ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」第6話のあらすじ・ネタバレ

[未満警察 ミッドナイトランナー]

ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」第6話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

ある公園で、女性の遺体が発見される。監視カメラの映像には、犯人の男が女性をスコップで撲殺して土に埋め、その遺体の手だけを地上に出し、突き出た手の隣に墓石のように
スコップを刺して逃走する姿が映っていた。憤りを隠せない刑事の柳田晋平(原田泰造)は、かつて現場の捜査官同士としてバディを組んでいた警察学校の教官・片野坂譲(伊勢谷友介)に
監視カメラの映像を送る。そして電話で「お前の言う通りだった。真犯人は別にいる」と告げる柳田。そんな中、教官室で映像を確認していた片野坂は、柳田との電話を切った後、近くに
いた助教・及川蘭子(吉瀬美智子)の様子がおかしいことに気づき…。その頃、警察学校の寮のロビーでは、本間快(中島健人)と一ノ瀬次郎(平野紫耀)がテレビで“スコップ男”事件の
ニュースを見ていた。“スコップ男”と呼ばれる犯人は、9年前にも同様の手口で3人を殺害。当時警察はその被害者の1人の夫・天満暁生(佐戸井けん太)を犯人として逮捕したが、再び
同様の殺人事件が起きたことで、別に真犯人がいる可能性が浮上。事件に興味を持った本間は模擬捜査をしようと一ノ瀬に提案する。そして、さっそく同期の仲間たちと共に、過去の事件を
再捜査し授業で発表する模擬捜査を行うことに。そんな折、警察学校の廊下で、コート姿の男・天満智也(柿澤勇人)から「及川蘭子、いる?」と尋ねられた本間と一ノ瀬。蘭子の居場所を
伝えた本間は、その直後、智也が銃を隠し持っていることに気づく。急いであとを追い、教室内で智也が蘭子に銃を突きつけている姿を目撃した本間と一ノ瀬は、蘭子を助けようと教室に
飛び込む。するとそこに、突然、智也の姉・天満直子(長谷川京子)がやってきて、本間に銃を突きつける。

[ネタバレ]

智也の銃の中身は硫酸が入っており、かなり危険なものだ。智也は及川に「今すぐ本当のことを言え!俺達がこの9年間、どんな気持ちでいたのか。親父は無実だ!今すぐ認めろ!」と叫ぶ。
この兄弟は、警察が9年前にスコップ男として逮捕した天満暁生の子供達なのだ。その現場にたまたまやってきた本間の同期達が他の教官たちにこのことを伝え、及川、本間、一ノ瀬の三人が
人質に取られていることが知れ渡った。警察学校の面々は自室で待機を命じられ、武装した警察官たちが次々警察学校を取り囲む。直子は完全に頭に血が上っている智也に「冷静に話すって言ったでしょ。」
と窘めるが、智也はヒートアップする一方だ。その頃、片野坂は必死に警察上層部に「人命最優先にしてください。」と申し出ていた。警察上層部は本間達がいる教室をサウナ状態にして、判断力を
鈍らせる作戦を取った。監禁されている教室に電話が鳴り響く。直子が電話に出て、警察上層部が交渉にあたる。直子は「一週間前、スコップ男がまた現れた。その犯人を捕まえて。それが私達の要求。
犯人が捕まらなかったら、一時間置きに人質を殺してゆく。」と告げるのだった。警視正にもこの話が入り、犯人を必ず確保しろと命令を出す。(犯人と人質の生死は問わないというニュアンスが含まれていた。)
天満暁生は死刑判決を出て刑務所の中に入っている。本間は2人に「あなたたちは、お父さんの無実を証明したいのですね。」と告げ、智也は「その通りだ。親父がお袋を殺すわけがない!」と告げるのだった。
そしてなんと暁生にはアリバイがあったのだという。三件目の事件があった時、事件現場から遠く離れた場所でスピード違反の切符が切られていたのだ。2人はすぐにそのことを警察に言ったが「そんな事実はない。」
と犯人を捕まえられず焦っていた警察は無実の暁生を犯人としてでっちあげたのだ。また、天満暁生は取り調べで自供したのだが、二週間も寝かせてもらえず、精神と肉体の限界が来て認めてしまったということだ。
智也と直子は9年間死に物狂いで暁生の無実の証拠を探し、ようやく、暁生のスピード違反が切られた時の控えを見つけたのだ。そして、暁生のスピード違反を対応した警察官は、及川だったのだ。
及川は「事件当時、私は交通課にいて毎日のように交通切符を切っていたから、天満暁生の切符を切ったことは覚えていない。」と告げる。しかし及川は自分なら暁生の無実を証明できるかもと思っていたのだが、
警視正から、直子と智也に会うな、何も言うな、ときつく言われていたのだ。暁生は余命宣告を受けており、暁生は直子と智也に「父さんは犯人じゃない。でも母さんを守れなかった。」と告げていた。
直子と智也は暁生が亡くなる前になんとしてでも暁生の無実を証明しようと決意したのだ。直子は「この9年、父はずっと自分を責めてる。あなたたちは私達のやり方を間違っていると言うけど、あなたたちだって間違ってる。
母を殺した人間を9年間野放しにして、父を死刑にするなんて。」と叫ぶ。その時、警視正から電話が来る。警視正はそちらに水を運ぶと告げ、直子も条件を付けて承諾する。警視正は現場に仕向ける人間に「犯人制圧を優先しろ。」
と命令する。片野坂は警視正に必死に「人命を優先してください。教え子が…」と食らいつくのだが、警視正は取り合ってくれない。及川は直子と智也に「あの筆跡は間違いなく私のものだった。あの日私はきっと天満暁生を
取り締まっていた。お父さんは犯人じゃない。」と告げる。そして本間と一ノ瀬も「俺達はあなたたちの話を信じたい。」と告げ、さっきの警視正からの電話は恐らく罠だと告げる。動揺する直子と智也に本間は「大丈夫。
僕達があなた達を守ります。」と力強く告げるのだった。そしてまた警視正から連絡が入り、水を差し入れるのと同時に、人質を一人出してくださいと言われる。水を持ってきた男が入り、ドアを閉めると、
及川と一ノ瀬は男に殴りかかる。男はその際発砲し、及川の足に命中してしまった。智也が必死に男に硫酸の銃を打ち付け、男の動きがようやく止まった。一ノ瀬は急いで及川の止血をする。
その時、警視正から連絡が入り、直子が「この男が私達を襲った!どういうこと!?」と作戦通り詰め寄る。警視正は「そんな指示はしておりません。すみません。」と白を切り、「けが人はいますか?」と尋ねる。
及川は直子に「けが人はいないと伝えて。けが人がいると知ったらここへ突入されるわ。そしたら2人の命は保証できない。もう私はこの家族を見捨てない。真実が明らかになるまでこの2人を守る。」とキッパリと告げる。
そして、本間が直子から電話を代わり「発砲はありましたが負傷者はいません。犯人グループは5人です。全員が銃で武装し身体に爆弾を撒きつけています。人質については約束通り1人を開放するが、水を運んで来た人間は
ここに残すと言っています。」と告げ、警視正も承諾する。電話を切った後、智也は「人質を一人開放するってどういうことだよ。」と問いかける。本間は「警察が信じられないなら俺達が本物のスコップ男を見つけます。
俺はここに残って、ジロちゃんを外に出して見つけてもらいます。ジロちゃん、片野坂教官に手伝ってもらうんだ。事件をプロファイリングしてもらおう。この家族を救おう!」と告げ、一ノ瀬も力強くうなずく。
そして一ノ瀬は教室を出て、真犯人を見つけるために歩き出すのだった。

以上、ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」第6話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!