古畑任三郎 第1シリーズ 第2話 動く死体 あらすじ・ネタバレ

ドラマ「古畑任三郎」第2話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第2話「動く死体」

[あらすじ・ネタバレ]

“新しい機械を買った時には必ず説明書を読んでください、少なくとも3回。箱から出す前とセットした後と、寝る前に。一晩置くのがポイントです。気を付けなければならないのは、
外国製の機械で…”

歌舞伎役者・中村右近(堺正章)は、警備員の野崎(きたろう)に自分のひき逃げ事件を口止めしていたが、野崎が自首すると言い出したため口論となり殺害してしまう。

演目終了後、
右近は野崎の遺体をすっぽんを使って奈落から舞台へ運び、天井のすのこからの転落死に偽装した。楽屋でお茶漬けを食べて劇場をあとにしようとした右近は、捜査に来ていた古畑(田村正和)と
ばったり出会ってしまう。

コーヒーの自販機にお金を入れたが、出てこないらしい。

2人でバンバン叩くがうんともすんともいわず、古畑はその場を立ち去ろうとする。が、連先を控え
明日にでも連絡しようと警察手帳にメモを取り始める古畑。

それを見た右近は古畑が警察の人間であることに気付く。何かあったんですか?と動向を探ろうとする右近。古畑はそれには
答えず、もしかして「中村右近さん?だと思った」と確認するように答える。

先ほど警備員の野崎が遺体で発見されたことを告げ、恐らく死因は後頭部の打撲だろうと言う古畑。
しかし、「どっから落ちたの?」と言う右近。

一瞬間をおいて舞台上のすのこから落ちた可能性が高いという古畑。

立ち去ろうとする右近にちょっとよろしいでしょうかと任意同行を
求める古畑。2人は事件現場となった舞台へ向かう。

そこにいたのは部下の今泉(西村まさ彦)。

舞台上にあがって確認してほしいことがあると上に向かう今泉。

古畑は野崎が上で何を
やっていたか気になるのだという。

右近はその理由は猫だと言い、猫を探してる最中に誤って転落したのでは?と古畑に告げる。

ただ、それだとつじつまが合わないという古畑。猫を
探してるのであれば上に懐中電灯が落ちてなければおかしいという。

2人は舞台袖へ移動し、古畑は刑事と何やら打ち合わせをする。「右近さん、あなた嘘ついてましたね」ドキッとする右近。

「見た人間がいるんですよ」この瞬間、右近の頭の中では殺害現場を見られたのかと解釈したに違いない。

しかし、古畑はテレビ番組に出ていたことだと言う。古畑にカマをかけられたが
バレてないと胸をなでおろす右近。

2人は奈落から舞台へ上げる機械「すっぽん」の前へ。

そこには舞台スタッフの村岡(有福正志)がおり、野崎の遺体の第一発見者だという。

村岡の話だと
「すっぽん」が始めは下がっていたのに食事を終え戻ると、上へあがっていたのだという。

そこに鑑識がやって来て詳細を調べ始める。

村岡はこれは殺しですよと右近の耳元でささやく。
右近はこの「すっぽん」が調子悪く途中で引っかかるのだという。

それを聞き村岡は立ち去る。鑑識は指紋を採取しようとしてるが、中々難しい様子。

古畑のひっかかる様子が気に入らない
右近。野崎が猫を探しに「すっぽん」をつかったのだろうという右近だったが、猫を探しに行くのであれば階段を使うのが普通だという古畑。

「誰かが動かしたか…」古畑と右近はコーヒー
を飲みに初めに会った場所にいた。

一口もつけず、明日が早いからと早々に帰ろうとする右近。しかし歩みを止め、古畑に「ここだけの話、事故じゃないの?」と勘繰る右近。

古畑は
「甘いと思ったらこれココアだ」とお決まりのワンクッションを入れる。

「これは…殺しです。殺人事件と考えると全てのつじつまが合う。

しかも実はですね、犯人の目星ついてるんです。」
「あたし?あたしなの?」とごまかす右近。

見て欲しいものがあると野崎がしていた壊れた時計を見せる。

鑑識の結果では死亡推定時刻はもっと以前の可能性があるという。

因みにと、右近に
その時間は何をしていたか、と訊ねる古畑。

その時間はメイクをしていた、1人で。聞き方が疑っているようでムッとする右近。そこに今泉が来て古畑と何かの段取りを始める。

指示を聞いた
今泉は現場へと戻っていく。

右近にはお礼を言い、握手をし、古畑と右近は同じ方向に歩き始める。

別れ際、右近は「さっきの話あれなに?」と古畑に聞く。

話の内容は懐中電灯だという。
それがあれば解決するかもしれないという古畑。

右近は別れたあと走って楽屋へ行き、懐中電灯を血眼で探し始める。

そこにいるのが分かっているように訪ねてくる古畑。大事な話があるという
古畑。ドキドキしながら要件を聞く右近。

すると古畑は歌舞伎のチケットを1枚取って欲しいのだという。ホッとした右近は何枚でもいいですよと胸をなでおろす。

古畑は帰ろうとするが
台本を見せて欲しいと言う。

右近は「いいですよ」と言って台本を手に取り古畑を見る。

と、そこにはさっき探して見つからなかった懐中電灯が…。

しかし、これが古畑の作戦だった。
それを知らない右近は自然に回収しようとお菓子の袋をぶちまける。

お菓子を拾うふりをしながら台本を読み始めた古畑を意識しながら回収した懐中電灯を持ち、少しずつ台所の方へ移動していく…。

ズボンの後ろに隠そうとするが、電池が落ち大きな音を立ててしまう。

「何か落ちましたね」と古畑。顔面蒼白の右近。その時電話がなり古畑が取る。その瞬間、右近は引き出しにしまう。
電話の内容は懐中電灯が奈落の脇の廊下で発見されたのだという。

じゃあさっきの懐中電灯は…という表情の右近。

「あれ?」「な、なに、なに!」「いや、私の懐中電灯…ここに置いたんです。
ない。あれ?」無言で引出しから出すと「あ、それです。じゃ行ってきます」という古畑。

「あの野郎!!」とまんまと古畑にしてやられた右近なのであった。

一方、古畑は今泉と奈落で
話していた。令状をとりたいが、まだ決め手がないという古畑。

そこに村岡がやってきて「すっぽん」を修理に来たのだという。

見てみると壊れておらず、動かし方はみんな知ってる
はずだという。

修理を依頼されたのはさっき鑑識が来てたときと聞いた古畑は今泉に右近を連れ戻すように指示をするのだった。

”中村右近は決定的なミスを犯しました。彼はあたかもやったのは自分だと言わんばかりの証拠をここに残していきました。ヒントはこの「すっぽん」の仕組みにあります。

なんだかお分かりになりますか?多分分からないでしょう。ま、考えてみてください

。古畑任三郎でした。”

右近は帰ろうと出口で警備員と揉めていた。そこに今泉が現れる。

「古畑さんが奈落の方でお待ちです。」古畑の前にさっそうと現れた右近に「野崎さんを殺したのはあなたです。」と結論を言う。
古畑は「すっぽん」が上がっていたのがどうしても気になっていたのだという。

犯人はどうしてこの「すっぽん」を使ったのか…。上に行こうという古畑。

しかし、「いいかげんにしろ」と拒む
右近。結局かなわねぇなぁとしぶしぶ上がろうとする右近。

スィッチを右近に入れさせるが、上着を忘れたからリフトを下げてくださいと再度操作の指示を出す古畑。しかし、右近がどんなに
操作しようともリフトは下がらない…「これ直ってねぇじゃねぇーか!」上に上がった古畑は階段で降りてくる。なぜ降ろさなかったのかが、気になっていたという古畑。

犯人はしなかったのではなく
やれなかった…。

今、右近は古畑の揺動にのり、まんまと動かせないことを証明させられたのだった。それを元に右近は自分が野崎を殺したことをようやく自供したのだった。

以上、ドラマ「古畑任三郎」第2話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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