第5話のゲスト
鈴木巧(泉澤祐希)
出典:twitter.com
入水自殺したと思われる果歩(青木美香)の恋人。葬儀場から盗み出した果歩(青木美香)の遺体をUDIラボに持ち込み解剖を依頼します。その後一足先に新事実を知って真犯人を確信。
泉澤祐希さんは1993年6月生まれです。もともとお兄さんが子役として活動していたのがきっかけで、6歳より子役として活動を始めました。
「モテキ」「わたし、定時で帰ります。」「グッドワイフ」があり、朝ドラにも出演しています。
最近では映画「マスカレード・ホテル」にも出演。You Tubeでゲームの生配信もされてます。アルファエージェンシー所属。
まゆ(城戸愛莉)
出典:m.ldh.m.com
「青森中央漁業協同組合」の職員で果歩の同僚。巧が果歩にプレゼントしたネックレスを借ります。
城戸愛莉さんは1993年12月生まれの女優さんで、 2007年に第1回LDH DREAM GIRLS AUDITION 2007でグランプリを獲得後、活躍されています。最近のドラマでは「チョコレート戦争 ~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~」他、2020年冬公開予定の「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」を収録中です。LDH所属。
あらすじ ねたばれ
青森から運ばれたご遺体
検査技師の坂本(飯尾和樹)が辞めたことで、人手不足なUDIラボ。そのため、当分の間、中堂系(井浦新)は三澄ミコト(石原さとみ)が率いる三澄班のサポートをすることになります。
そんなUDIラボに溺死した妻の解剖を依頼のために鈴木巧(泉澤祐希)という人物がはるばる青森からやって来ます。
釣り人の証言から自殺と判断した警察、自殺などするはずないという鈴木。
死体損壊罪を犯してしまうミコト!?
早速、三澄班は解剖に取り掛かかったところに葬儀社の木林(竜星涼)が血相を変えてやって来ました。
なんと、鈴木(泉澤祐希)が持ち込んだのは葬儀場から勝手に盗んだものでした。
つまり執刀医のミコトは、不可抗力ながら死体損壊罪という大罪を犯していたことに…。
遺体を持ち込んだ鈴木は果歩(青木美香)とは同棲中の恋人で偶然同じ名字だったのです。
遺体を盗んでまで決して安くはない費用を出し、UDIラボに解剖を依頼した鈴木の目的とは一体?
果歩の両親は、娘の身体に傷をつけたくないのと自殺したのは巧のせいだと思い込んで解剖を拒否します。
事故か他殺かは分からないけど、電解質検査では海水で死亡、胸腔液のプランクトン検査は淡水化海水かは電解質濃度は海水で溺死したことがわかります。
倫理と感情の板挟み
一方中堂(井浦新)は「今調べなければ永遠にわからない」と、密かに遺体から肺だけ取り出して保存しており、秘密裡にさらなる調査を続けようとしています。
さらに現場の海水との比較が必要。
ミコトたちは解剖費35万を返すため鈴木(泉澤祐希)に会います。
鈴木の想いを知ったミコト(石原さとみ)は、中堂からの協力要請を受け、調査を手伝うことにします。
目撃証言の現場と一時間後遺体が発見された場所が離れすぎているていることに疑問を持ち、海のプランクトン(プルテウス幼生)の比較検査をはじめます。
結局、六郎(窪田正孝)や東海林(市川実日子)の助けもかりて、果歩は目撃証言とは別の場所で死んでいたことが証明されました。
死亡時CTがあることが知り「エベック反射」という神経反射で顔面から落ちた証拠であることが判ります。
一足先に中堂から話を聞いた巧は、犯人を確信し仕切り直しの葬儀会場へ。
果歩を殺したのは友人のまゆ(城戸愛莉)でした。
そして巧はミコトらの制止のも聞かずにまゆを刺してしまいます。
死には死を
どうして巧を止めなかったのか、と問うミコトに、中堂は「思いを遂げられて本望だろ」と答えます。
ミコトは鈴木がこれから生きていく人生のためにも調査を手伝ったのに、鈴木を殺人者仕向けた中堂には納得がいきません。
ミコトは、恋人の死因さえハッキリさせれば、巧を(中堂を)救えると考えてます。
中堂は、恋人を殺した犯人に自ら手を下さなければ、鈴木は(自分は)救われないと考えています。
感想・考察
第一話からから感じていましたが、ミコトは明るく振る舞いながらも、一歩周りから身を引いていて、どこか冷めて投げやりな表情をしている、と思ってます。
そしてせっかくがんばって作った硬くて冷たい壁が揺らがないように。
「血」と「雪」、「生」と「死」「動」と「生」が対照的でした。
恋人・糀谷夕希子(橋本真実)を殺した犯人を今も探し続ける中堂。その苦しみを想像し、寄り添おうとするミコト……。
ミコトは、恋人の死因さえハッキリさせれば、巧を(中堂を)救えると考えた。
中堂は、恋人を殺した犯人に自ら手を下さなければ、鈴木は(自分は)救われないと考えています。
最後にミコトは自分に言い聞かせるように同情なんかしないといいます。ミコトには報復したくてもする相手がいません。
ミコトに腕を掴まれたて動き出した中堂のように、止まってしまった時も動き出して欲しいものです。
中堂とミコト、この二人の気持ちは感情移入しやすくて解りやすいんだけど、
わからないのがまゆ(城戸愛莉)。刺された後一命は取り留めましたが、ちゃんと捕まったのでしょうか?
妬みでネックレスを返さない。もみ合いから落ちた鈴木の彼女・果歩(青木美香)を助けない。それどころか果歩が亡くなった後も奪ったネックレスを職場に着けていっている。
そして、挙げ句には葬式にまで参列して悪いことをしたと思ってない様子。後悔の気持ちを見せていたら、鈴木も刺さなかったかも知れません。何にしても死んだ人は帰ってこないし、殺人という行為は当事者以外にもいろいろな人に傷を残すと思いました。
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