半沢直樹 3話 あらすじ・ネタバレ 浅野はどうなる?

裁量臨店のときが迫る・・

西大阪スチールに融資した結果、倒産してしまい5億円も騙し取られてしまう結果になった東京中央銀行。その5億円をなんとか回収するために半沢直樹(堺雅人)は、東田満(宇梶剛士)が海外に所有している5千万円の別荘を差し押さえようとします。しかし、差し押さえが完了するほんの寸前で国税局の黒崎俊一(片岡愛之助)に横取りされてしまいます。
黒崎に差し押さえを横取りされてしまった半沢は、次に裁量臨店と呼ばれる本部からの内部検査が待ち受けます。裁量臨店というのは、本部の審査役が実際に支店に赴き融資がきちんとされているかをチェックする監査のことです。
支店長の浅野匡(石丸幹二)は「明後日の裁量臨店では頑張るんだな」と言います。ですが、その言葉に疑問を感じた半沢は「明後日ですか?聞いておりません。裁量臨店には約1週間の準備が必要なはずです。」と言います。しかし、浅野は「私はかなり前に伝えたはずです。自分のミスを他人のせいにするのは良くないですよ。」と告げます。

竹下とともに東田の隠れ家を調べる半沢

これを聞き、より一層5億円の回収に力を入れる必要が出てきた半沢は早速竹下清彦(赤井英和)と合流することにします。合流すると、竹下は東田の隠れ家の持ち主について調べていてその持ち主は小村武彦(逢坂じゅん)という男であることがわかりました。小村は10年以上前に関西で小村建設という有名企業の会長でしたが、数億円の献金疑惑が出たため解任を余儀なくされた人物です。半沢は東田の別れた妻が小村の遠い親戚にいるということで、東田は今も小村が持っている不動産のどこかに隠れている可能性があるということを推測します。
しかし、調べてみると小村の持っている不動産は30件以上もあってそれを全て調べ上げるのは不可能でした。1軒1軒調べるのが難しかったので半沢は、小村に直接聞こうとしますが小村は病院で面会謝絶でした。半沢は看護師に止められて諦めようとしましたが、そこに病室から出てきた小村が半沢を呼び止めます。
小沢と話をする機会を得た半沢は「どんなことでもいいので教えてください。」と頼みます。そして、小村は「最初に来たのは1年前だった。不動産の管理をさせて欲しいということで任せたらすぐに来なくなった。」と話します。それを聞いた竹下が財産目当てだと主張すると小村は「ワシの所に来るのはそんな奴ばっかりや」と吐き捨てます。
話を聞き終えてから半沢は家に銀行の資料を持ち帰ります。それは、裁量臨店があるのでマイナスの評価になってしまう資料を隠すためでした。妻である半沢花(上戸彩)が「それって犯罪じゃないの?」と疑問をふっかけてきたので半沢は裁量臨店について詳しく説明しますが、花は全然理解できていませんでした。

東京中央銀行本部の動き、そして裁量臨店の当日

一方その頃、銀行の本部では常務の大和田暁(香川照之)は「半沢直樹ならもしかしたら5億円を回収できるかもしれない」と期待をします。それを聞いていた大和田の常務は半沢の最良臨店について報告して「では、裁量臨店を注視させるように手配します。」と提案します。しかし、大和田は「いや、とことんやるように伝えてください。彼がこの逆境にどう立ち向かうのがを見てみたい。ダメならそこまでの男と言うことです。」と言って裁量臨店を行うことを止めませんでした。
そして、東京中央銀行-大阪西支店にて裁量臨店が始まります。裁量臨店というのは時間が限られているため、適当に選んだ融資の情報を調査することが一般的です。しかし、いざ始まってみると調査の対象になったのは業績が悪化していて問題ある企業の融資ばかりで意図的に選んでいました。そして早速灰田雅樹(加藤虎ノ介)が「こんな赤字企業に融資するとはどういうことだ」と言われます。半沢は「今期は黒字になる見込みです。試算表があるのでそれが根拠となるはずです。」と言いますが、中西英治(中島裕翔)が作った資料を見ると試算表はどこにもなかったのです。すると灰田は「全て部下のせいにするとは無責任だな」と叱責して裁量臨店は終了します。
そして裁量臨店の2日目。調査役の追求のやり方は1日目以上に厳しいものであって、どんどん資料の不備が発覚していってしまいます。「資料が無いっていうのはどういうことだ。こんな低いレベルの融資課は見たことがないぞ」と再び半沢を叱責します。なんとか、裁量臨店の2日目が終わると、垣内(須田邦裕)は半沢に「1週間前には確かに資料はあったはずなんです」と訴えかけます。同じく、角田周(モロ師岡)も「書いたはずの試算表がないと言われた。これはどうもおかしいぞ」と頭をひねります。すると、垣内は中西に「お前も何かないのか?」と聞くと中西は「僕は何も」と言ってよそよそしく帰っていきました。

感想と考察

第3話では裁量臨店がメインになってくるお話でしたね。普通なら裁量臨店は1週間以上も前から告知されるのに、急に明後日って言われるってヤバイですね。銀行の闇とも言うのでしょうか。そんな裁量臨店の急な決定といい、西大阪スチールの融資問題といった理不尽なことをどんどんされていく半沢もすごいです。普通なら心が折れてしまいそうな感じがしますが、半沢はどんどんバネにして行動してます。男ながらあっぱれです。
気になるのは大和田常務ですね。なんだかんだ半沢の出向を止めたり裁量臨店を強化するよう命令したりして、敵なのか味方なのかが分かりませんね。今後大和田がどう動くのかも見所ですね。

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