HEROシーズン2 3話のあらすじ・ネタバレ真実の行方コンビ解消の危機!?絶対に謝らない検事

ドラマ「HEROシーズン2」3話のあらすじ・ネタバレを紹介します！

第3話「真実の行方コンビ解消の危機!?絶対に謝らない検事」

[あらすじ]

久利生公平（木村拓哉）検事は、他の検事たちより取り調べに時間がかかる。そのせいで、麻木千佳（北川景子）は多忙な日々を過ごしていた。久しぶりに仕事が早く終わったので、大好きな
食べ歩きをしようと店に入って、注文した料理が来たところに久利生からの電話が鳴った。久利生が城西支部の夜当番の日だった。千佳は仕方なく料理をテイクアウトして、久利生に呼び
出された城西署へ向かう。城西署では、取調中の被疑者、佐伯亘（山崎画大）が留置場で亡くなっていた。立ち会った医師は、心筋梗塞が死因と考えた。久利生と千佳は、佐伯の死に事件性が
ないことを確認して城西署を後にする。翌日の城西支部で、佐伯を取り調べていた田村雅史（杉本哲太）が、もう少しで起訴出来たと悔しがっていると、「長谷川洋介」の父親から電話がかかってきた。
「長谷川洋介」は佐伯に殺害された被害者だった。洋介の父・長谷川誠一（前田吟）は、佐伯の裁判がいつ始まるかを知りたかったのだった。電話を変わった遠藤が被疑者死亡で起訴されないと
説明すると、誠一は絶句してしまうのだった…。

[ネタバレ]

留置場で犯人が亡くなってしまった場合、検事が死体の立ち合いをするのである。ちょうど食事をしようしとていた麻木（北川景子）に久利生（木村拓哉）からそう連絡が入り、テークアウト
してもらい留置場へと向かうことに…。心筋梗塞で亡くなったのではないかという医者の判断で、事件性はないと判断する久利生。翌日、被害者の父親である長谷川誠一（前田吟）から電話がかかり、
「裁判はいつになるのか」と尋ねられる。担当事務官であった遠藤が「昨夜、被疑者が亡くなったため不起訴になると思う」と言うことを告げると、急に電話が切られてしまう。どうして佐伯が不起訴に
なるのかと事務所前にて待ち伏せていた誠一に、逃げるように遠藤は事務所内へと走る。そして、翌日も誠一が事務所へと尋ねてくる。「検事に会わせろ」「あやまれ」と必死な形相で訴えてくる。
事務所内では、宇野が事務官を変えてほしいと川尻に希望する。末次も検事を変えてほしいと言うと、せきを切ったように事務所内全員が事務官や検事を変えてほしいと訴えてきた。遠藤に、誠一から
「担当の検事に会わせてほしい」と再度電話がくる。けれどその電話をすぐに切ってしまう。何度も事務所へと通ってくる誠一に、久利生は声をかけた。ちょうど2人分買っていたコンビニスイーツを渡し、
公園で話しを聞くことに。久利生の服装を見て、誠一は「食堂の人」と勘違いをし、話をし始める。久利生も「食堂の人」ということにし、話を聞くことにした。久利生は、「被疑者が死んだ場合は
不起訴になってしまうのはしかたないことだ」と話すと、誠一は「わかっている」と言う。わかってはいるが「悔しい、残念でならない」と胸元から写真を取り出し涙を流す。その写真には、息子夫婦と
孫の3人が写る写真だった。その写真を借り事務所に戻った久利生は、「謝ってほしいのではなくて事件の詳細が知りたいだけなのでは」と川尻と田村に伝えるも、川尻は「2人が亡くなってしまっては
真相を突き止めることはできない」と言うのだった。その翌日、川尻は所員全員の配置換えを発表する。久利生の事務官は末次となった。それぞれが新しい人員で仕事を始めると、相手の良かった部分や
悪かった部分が見え始める。そして、牛丸に田村が被害者の父親・誠一に説明をしたいと話す。熱意が伝わり、遺族と会うことを許可された。遠藤にも立ち会うよう言うが「嫌だ」と断られる。だが、
当日、遠藤は説明の場へと立ち会ったのだった。川尻・田村・遠藤の向かいに誠一が座り、詳細を伝えた。長谷川は自分で転倒し頭部を強打し亡くなったのだと言っていた佐伯だったが、取り調べを
しているうちにだんだんと口数が減り、嘘だったと話しだしたという。口論を始めたのも殴ったのも佐伯で、長谷川は何も悪くなかったのだと。その次の取り調べの前に佐伯は亡くなったので、
”被疑者死亡につき不起訴”としかできなくなったことを謝罪する。誠一は、「息子が亡くなった理由をちゃんと孫のために知りたかった」と話す。ただ喧嘩を吹っかけて殺されてしまったのでは孫が
かわいそうすぎる。今の話を伝えれば、パパは悪くなく、優しいパパだったんだと思い続けていくことができると涙を堪える。最後に誠一は、その最後の供述は嘘ではなかったんだと断言できるのか問い、
田村は言葉を詰まらせるが、遠藤が「できます」とキッパリ断言する。田村も、「真実であると確信している」と言う。誠一はその2人の言葉に「ありがとうございました」と頭を下げるのであった。
そして、とてもスッキリした表情で部屋から出てきたのだった。久利生を見つけると、誰かから聞いたのか「やっぱり検事だったのか」と笑いながら話し、事務所を後にする。川尻は、田村からまた
遠藤と仕事がしたいと希望を出される。そして、所員全員が「しょうがない」と言いながらも、元の配置へと戻ったのだった。