東京ラブストーリー 25年後 さとみはどうなった? あらすじ・ねたばれ

ドラマ『東京ラブストーリー』柴門ふみさん原作のマンガで、ヒロインである赤名リカが恋愛において自分の意思をはっきり表明する新しい女性の姿が表現されていたため、当時は社会現象にもなった人気ドラマでした。
すでに30年近く前の作品ですが、2018年に織田裕二さんと鈴木保奈美さんがドラマ「SUITS/スーツ」で27年ぶりに共演し、20年の春にはそのシーズン2が始まるということで再び注目されています。

そんな『東京ラブストーリー』ですが、実は原作マンガの続編として『東京ラブストーリーAfter25years』があるってこと、ご存知でしたか?
2017年に25年後の完治やさとみ、リカなどの登場人物たちが描かれた作品になります。
全7話と比較的短いですが、さとみと完治の子供とリカの子供が結婚する、というストーリです。
ネタバレを含みますので、原作を読んで楽しみたい、という方はこちらで読むのを止めてください。
むしろネタバレを読みたい!ネタバレ大歓迎!という方はぜひ、続きをご覧ください。

 

1.『東京ラブストーリーAfter25years』のあらすじ ねたばれ

完治たちは50歳を迎え、娘の「ひなみ」は「赤名アフリカ」という男性と結婚したいと報告しますが、実はリカの子供で…。
お互いの子供が再び完治とリカを引き合わせることで、さとみや三上、アフリカの父として末期がんに冒された和賀も登場することに…。
和賀を散骨する完治と三上、それを見守るリカとさとみでラストを迎えます。
以下、詳細なあらすじになります。

1)さとみと完治の子供がリカの子供と結婚?リカとの再会

リカと別れて25年…完治は50歳になっていました。
ある日、1人娘の「ひなみ」が「運命の人に会ったから結婚する!」と報告してきました。
相手は、父親がいない24歳の「赤名アフリカ」という男性と聞いた完治は驚きます。
なぜなら、25年前に「妊娠しているけどあなたの子じゃないから別れてあげる。名前はアフリカにしたの」とリカから聞いていたからです(原作では完治以外の子を身ごもり、最終回を迎えました)。

リカは完治と再会し、必死に育ててきた息子が幸せになれるように、ひなみと息子の結婚を認めてくれるように頭を下げます。
アフリカとひなみは交際1ヶ月で結婚を決めました。
というのも、アフリカが幼い頃から「本当に何もかもが大好きになった人と出会ったら、すぐに結婚するのよ。手放しちゃダメ」とリカから教えられてきたから。
リカは完治と別れたことを後悔していて、我が子には同じことを繰り返してほしくないと考えていました。

2)さとみ、リカとの再会を不安に感じるも落ち着きを取り戻す

さとみに、ひなみの結婚のことを完治は伝えますが、「娘が旦那の元カノの息子と結婚すると聞いて、心のざわめきを抑えることができません」と不安を露わにし、ネットで相談します。
しかし、匿名の「ラブ・ストーリーは突然に」(正体は完治とさとみの息子、完太郎)からの返信にある、夫の元カノへの嫉妬ではないか、という返信がありました。
さとみは電話でアフリカと電話をして当時のことを振り返ってみても、25年も前のことなので納得できません…。

続けて「ラブ・ストーリーは突然に」から「ひぃちゃんママ(さとみのハンドルネーム)さんにも結婚前は恋愛があったろうし、お互い様では?」という返信が来ます。
これを機に三上のことを思い出したさとみは、三上をはじめ接点のある男性に片っ端から手を出している元同僚との飲み会に参加し、そこに三上も登場します。

定期的に夢に出てくるから久しぶりって感じはしないけど、夢で会うよりもキレイだと笑って話す三上にさとみは内心ドキドキ…。
また口説かれるのでは?と思っていたら、さとみは完治と結婚して本当に良かった。不倫なんてしないのが一番と話す三上に対して、さとみは残念そう。

 

そんな三上との再会に心を揺らしていたところ、「ラブ・ストーリーは突然に」とのやりとりに「今まで二人の子育てとお店(古着屋の経営をしている)も頑張ってきたんだし」とあったので、この人は自分のことを知っている身近な人なの?と心底焦ります。
しかし、息子からのアドバイスのおかげで、25年かけて積み上げてきたものがあると気付き、さとみは落ち着きを取り戻します。

3)リカはバブルの完治と三上をみているのだろうと、さとみは思い馳せる

その後、完治とさとみはリカが結婚すると知り、驚きます。
リカはかつての上司であり、恩人でもある、和賀が相手であり、同時にアフの父でもあると完治にだけ教えます。
しかし、アフリカにも父親としての和賀は伝えていないので、誰にも知らせないでほしいと頼みます。

末期がんに冒された和賀の治療のために、その道の第一人者である尚子の父を紹介してもらうため、完治とリカは一度、自宅に向かいます。
しかし、そこにはなぜか、さとみと三上の姿が・・・。

実は、自分の古着店で仕事をしていたさとみの元に、離婚調停中の三上がやってきます。
あまりに落ち込んでいる三上を見て、さとみは思わず自宅に誘っていました。
ケンカした2人をリカがとりなして和賀のことを伝えますが、尚子の父はすでに亡くなっており、手のほどこしようのないことを知ります。

ことあるごとにリカと接点を持とうとする完治を見て、さとみとの夫婦仲も一時は険悪になります。
しかし、アフリカの父で、自分の恩人でもあるので、危篤状態の和賀に会いに行きたいと伝えると、さとみも納得し一緒に病院へ急ぎます。

病院へ着くと、家族しか会うことができないと言われてしまい、完治は面会することができません。
リカは自分が内縁の妻、アフリカは内縁の妻の連れ子と伝え、和賀は2人に見守られながら亡くなります。

1ヶ月後、さとみと完治は2人でリカとアフリカについて話します。
リカはアフリカの父親は和賀だと伝えないつもりか?と完治が疑問を口にすると、さとみは、自身の経験を踏まえて、アフリカは自分の細胞が分裂した存在とリカは思っているのでは?と答えを返します。
その後、和賀の遺言に従い、完治とリカ、三上とさとみが海に集まり、ドローンで海に散骨することに。
ちょうど、アフリカも時間に合わせて、和賀に別れを告げます。

散骨される和賀を見て、リカは『自分もこうして』とドローンを操縦する三上に頼みますが、それを不服に思った完治は、コントローラーを奪い、あえなく墜落…。
三上と完治はドローンを弁償するしないで言い争いをはじめますが、それを見たさとみは、「高校時代と変わらない。きっとリカはバブル時代の二人を見ているのだろう」と思いを馳せて終わります。

2.マンガ『東京ラブストーリーAfter25years』を読んで感じたこと

読んでいて思ったことは「変わらないなー」です。

原作とドラマではキャラクターのえがかれ方が違いますが、それを踏まえて見てみると、完治は変わらず優柔不断ですし、リカは自由人ですし、さとみはリカに嫉妬をしつつ、三上と関係を…。

 

一方で身近になりつつある技術も登場しているので、イメージしやすかったです。
ドラマですら、私が生まれる前に放送されていたので、正直言って、当時のイメージが湧きにくく、ピンとこない場面も多かったです。
しかし、さとみや三上などがドローンやインターネットを使っていると、親近感も湧き、よりスムーズに楽しむことができました。

残念ながら、まだドラマ化の話は出ていないようですが、コレはぜひとも、同じキャストでドラマ化してほしいです!!
当時のキャストもちょうどいい具合に年齢を重ねていますし、和賀とリカの関係をどうにかするだけで問題なく実現できそうですね。
公式発表、待ってます!!

2020年春にリメイク版として発表されるようですね。
現代版としてのリメイク・すれ違いシーンはどのようにするのでしょうか?
謎が深まるばかりです。

東京ラブストーリーリメイク版 キャスト あらすじはこちら

東京ラブストーリー1話 あらすじ・ねたばれこちら

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