『最愛』3話 優がもっていたお札はなぜ旧札だったのか?裏の黒幕は?

ドラマ『最愛』3話考察について紹介します!

[最愛3話まで考察]

2012年…。弟・優は15歳のときに、とつぜん梨央(吉高由里子)のもとから姿を消した。

「ぼくは人を殺した。姉ちゃんが消してくれた記憶をぼくは取りもどした。なかったことにはできない。」
というメッセージを残して…。

必死で探しまわる梨央を心配した梓(薬師丸ひろ子)は

優の居場所をつきとめるが、優は梨央に会いたくないといい

名前も弟だということもすべて捨てたいと
話しているという。

梓は優のことは心配しなくても大丈夫。

だから、今はあなたのやるべきことをやりなさいと梨央に伝える。

2021年、現在。梨央は友達として話をしたいといわれ、馴染みの店に
大輝(松下洸平)を連れていく。

はじめは緊張していた2人だったが、昔話をするうち自然に昔のころのように打ちとけていった。

そして梨央は、大学の受験の時に大輝からもらったお守りを
なくしていたことを明かす。

さらに会社以外で昭(酒向芳)と会ったことを伝え

自分は殺していないと訴える。

警察は梨央の言動に不審な点は見られないとし、他の容疑者を洗いだすことに。

脅迫メールが届いたことで、後藤(及川光博)は事業説明会の中止を進言するが

梨央は新薬の承認を得るため事業説明会を決行することに。

控室にいた梨央もとに、警備員に変装した男が現れる。

その男は脅迫メールで予告していたとおり、事業説明会を開催した梨央に対し復讐をおこなうといい、ナイフを突きつけ部屋から連れだす。

そのころ、梨央が脅迫されていることを知った大輝と
桑田(佐久間由衣)は、会場内の警備にあたっていた。

大輝は地下駐車場で、前に梨央を襲おうとした不審車両を発見し、あわてて梨央のもとへ向かう。

一方、梨央の身に異変を感じた加瀬( 井浦新)は、
梨央の控室へもどる途中で犯人と遭遇!加瀬はとっさに梨央をかばうが、犯人が振りかざしたナイフで負傷してしまう。

そこに大輝が駆けつけ、犯人を取りおさえた。

幸い梨央にケガはなかったが、
加瀬は腕にキズを負い病院へ運ばれた。梨央を襲おうとした犯人は、同業者の社長だった。

真田ウェルネスから研究員を引き抜かれたことにより会社が倒産したと

逆恨みしての犯行だった。
山中で発見された白骨死体や昭が殺された事件に梨央が関わっているのでは?という内容の記事が週刊誌に掲載されようとしていた。

どうやらリークもとは、フリーライターのしおり(田中みな実)らしい。

しおりは後藤(及川光博)に取引を持ちかける。

そして警察は、防犯カメラから昭が宿泊していたホテル付近の喫茶店で、若い男から現金の受け渡しが行われていたことをつきとめる…。

[優の後ろの黒幕は誰?]

第4話では昭を殺したのは自分だと告白し

情報屋として動いていたのは優だったということが判明しました。

とはいえ単独で事件を起こしたとは考えにくい点から後ろに黒幕がいるように思えます。

ではその人物とは…?それはズバリ真田ウェルネスの専務・後藤なのではないかと考察します。

4話の冒頭で自分は家族や兄弟など愛といったものを知らず、先代の社長に次期真田ウェルネスの社長の
座を約束され、ただひたすら会社のために尽くしてきた

冷酷に見えるようでもこれが自分の人生だというようなことを述べていました。

ということは後藤も支持をされ動いているように思えます。

とすると本当の黒幕は誰かと考えるとその上司であり母親でもある梓(薬師丸ひろ子)が一番怪しく思えます。

父・達雄(光石研)の葬儀の時も大金を渡したり、梨央の受け入れの手際のよさも
考え方によっては予め仕組んでいたようにさえ思えます。

もし梓の目的が梨央の受け入れや、後継者にすることが目的で殺人を起こしたのなら今後そういうことは起こらないといえます。

しかし、事件を
隠ぺいするために嗅ぎまわっている連中を消すという意味では起こるかもしれません。

どちらにせよ優一人の単独とは考えにくいので今後黒幕の正体がわかっていくかもしれません。

[優から渡辺父へ渡された500万円はなぜ旧札?]

殺された渡辺父(酒向芳)のホテルで見つかった謎の500万円。

これは情報屋の優(高橋文哉)が、渡辺父に渡していたものであることが分かりました。

となると、何が目的で渡したのかがまた一つの疑問として
浮かび上がってきます。

この500万円が2021年において旧札であるという点も

取引履歴がどこにも出ないタンス預金的なものであることを示唆しています。

優は記憶を取り戻し、渡辺(朝井大智)を
殺してしまった(と本人は考えているがそれが致命傷となったかはまだ不明)ことを悔い

中学の頃に家出をしました。

そのため、これらのお金は渡辺父への贖罪のために、優が家出後に貯めてきた

または
誰かから受け取ったお金なのでは? と考えられるのではないでしょうか。

また、優が記憶を取り戻して家出をしたのは2012年頃。

新札に切り替わった年は2004年。

仮に家出から貯金を始めたのなら、旧札で
持っているのは不自然です。

ですので、自分が稼いで貯めた可能性は少し弱い気もします。

優の家出後、梨央の実母である真田梓(薬師丸ひろ子)が行方を見つけ出し

その時に優は「もう梨央には会いたくない。
朝宮優であることを捨てたい」とまで思っていることが分かりました。

併せて、優が家を出たことに対しても、心配はいらないと断言していた梓。

もしかすると、この500万円はその時に梓が優が困らないように
渡したお金の一部ではないでしょうか。

行方をくらませたい本当の理由を優から聞いていた梓が、何かあった時に引き出し履歴などから足がつかないよう、梓と優の双方の口座は介さず、個人的な足のつかない
資金として持っていたお金を現金で渡したため旧札だったのではと考えられます。

以上、ドラマ『最愛』3話考察についての紹介でした!

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