホテルを訪れることになります。そこで専務である羽根夏子(倍賞美津子)に経営再建計画の作成を求めます。しかし、羽根は「損失は投資の失敗によるもの。経営とは全く関係がないわ」と拒否します。

言い返すように半沢は「伊勢島ホテルは黒字が融資の条件だったはずです。200億円を返済していただきたい」と加えます。これも羽根は「財務内容は全て書類で提出したはずです。運用失敗を見抜けなかったのはあなたたちの失敗でしょ」と答えます。そして羽根は「どうしてもお金を返せというのなら銀行内で同意を取っていただきたい」と提案します。

東京中央銀行に戻った半沢は、実際に伊勢島ホテルの融資を行った動機である時枝孝弘(高橋洋)から話を聞きます。いろいろ話を聞いていき高橋は「京橋支店に支店長の貝瀬郁夫(川原和久)と融資課長の古里則夫(手塚とおる)がいる。俺よりもそっちが知っているからあとは2人に聞いてくれ」と言います。

半沢は京橋支店を訪れ、古里に話を聞きましたがあまり良い答えが出ず協力も得ることができませんでした。半沢が銀行を出ると、タミヤ電機に出向した近藤直弼(滝藤賢一)と出会い、今から京橋支店に融資の申し込みをすると言います。

近藤は古里に頭を下げますが、ダメだと言われ大きなストレスを受けます。さらには、タミヤ電機の社長である田宮基紀(前川泰之)にも「君に問題がある」と拒否されてしまいます。

本部で重役会議が開かれる

その翌日、東京中央銀行で重役会議が開かれました。営業第2部の部長である内藤は「伊勢島ホテルの件を担当している半沢が融資した200億円の即時返却の同意を求めています。半沢は融資を引き上げ、その後に適正な融資をするべきだと判断しています。」と報告します。

しかし、その主張に対して取締役である岸川慎吾(森田順平)は「伊勢島ホテルは運用失敗をして120億円を損失している。そこから、200億円の融資を引き上げることになったら経営が深刻な事態になる」と反論します。結果として、中野渡は200億円の即時回収を否決して、半沢は200億円を回収できないまま、金融庁検査に対応することになってしまいます。

感想と見どころ

5億円問題を無事に解決し、営業第2部という部署に栄転してちょっと平和になった気がした瞬間にまた問題が起こるというこの物語。そして、半沢はいつも通り問題に巻き込まれるという始末です。しかも、今回の問題は120億円という膨大なお金を回収しかつ金融庁検査の対策をしなければならないという窮地に立たされてしまいます。半沢がこの問題に対して、どう解決していくのかが見ものです。

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