アンナチュラル 7話 殺人遊戯 あらすじ ねたばれ

アンナチュラル 7話「殺人遊戯」

より楽しく観るためにも、ちょっとおさらいです。

三澄秋彦 (小笠原海)予備校「明陵ゼミナール」の講師でミコトの義弟。
ミコト(石原さとみ)の過去を母・夏代(薬師丸ひろ子)と共に理解し、支えようとしています。

小笠原海さんは1994年9月生まれのO型。KAT-TUNの元メンバー赤西仁に憧れ、2009年よりモデル活動を始めました。ダンスユニット超特急のメンバーで活動名はカイ。映画では「告白」や「東京喰種 トーキョーグール」等にも出演されています。

そして今回のゲスト

白井一馬(望月歩)

白井を名乗って、「殺人実況生中継!」を配信し、ミコト(石原さとみ)に、遺体の死因を答えるよう求めます。

望月歩さんは2000年9月生まれのA型の俳優です。 『ソロモンの偽証』にて中学生・柏木卓也役に抜擢され、俳優デビューを果たす。『3年A組―今日から皆さんは、人質です―』2020年3月末から始まる予定の『エール』など。ヒラタオフィス所属。

横山伸也(神尾楓珠)

同級生から執拗ないじめを受けていました。白井(望月歩)にだけは打ち明けます。

神尾楓珠さんは1999年1月生まれのO型。伊藤英明に憧れており、高校のサッカー部の退部を機に伊藤さん所属する事務所のオーディションに応募し合格しました。「左ききのエレン」で初主演。2020年2月に公開された「転がるビー玉」、他6月には「裏アカ」、7月には「私がモテてどうすんだ」の公開が予定されています。A-team所属。

小池颯太(小野寺晃良)白井の同級生でいじめグループのリーダー的存在。
小野寺晃良さんは1999年7月生まれのタレントで、中学3年生の頃より顔出し配信で5万人のフォロワーを集めたことからイベントなどに呼ばれるようになったそうです。2016年「臨床犯罪学者 火村英生の推理」で俳優デビューされました。
ドラマでは「dele」などにも参加されたほか、2020年3月に放送予定「不協和音 炎の刑事VS氷の検事」に出演が予定されています。映画では「映画 賭ケグルイ」など。スターダストプロモーション所属。

生存者の罪悪感

フリー記者・宍戸理一(北村有起哉)から8年前の糀谷ユキコが殺された事件で、ユキコの両親は法医解剖医・中堂系(井浦新)が犯人だと確信しており、今でも命日には手紙を送りつけていると聞かされたUDIラボの記録員・久部六郎(窪田正孝)。

法医解剖・三澄ミコト(石原さとみ)に聞くとミコトは事件や災害に巻き込まれた人が亡くなった人と生き残った自分を分けたものは何なのかという罪悪感にさいなまれてしまうという「生存者の罪悪感」を中堂(井浦新)も持っているのでは、と考えているようです。

そんなある日、法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)の携帯にメールが届きます。
差出人は、予備校で働く義理の弟・秋彦(小笠原海)から紹介された法医学に興味がある高校1年の白井一馬(望月歩)という男子生徒からでした。

殺人者・Sからの挑戦状

そこに貼られたリンクを開くと「殺人実況生中継」というタイトルのライブ配信されていました。

配信しているのは殺人者・Sと名乗り、その傍らには自分が殺したというYの遺体がありました。

ミコトが答えを間違えたら、人質になっているXを殺すというのです。制限時間は10万人。10万人になったらライブ配信を終えるのでその間に答えを出すようにいいます。
殺人者・Sはミコトに対して自分が殺したYの死因を突き止めように挑戦状を叩きつけるのです。
くしくもUDIラボでは厚生労働省は開始しようとしている「遠隔死亡診断」のガイドラインについて話し合われていたばかりでした。

ライブ配信によって映し出される映像だけで、ミコトたちUDIラボのメンバーは遠隔診断による死因の特定ができるのでしょうか?

まず、本当に遺体かどうかを確認するために、ミコトは遺体の目をアップで映すように頼みます。その結果、死後硬直がすでにが始まり、瞳孔は開き、角膜は混濁していることから、死後15時間から17時間が経過していると診断しました。

そのことからYは本当に死んでおり、死亡推定時間は昨夜の20時から22時ごろだと推測できました。

1番目のヒント

ヒントは全部で4つあるので、視聴者が増えるごとにヒントを出すという殺人者・Sから、1つ目のヒント「殺人現場は別の場所」だと聞きます。

一緒に実況を見ていた久部六郎(窪田正孝)が、Yが履いているのは学校の上履きだと気づき、白井が通う私立高校を訪ます。
そして担任教師より横山という男子学生が欠席していることが分かり、殺されたYとは欠席している横山である可能性が高くなりました。
ですが、目立つグループにいる横山と、いつも一人でいる白井に接点はなかったといいます。

敷地内の血痕を追って備品倉庫にたどり着いた六郎と東海林夕子(市川実日子)は、大量の血痕が残されているマットを発見、ロッカーからは毛髪もみつかり、殺害現場は備品倉庫と判明します。

殺人事件として警察に通報したミコトのもとに、やって来たのは見るからにやる気の無さそうな少年課。

採取した血液と毛髪のDNA検査をしていると訴えますが、検査結果が出るまで警察の協力は期待できそうもありません。

一方、学校のインターネット掲示板に貼ってあったリンクから、既に生徒たちは生中継を見て殺人者・Sは白井で、Yとは横山ではないかと騒ぎ始めていました。

2番めのヒント

そんな中、視聴者数が3万人に達し、白井は2つ目のヒントとして横山の背中を見せようとします。

このとき、既に横山の遺体は服を脱がすことが出来ないほど固くなっていたので、白井はナイフを手に横山の服を切り裂きます。

それを見ていたミコトは、腹部に3ヶ所の皮下出血、背中にも3ヶ所の刺し傷があることを確認。致命傷は肝臓を刺されたことによる失血死であることが判明しました。

背中の刺し傷から白井の手にしているサバイバルナイフが凶器だと推定されました。

次のヒントは視聴者5万人
殺害時の状況を調べるためミコトは中堂系(井浦新)に協力を求めます。

罪悪感を感じる中堂

 

白井と横山は小池(小野寺晃良)ら数人から日常的にいじめられていたことが分かります。
学校側は把握していたもののイジメとしてを受け止めていませんでした。

3番目のヒント

視聴者数が5万人を超え、殺人者・Sから3つ目のヒントは凶器の提示でした。
手にしていたサバイバルナイフが凶器だというのです。

そして、小池は以前からそのナイフをが学校に持ち込んでいたことも明らかになりました。

当初小池はなかなか当日の行動を言いたがありませんでした。やがてDNA鑑定の結果が出て、マットから採取した血痕と横山のDNAが一致。殺された横山は横山だと確定したことで、やっと事件として扱うことになりました。

ようやく本腰をいれた警察によって横山の死亡推定時刻である昨日20時から22時の間万引きして捕まっており、小池たちに横山を殺すことは不可能だということが分かります。

そのころ、中堂はある秘密兵器を借りるため、元の同僚である臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)の元へ行き、ミコトたちに合流します。

中堂が借りてきた秘密兵器・科学捜査用ライト(ALS)を使って、他の手がかりを探すミコトらUDIラボのメンバー。

4番目のヒント

また生配信中に白井が読み上げているものは、凶器を隠すトリックがでてくる「ソア橋事件」という短編小説だということもわかります。

ミコトはこの小説が4番目のヒントだと気付き、白井に挑戦状の答えを告げます。

横山の腹部にある皮下出血は背中から刺したときに出来たもので、まったく同じ深さで垂直に刺さっており、ぴったり過ぎて不自然だというミコト。

そして、現場で見つかった紙粘土の粉から、ナイフを固定して横山自身が背中から倒れ込んだもの。つまり自分で自分を刺した横山の自殺だと告げます。

法医学者・ミコトとしてそこまでの見解を白井に言うと、続けてその背景にあったイジメの状況や因果関係も語り、自殺の本当の原因はいじめによって殺された殺人だと語ります。
殺人事件として騒ぎにするには凶器を隠さなければならないと考え、短編小説「ソア橋事件」に出てくるトリックをヒントにナイフを体育倉庫室の外へ出す方法を思いつきました。
体育倉庫室の壁にあった擦ったような痕はその時出来たものでした。

白井によると、横山がいじめの標的になった原因はもともと、白井を助けたことから始まっていたのです。
そして2人は小池たちになんとか復讐する方法を考えることで、白井と横山は友情を育んでいました。

しかし、当日小池たちにアリバイができてしまい、横山の自殺が無駄になってしまうことを知った白井は、横山の遺体を移動して「殺人実況生中継」を放送することで、復讐を継続しようとしたのでした。
そのことを打ち明けると、白井も横山の後を追って自殺しようとしますが、血液反応を追っていた中堂らが白井の部屋に入り事件は解決します。

赤い金魚

後日中堂はミコトにユキコの遺体の口の中の写真を見せます。

その写真に写っていたのは口内炎のような金魚様の赤いあと。
中堂からミコトへの協力要請でした。

感想

生存者の罪悪感を抱く白井くんに対して、加害者の名前を公表したって意味がない、というミコト。
この言葉にミコトの生き方が垣間見えた気がしました。被害者・ミコトの加害者は実母であり、今はもう亡き人。
それよりも自分の人生を取り戻すためにもがいているのでしょう。

そして、生きていくのは辛いこと、死んで楽になるんじゃない、という中堂も自身の生き様を表しているようです。

さて、とうとう、というかやっと中堂がミコトに応援を求めました。
次回からさらに楽しくなりそうです。

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