最終決戦目前!?大和田の弱みを証拠づけようとする半沢
大和田の妻が迂回融資
近藤直弼(滝藤賢一)が働いている会社のタミヤ電機で発生した鵜飼融資事件。タミヤ電気が3000万円を融資したアパレル会社「ラフィット」の女社長である棚橋貴子(相築あきこ)の正体は、大和田常務(香川照之)の妻であることが分かりました。迂回融資というのは、銀行が融資できない相手に対して、顧客を通じてお金を貸す違法行為のことです。
当時の京橋支店の支店長は岸川部長(森田順平)だったので、大和田が指示したのは明らかでもありました。つまり、大和田が迂回融資したという証拠を掴むことができれば、大和田を追い込むことができる。
そう考えた、半沢直樹(堺雅人)はそのことを大和田に突きつける証拠として。田宮社長(前川泰之)の証言を取ってくるように近藤に依頼をします。半沢からの相談を受けた近藤は、「やってみる。どっちにしろ、近藤社長にはハッキリとした答えを聞くつもりだったんだ」と引き受けることになります。
すると、話を聞いていた渡真利忍(及川光博)も「その前に金融庁調査だぞ。そうするともうあの方法しかない。フォスターは俺が全て引き受ける。」と言って、海外の大手ホテルチェーン「フォスター」との交渉を引き受けます。
その翌日、半沢は伊勢島ホテルを訪れ、湯浅社長(駿河太郎)に「御社を救う方法を見つけました。フォスターの資本を受け入れてください」と言います。しかし、湯浅社長は「伊勢島ホテルを売れというのか。しかもよりによってフォスターに」と激怒してしまいます。
激怒に対して、半沢は「あなたの立場になって徹底的に考えた結果がこれです。フォスターは日本進出として買収合併できる企業を探しています。傘下に入ってもあなたの社長は続投でき、伊勢島ホテルを飛躍することができます。その実現のため、現在私の同期が交渉をしています。」と説得します。説得に押された湯浅社長は「少し、考えさせてください。」と頼みます。
半沢が担当を外される危機に…
金融庁検査の前日、黒崎俊一(片岡愛之助)は部下に「なにがなんでも金融庁検査までに疎開資料を見つけ出しなさい」と命令します。その一方で、東京中央銀行では重役会議が行われます。ほとんどの融資先は金融庁検査で破綻先に分類されるのを回避する見出しだったが、伊勢島ホテルの件だけ残っていた。
すると、大和田常務は「羽根専務(倍賞美津子)から、経営方針を一新するという提案がありました。そのことについて、黒崎に見てもらったところ実現すれば破綻先への分類を1年間猶予すると約束できました」と報告します。そのことを聞いて納得したのか、他の重役は「その案でいこうじゃないか」と喜んでいると岸川部長(森田順平)が「ですが、その案には担当の半沢次長が反対している」と答えます。
それを聞いた大和田常務は「半沢を指名したのは頭取(北大路欣也)だぞ。」と注意を促します。それに対して、中野頭取(北大路欣也)は「遠慮はいらん。私の顔色を伺っている場合ではない」と言います。それを聞いていた岸川は「頭取、半沢次長を担当から外すという決断をしていただけないでしょうか?半沢次長だけではどうしても金融庁検査を乗り切ることができないと思います。」と意見をします。
大和田は「そんなことは頭取は十分に承知している。その上で、頭取には頭取の深い考えがあってのことだ」と再び注意をします。そして続けて大和田は「もちろんダメだった時には、全ての責任をとる覚悟があるのですよね」と問うと無論と答えました。
伊勢島ホテルとフォスターの買収合併の進捗は?
一方で、半沢は金融庁の職員に尾行されているのを振り切って渡真利忍(及川光博)と合流します。半沢が「フォスターの方はどうだ?」と尋ねると、渡真利は「順調に進んでいる。湯浅社長も続投できそうだ」と報告します。
その後、渡真利から電話で「フォスターの極東エリアマネージャーが帰る前に、お前と会っておきたい」と半沢を呼び出します。しかし、半沢が正面玄関に行っても渡真利はいつまで経ってもくることはありません。仕方なく半沢が向かって階段を降りながら携帯電話を取り出すと、肌身離さず持ち歩いているプラスチックのネジがポケットから落ちます。その先に大和田がいてそのネジを拾おうとします。
すると半沢は「おやめください。そのネジはあなたに拾って欲しくない。お分かりになりませんか?あなたは、いずれは嫌でもこのことが分かるようになる」とネジを拾い上げます。大和田は「残念だな。いずれというほど君には時間がないかもしれない」と告げて立ち去っていきます。
その後、ようやく渡真利が半沢と合流をします。渡真利は「フォスターの人がいる所得お大和田に見られたらまずいのでね。」と謝罪をします。そして、半沢に「交渉は順調だ。しかし、最終的なところは湯浅社長の真意がわからない」と答えます。
感想と見どころ
いよいよ、最終決戦のような気がしますね。タミヤ電機が借りた3000万円を女社長である人に迂回融資をした。しかも、その女社長は大和田の妻ということで一気に大和田を追い詰めるのに一歩前進したというとこですね。
あとは、その証拠さえ握れば大和田を沈められるという半沢にとって最大のチャンスですね。このまま半沢が大和田を沈めるのか、大和田が半沢を上手く落とすのかどっちなのかが見どころですね
半沢直樹 最終話あらすじ・ネタバレはこちら
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