古畑任三郎 第1シリーズ 第3話 笑える死体 あらすじ・ネタバレ

ドラマ「古畑任三郎」第3話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第3話「笑える死体」

[あらすじ・ネタバレ]

“古くなったストッキングの意外な使い道をお教えします。切り取った先っぽをスリッパの上にかぶせて家の中を歩いてみてください。細かいゴミが面白いように取れます。
ストッキングっていうのは便利な物で……”

精神科医・笹山アリ(古手川祐子)が自宅に帰ると、シェフ・田代慎吾(羽場裕一)が、サプライズで誕生パーティーを開いたのだった。

アリと田代は、以前恋人関係であったのだが、
田代は別の女性と婚約をしてしまった。

アリは、自分を振ったことに対して強い復讐心を抱いていた。

そこでアリは、人を驚かせるのが好きな田代の性格を利用した殺人計画を画策する。

まず、隣の敷地からストッキングを被った泥棒がいたと彼に話した。

田代が外に出て行くのを確認すると、玄関のカギを閉める。

その代わり非常階段のカギを開けて、物干し場には
ストッキングを吊るしておいた。

田代は部屋に戻ろうとするが、カギがかかって入れない。

非常階段のカギが開いているのを発見し、そこからアリの部屋に通じるベランダまで移動した。
そこで、ストッキングを見つける。

先程、ストッキングを被った泥棒の話を聞いていた田代は、アリを驚かせるためにそれを顔に被ったのだ。

そして、部屋に入ってきた田代を、アリは
金属バットで撲殺した。

これで、自宅に帰宅したら泥棒が襲い掛かってきたためにバットで殴ったと正当防衛を主張できる…。

通報を受けた古畑(田村正和)は早速、事件現場の検証に
やってくる。

アリの話を聞き、始めは正当防衛の線で進んでいたが、色々と捜査していくうちに次第に殺人の可能性が出てくる。事情を知っているアリに現場の遺留品などを見せ確認
する古畑。

ストッキングをしたままタバコを吸うかが引っかかるのだという。

電話が鳴り、午後からの予定はそのままでというアリ。

振り返ると古畑はストッキングを頭からかぶり
タバコを吸っていた。「吸えます。」飽きれたようにアリは「古畑さん、そろそろ次の予定がありますので…」「すいません。」心理的なやりとりのしながら室をあとにする古畑。

アリが出先から戻ってくると待ち構えていたように古畑が話しかけてくる。「夕飯ご一緒しませんか?」アリは古畑のやり方が強引というが古畑は否定する。

アリ宅で料理に苦戦する古畑。
アリに料理を手伝って欲しいと頼むが断られる。

「先生、料理好きとおっしゃったじゃないですか」そう言われしぶしぶ手伝い始めるアリ。

しかし、誰が見ても不慣れな手つきで調理
するアリ。

古畑はアリが本当は料理ができないということをあたかも証明させようとしているようだった。調理をしながら話を進める古畑。「田代さんの勤め先ご存じでした?」
青山のフランス料理店で勤めていたという。

しかも、強盗に入るようなお金に困っているというわけでもなかったと古畑。

強盗に入る前に東急ハンズに寄ってパーティグッズを購入していた
とレシートをアリに見せる古畑。

さらに事件当日はアリの誕生日だったというが、全てに対してとぼけるアリ。

明らかに不機嫌そうな表情で調理をしている。「神経科の先生と患者が親密に
なったりするんですか?」と古畑。

「相談相手なので時には恋人関係に発展することもあるんじゃないですか?」とアリ。古畑はそれを聞いて満足そうだった。

一緒に作った料理を食べながら
話をする2人。

アリは心理的なテクニックを使って古畑を追い詰める。

古畑は何かを悟ったように目に涙を受かべるのだった。

”いやあこれは難しい事件です。えー田代を殺したのはアリです。これは事実です。しかし、正当防衛であれば彼女を逮捕することはできません。

有罪を立証するためには、計画的であったことを
証明しなければなりません。実は彼女と田代が深い関係であったという証拠。

夕べ2人でパーティーをやったという証拠を見つけなければなりません。

実はあったんです。この部屋の中に。お分かりですか?
ヒントは『東急ハンズ』、『田代の性格』、そして、1番目につきやすいものほど見つけにくいという心理学の鉄則。そしてこれです(銀紙)。古畑任三郎でした”

 

「プロの立場からご意見をいただきたいのですが、一見バリバリのキャリアウーマンが実は嫉妬心の固まりで殺人まで犯してしまうようなことが心理学的にありえますでしょうか?」と核心に
せまる質問をする古畑。

「充分にありえます」と答えるアリ。

事件当日のあの豪勢な料理を作るのは茶わん蒸しもろくに作れないアリが作るのは無理だということ、事件当日に見知らぬ誰かが
忍び込んで料理を作ったというのもおかしいということ、結果料理を作ったのは田代であると証明する古畑。

アリを犯人と決めつけたように話す古畑だったが、証拠がないのに立証できるのとアリ。

しかし、古畑はアリの頭に何かついてると話を止める。

頭から落ちてきたのは銀色の紙だった。

この銀紙はくす玉のものだという。

このパーティーの飾り(銀紙)がアリと田代を結ぶ証拠となり
ついにアリは犯行を認めたのだった。

以上、ドラマ「古畑任三郎」第3話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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