アンナチュラル第3話 予定外の証人
今回のゲスト
烏田守(吹越満)・・・「主婦ブロガー殺人事件」を担当している東京地検の検事です。白いものも黒くするという異名を取る有罪率99.9%のやり手。女性蔑視発言多めです。
出典:ameblo.jp
吹越さんは1965年生まれのみずがめ座。1984年の劇団WAHAHA本舗への参加を機会に俳優への道を歩まれました。
元妻広田レオナさんとの間に一女をもうけている。元妻レオナが設立した株式会社ジュデゴン事務所所属。
名脇役で部長職が多いイメージがあります。主な出演作に大河ドラマ「軍師官兵衛」「警視庁捜査一課9係」シリーズ、映画では「冷たい熱帯魚」「悪の教典」など少しスリリングな作品にも出演されています。
桜小路しずく(音月桂)・・・今回の被害者で名のしれた人気の主婦ブロガー。半年前に殺され解剖されました。
出典:twitter.com
音月桂さんは1980年生まれのO型。幼い頃から続けていたバレエをきっかけに1996年に宝塚音楽学校へ入学。宝塚歌劇団へ入団後は雪組の生えぬきトップスターでしたが、2012年退団後はLDHに所属し、芸能活動を続けています。
桜小路要一(温水洋一)・・・しずく(音月桂)の夫で主婦ブロガー事件の容疑者。無職だが親の財産を受け継いだのでお金持ち。フィギュア集めを趣味としています。
出典:dorama9.com
温水洋一さんは1964年生まれ。988年より数々の小劇場出演を経て、オフィスワン・ツゥ・スリーを仲間とともに設立されました。神出鬼没の個性派俳優で映画でだけでも「ALWAYS」シリーズなど70本以上の作品に出演されています。
主婦ブロガー殺人事件の代理証人
引退した解剖医の代わりに検察側の証人としてミコト(石原さとみ)は出廷することになります。
事件の概要は売れっ子主婦ブロガー桜小路しずく(音月桂)が自宅で殺害されたもので、夫の要一(温水洋一)が容疑者として逮捕されました。日常的に妻から罵られている生活に堪忍袋の緒が切れた要一が、その腹いせに自宅にあった包丁で刺殺したものであるとする検事の烏田(吹越満)。
その証人のミコト(石原さとみ)は刺し傷から推測される凶器は片刃の包丁のような有尖片刃器であり証拠の包丁と考えて矛盾はしないと証言します。凶器とされた包丁からは被害者しずく(音月桂)の血液も要一の指紋も検出されていました。
しかし、遺体のCT画像から再現した3DCGを観たミコトは、証言を撤回、「この包丁は凶器ではない」とします。
裁判は大混乱、検事の烏田(吹越満)はミコトに激怒します。検察を敵に回すと警察庁からUDIへの補助金にも影響があるのではと所長の神倉(松重豊)は心配しますが、ミコトは真実を明らかにするために今度は弁護側の証人として再び法廷に立ちます。
理性の検事VSヒステリー女法医学者
激怒している検事の烏田(吹越満)は、ミコトが若い女性であるがゆえの経験不足を執拗に指摘します。思わず感情的になったミコトは、まんまと烏田の策略にはまります。
この公判後、被告の要一も女に自分の人生は預けられないから罪を認めて心神耗弱で争うと言い出します。
鉄?ステンレス?セラミック?
女性蔑視発言の烏田をギャフンと言わせるべく新たな証拠を探し始めるた三澄班。
初めは右利き用と左利き用の包丁の傷跡にこだわっていました、被害者の血液を血液鑑定して、包丁の成分を調べることにしました。
しかし、鉄の包丁もステンレスの包丁も主成分は鉄なので、血液中の鉄分と判別できないと気づきます。そこで、傷跡を保管しているホルマリン液を調べれば、凶器の成分が分かるのでは無いかと考えます。
分析の結果ステンレスが検出され、検察が凶器だと言っているセラミック製の包丁は凶器ではないことが判りますが
包丁の成分にしてはSi(ケイ素)の数値が異常に高く、その理由はまだ不明のままで証拠としてはお預け状態です。
そのようななか、臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)が中堂系(井浦新)にパワハラを受けたとを訴える理由が判ります。坂本誠(飯尾和樹)は先行きの見えない不安から辞めるのなら慰謝料を貰って辞めようと思っていたようです。
それを知った三澄ミコト(石原さとみ)は、お互い協力しようと中堂系(井浦新)に持ちかけます。
女性蔑視発言の検事と傍若無人な法医解剖医
翌日の公判に証言台に立った中堂系(井浦新)がホルマリン液を分析した結果ステンレスを構成する成分が(鉄、クロム、ニッケル)検出され、検察が凶器だと言っている包丁はセラミック製なので、凶器になることはあり得ないと証言します。
検事の烏田(吹越満)は、包丁を凶器だと鑑定した草野教授は解剖実績1万5000体の大ベテランだと言い、中堂系(井浦新)の解剖件数が3000体と少ないことをネチネチ責めたり、解剖器具の微粒子ではないかと主張します。
すると、中堂系(井浦新)は解剖で使うハサミは切れなくなったら捨て新しいのと変え、メスは替え刃でこれも切れなくなったら刃を交換するからことを話します。
「合わせ砥」というのはは希少な石で京都の料理人が使う最高級の石です。セラミックの包丁は合わせ砥で研ぐことはできず、解剖器具は刃を研がない、ゆえに真の凶器は合わせ砥で手入れされたステンレスの包丁であると烏田検事に教えました。
それを聞いて思わず泣き崩れる要一。
その一方、ミコト(石原さとみ)は訴えている坂本誠(飯尾和樹)に会って、再就職先として知り合いの温和で柔和な教授を紹介しました。
その後、主婦ブロガーの弟が逮捕され犯行を認めました。彼女が公開しているレシピはすべて弟のアイデアで、商売がうまくいっていないこともあり、ブログ収入の半分を要求しますが、馬鹿にされたためカッとなり殺害したということです。
裁判が終わって検事の烏田(吹越満)は
人なんてどいつもこいつも切り開いて皮をはげばみな同じと発言した中堂(井浦新)に近寄ってきて「いつまでも逃げおおせると思うなよ」とささやきます。
個人的には温水さんがかわいそうすぎて、こんな人が殺人なんて無理だろ〜とおもっていました。
人柄なんでしょうね、演技とはわかっていても・・・。
中堂の秘密もそろそろ明らかにされそうです。UDIラボで寝泊まりしている理由や赤い金魚って何なのかも楽しみです。今後が見逃せないですね。
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